日経新聞に、CIPAのデータによる2021年のデジカメの出荷台数と出荷額に関する記事が掲載されています。
- CIPAは1日、2021年のデジタルカメラの世界出荷台数が20年比6%減の836万台だったと発表した。一方でミラーレスカメラなど高価格帯カメラへの需要のシフトが進んでいることで、出荷額は20年比で16%増となった。
- ミラーレスカメラの出荷額が31%増となるなど全体をけん引した。趣味層を中心に高級ミラーレスカメラの需要が堅調で、カメラ各社は高価格帯カメラに注力している。
2021年のデジカメの出荷台数はコロナ禍の影響が大きかった2020年を更に下回る数字になってまいましたが、昨年は半導体不足の影響で新製品の多くが供給不足になっていたことを考えると、6%減なら仕方がないような気もします。
一方で、金額ベースでは16%増ということで、引き続きカメラの単価の上昇が続いているようです。この傾向が続くと、カメラはますますマニアとプロ中心の市場になってしまいそうですが、どうなることでしょうかね。
にこな
自分も数年前には考えられませんでしたが、今となっては当然のようにZ9買ってしまった身なので(汗)、プロ用を一般人が手を伸ばして買いたくなる、あるいは、敷居の高さをあまり感じない風潮を肌に感じています、、、
一因としてプロと言われる人がSNSなどを通してそういった高級機を身近に感じさせているという面もあるでしょうか、?
hamayu
この流れは歓迎したくない
高額なカメラに私の手が出なくなる日が必ずやってきてしまう
どりゃー
業界を俯瞰するとミラーレス化とフルサイズ化が同時進行しているのが確実です
キヤノン・ニコンのAPS-C一眼レフが2000年から2020年までずっと主役でありましたが
4陣営のフルサイズミラーレス+その他のミラーレスといった完全ミラーレス時代へ移行し
勢力固まったのが2021年だったでしょうか
キヤノンは2022年RFマウント機で出荷台数を盛り返す見通しを建てていますが
厳しさは相変わらずだと思います
一体型と一眼レフは細々と生き残るといった感じで数年は続きそう
あとはinstax(チェキ)も元気であり続けそう
しかしスマホ+オンラインプラットフォームに完全に馴染んでしまった現代人は
総じてカメラへの関心は薄そうで
カメラファンと世間一般の断絶が気がかりな業界の将来です
も
販売量が減れば単価の高い製品にシフトして収益性を改善する経営スタンスになるのは必然です・・が、余り上げ過ぎると購買層の縮小してしまい かつてのオーディオの様に業界自体が消えてしまわないか心配です。ユーザーを逃がさないハイスペックな商品と伴にコスパに優れた商品企画にも期待したいところです。
popo
カメラの単価が上がっているのは、致し方ないと思います。
低価格のコンデジが売れず、コンデジもRX100シリーズのような
高級コンデジが主力となり、スマホのカメラの高性能化に伴い、
買うならミラーレスという流れの結果だと思います。
確かにZ9や、R3のようなプロ機やそれに近い高価なカメラも
一般ユーザーに売れるようになってますが、家電量販店の主力は、
エントリークラスであることは変わらないので。
フジのチェキのようなスマホのカメラ機能と差別化出来る低価格の
カメラがもっと出てくればまた動向も変わるのではないでしょうか。
to
安価な製品を投入してもポータブルオーディオプレイヤーがスマホを前に復権できなかったように、カメラもこの流れは止められないと思います。
もう薄利多売も望めませんし、エントリー機を部品在庫の枯渇が見えてきたら数年に一度マイナーチェンジしていくのが関の山かと。
個人的にはプロ機を買うような層はアマチュアではあっても一般人ではないと思います。
ミノル
これだけの供給不足でありながら出荷量が6%減で済んでいるのであれば
出荷量減も底を打ったのかなと思いますがどうなんでしょうか。
スマホで済んでしまう時代にわざわざカメラを買う人はスマホでは満足できない
何かを求めてカメラを購入するわけですから、価格より目的に合った魅力的な
商品を出してくれた方がメーカー、ユーザー双方の利益になると思います。
例えばソニーならα1は買わなくても最初からα6400やα7Ⅲを買う人はたくさんいます。
路傍のカメラ好き
世間一般からすればカメラに求めるのは「ピントが合った綺麗そうな写真が撮れる」くらいで、それを手軽に満たしてくれるのはスマホなんですよね。
四隅までの高解像、ボケの美しさ等々個々の要素ではまだデジカメが上かもですが、写真をスマホやフォトフレームで見る程度なら何も問題無いわけで。
スマホが苦手とされている望遠や動体も、いずれは超高画素で動画撮影→良さげな場面を自動トリミング、とかであっさり実現できてしまいそうですし、ソフトウェア処理が入るのを気にする人もいないでしょう。
差別化には結局、生活必需品たるスマホの価格帯では実現不可能な機能を盛り込むしか現状手が無いのかなと。
あるいはチェキやキヤノンの新コンセプトシリーズの方向性ですが、デジカメ復権に繋がるかというと難しそうですね……
寂しい話ですが、せめて自分はカメラを使い続けたいですし、子供ができたら魅力を伝えたいなと思います。
ミカワジン
私が最後に購入したレンズ交換カメラがD750。以前はコンデジを含めて10年来毎年デジカメを購入していましたがもう5年間カメラ本体は購入していません。代わりになっているのはスマホ。タブレットで見るくらいならスマホの方がむしろ見映えがよく、イベント参加の代わりに始めたボッチサイクリングで背面ポケットにすっぽり収まるのは大変便利。昨日もカメラ重視のスマホを注文しました。イベント大幅縮小に加えカメラ本体の高額化もあり、カメラは極少数の人の趣味になりそうです。
ボヘミアン
デジカメが年間1億台とか売れてた頃が懐かしいですね。
今の販売台数での10年分を、1年足らずで売ってたなんて凄い。
そりゃまあ単価上がりますよね。
デジカメが安く買えた時代は終わりと。
寂しいけども、オーディオと同じ道でしょうか。