ヨドバシカメラの2022年1月下期の交換レンズのランキングでニコン「Z 24-120mm f/4 S」がトップ

CAPA CAMERA WEBに、ヨドバシカメラの2022年1月下期の交換レンズの売れ筋ベストテンが掲載されています。

ニコンの新レンズが売れ筋ランキングで首位発進

  • データ集計期間 : 2022年1月16日~1月31日

    第1位 ニコン NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
    第2位 キヤノン RF70-200mm F2.8 L IS USM
    第3位 キヤノン RF100-400mm F5.6-8 IS USM
    第4位 キヤノン RF24-105mm F4 L IS USM
    第5位 キヤノン RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
    第6位 タムロン 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2(Eマウント)
    第7位 キヤノン RF24-70mm F2.8 L IS USM
    第8位 タムロン 35-150mm F/2-2.8 Di III VXD(Eマウント)
    第9位 ソニー FE 24-105mm F4 G OSS
    第10位 ソニー FE 70-200mm F2.8 GM OSS II

  • 前回はトップ10入りのなかったニコンだが、「NIKKOR Z 24-120mm f/4 S」が初登場で首位を奪取。一眼ランキングとダブルで首位を制した。このまま勢いに乗って連覇といきたいところだが、次回入荷予定は3月上旬頃と、供給不足が影を落とす。
  • 2位から5位までと7位は、キヤノンの5機種が占める。前回の2機種からさらにトップ10入りを増やした。5機種が一気にランクインしたのは供給不足解消の結果なのか、次回の動向を注意深く見守りたい。

  • 6位は前回トップのタムロン「28-75mm F/2.8 Di III VXD G2」(Eマウント)。ニコンとキヤノンに上位を奪われ、中盤までランクダウンする結果となった。次回の躍進に期待したい。
  • 9位はソニー「FE 24-105mm F4 G OSS」。前々回2位、前回4位とランクダウンしつつもトップ10圏内にとどまった。Eマウントレンズのトップ10入りも今回は4機種となっている。巻き返しを期待したい。

 

ヨドバシのランキングでは、以前はEマウントレンズ(特にサードパーティー製)が圧倒的に強く、ベスト10の大部分のレンズがEマウントということも珍しくありませんでしたが、今回はニコンがトップで、キヤノンが2位~5位、7位と少しEマウント勢が元気がない印象です。シグマがランク外なのも珍しいですね。

ニコンのZ24-120mm f/4 Sは高倍率の標準ズームにもかかわらず高性能で、価格もそれほど高くないので、人気になるのもわかるような気がします。キヤノンは多くのRFレンズが突然ランクインしてきたのは、供給状況が改善してきたためでしょうか。