日経新聞に、CIPAが発表した2022年のデジタルカメラの世界出荷台数の予測が掲載されています。
- CIPAは22日、2022年のデジタルカメラ世界出荷台数が21年比6.1%減の785万台になるとの予測を発表した。5年連続で前年割れになる見通し。半導体などの部品が不足し、22年も生産への影響が続くとみられる。ピークだった10年に比べると、15分の1程度になる。
- コンパクトデジカメなどレンズ一体型が15%減の256万台、一眼レフやミラーレスなどレンズ交換式カメラは1.1%減の529万台となる見通し。
最近、カメラメーカー各社の決算で相次いで良い数字が出ていて、カメラ業界は回復傾向にあるという印象でしたが、今年の出荷台数の見通しは6.1%減ということなので、引き続きカメラ市場の縮小が続く可能性が高そうです。とは言え、半導体不足の影響が大きい中で6.1%減なら、半導体不足が解消すればそろそろ底を打って反転するかもしれませんね。
どりゃー
やはり厳しい見通しですね
785万台というと最盛期の中位メーカー1社の年間販売台数より少なく
最盛期はキヤノンレンズ交換式カメラだけでも820万台出荷した事がありますから
CIPA全体でコンパクト機も含めてこの状況では一般消費者目線にはオワコン産業と
認知されそうです
一般消費者が再びカメラを買うようになるアイデアを全てのメーカーが探っているのではと思いますが
☆けむり
デジカメの需要は先ず半導体不足で欲しい時に買えない状態がどこまで続くかによるでしょう。
次に趣味商品としての底堅い需要に対して高性能・高価格のモデルが揃って来ていますので、レンズ交換式のカメラは台数減はすれど売り上げ金額で言うと大きく伸長すると思います。
コンパクトカメラでもスマホと差別化された趣味商品としてのモデルは頑張って欲しいです。気軽に持ち歩けてきれいに撮れるモデルだったら欲しいと思います。
スナッキー
デジイチは高価格帯製品ばかりで新しく気軽で小さい製品に選択肢がなくなって久しい状態に。
写真、カメラをカジュアルな趣味として捉える場合、スマホの撮像装置以外では非常に扱いづらい状況になりつつありますね。
(高級オーディオみたいになる。シリコン使っている以上中古もそのうち活動限界が来て枯れる。
GR III系が売れてるのも納得。
もっと趣味に振り切った写真が楽しめる機材を出していただきたいところ。
半導体が無いから暫くはそれどころじゃ無いのかな。
どもん
一億台以上売れていた時代からすると、ほんとに寂しい数字ですね。
オーディオと同じ道になってきているのは明らか。
カメラが割安に買えたのは、もう今は昔ってことで・・・
せめて市場、メーカーがこれ以上減らないのを祈るのみですわ。