DPReviewが、2021年の「読者が選ぶ製品大賞」の投票結果を公開しています。
・DPReview Readers' Choice Awards 2021: Product of the Year
- 毎年恒例の「DPReviewの読者が選ぶ製品大賞」の最終投票が終了し、2021年に発売されたカメラ、レンズの中から受賞製品が決定した。
- 第3位 タムロン35-150mm F/2-2.8 Di III VXD:有用な焦点距離をカバーするシャープで出来の良いズームで、どの焦点距離でも明るい。このレンズはEマウントユーザーのギャップを埋めるもので、(決戦投票で)12.6%の票を得て読者投票のベストプロダクトの3位を獲得した。
- 次点 ソニーα1:(決選投票の)次点は得票率25.8%でα1だった。これほど小さなボディに、これほど多くのテクノロジーを詰め込んだカメラは他にはないだろう。動体に対応する速度とAFのパワー、風景写真に十分な解像度とダイナミックレンジを備えたα1はまさに何でも撮れるカメラだ。決して安価なカメラではないが、究極の汎用性を求めるハイアマやプロには価格に見合うだけの価値があると思う。
- 大賞 ニコンZ9:(決選投票の)53.7%という圧倒的な得票率で、Z9が2021年の読者投票の1位を獲得した。Z9は、ニコンでこれまでに最も待ち望まれたカメラかもしれない。今回の投票結果でも読者の関心を集めていることは明らかだ。Z9は我々がこれまでに目にしたカメラの中で指折りのパワフルなカメラで、クラストップの機能を搭載しながらライバルを下回る価格で販売されている。
ニコンZ9は、DPReviewのスタッフが選んだ「DPReview Awards 2021」でも受賞していましたが、読者投票でも受賞と、DPReviewではダブル受賞になりましたね。Z9は予想を超える驚きのハイスペックモデルでインパクトが非常に大きかったので、この結果は納得のいくところです。
次点のソニーのα1は発売から少し時間が経ってしまったので、発売時のインパクトが少し薄れてしまった感がありますが、あのサイズで30コマ/秒の連写や極めて高性能なAFを実現しているのはすごいですね。
レンズは、DPReview Awardsの方でタムロンの28-75mm F/2.8 G2がズーム部門で1位だったので、スタッフ投票でも読者投票でもタムロンが選ばれるという結果になりました。35-150mm F/2-2.8は他にはないスペックで、大口径にもかかわらず現実的な価格設定なので人気を博すのも分かりますね。
αユーザー
α1とTAMRON35-150を併せて使ってますが、とても素晴らしいです。
もちろん不満点もありますが、広いカバー範囲を高画質に撮影できる利便性が良いですね。
αユーザーとしてはこれだけの力作がZ9に話題を攫われてしまって残念ではありますが、ぜひSONYにはこれを超えるカメラを作り上げてほしいと思います。
wow
やはりZ9でしたね。しかし2021年中に手元に届いた読者がどれだけいるのかと思うと本当に半導体不足は厳しいですね。
裸眼で玉ボケ
D6ユーザーです。私自身は継続を決めました。
ただこのニュースは良かったです。ニコンには明るく、勢いづく話題がもっと必要です。
Big Foot
Z 9が1位というのは、Nikonユーザーとして嬉しいニュースです。
幸いZ 9を無事手にする事が出来ましたが、同じお店で予約した時間の、15~30分程度の違いが、明暗を分けていた可能性があり、半導体不足に伴う生産量の低下を感じます。
2020年はNikonのレンズだけでなく、カメラにも熱い視線が注がれる年でした。2021年もその勢いを保って欲しいところです。