ソニーの2021年Q3はカメラを含むEP&S分野は減収減益

ソニーが2021年度 第3四半期の決算を発表しています。

決算短信・業績説明会資料

  • エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション(EP&S)分野

    売上高は、製品ミックスの改善等によるテレビの増収及び為替の影響により、10月時点の見通しを上回る見込み。営業利益は、デジタルカメラ、テレビ及びスマートフォンの販売台数の減少の影響があるものの、デジタルカメラ等の製品ミックスの改善やオペレーション費用の削減により、10月時点の見通しを上回る見込み。

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デジタルカメラを含むEP&S分野の2021年度第3四半期は減収減益で、これは「カメラ・テレビ・オーディオ・ビデオの販売台数減少の影響」と述べられています。カメラに関しては、α7C、ZV-E10、α6400などの主力商品が次々に受注停止になっている状況なので、販売台数が減少するのは仕方のないところかもしれません。

とはいえ、2021年度のEP&S分野の見通しは売上高・営業利益ともに上方修正されているので、ソニーは悲観的には見ていないようですね。