高価なカメラの活用形態としてレンタルが定着しそう

ITmediaに、デジタルカメラのレンタルサービス事業に関する記事が掲載されています。

特別な日は高級カメラ、レンタル拡大 ベンチャーや大手量販店が事業本格化

  • デジタルカメラの販売が振るわない中、カメラのレンタルサービスが広まっている。ここぞというときの「大切な1枚」は高級カメラで撮りたいというニーズが根強いからだ。ベンチャー企業が会員を増やしているほか、大手の量販店もレンタル事業を本格化している。
  • NiCSは(令和)3年は前年比2倍の利用があった。会員も1万人を超えた。「写真を趣味にしている人のほか、子供の運動会や結婚式などは一眼レフカメラで撮りたいというニーズが強い」(NiCS広報担当)という。
  • 家電量販大手のビックカメラはカメラのレンタル事業を手掛けるベンチャー企業、カメラブと提携し、2年からカメラのレンタルに乗り出した。「まずはレンタルでカメラを手にして気に入ってもらい、機材の購入につなげる」(ビックカメラ広報・IR室)のが狙いだ。
  • スマホの進化が止まらず、カメラ市場が反転する兆しはみられない。もはやカメラ販売が祖業の量販店がレンタルサービスを始める時代。高価なデジタル一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラなどの活用形態として、レンタル形式が定着しそうだ。

 

現在、カメラやレンズはかなり価格が高くなっているので、旅行やイベントなどで年に数回程度しかカメラを使わないならレンタルで済まそうと考える人が多くなるのも頷ける話ですね。

とは言え、レンタルはスマートフォンで写真を撮ってきた人に高価なレンズ交換式カメラに触れてもらういい機会になりそうなので、カメラファンの裾野を広げるのにも役に立つかもしれませんね。