タムロンは2023年までにミラーレス用レンズのラインナップを倍増する

DPReviewで、タムロンが決算で発表した今後のレンズの計画が紹介されています。

Tamron says it plans to double its mirrorless lens lineup by 2023

  • タムロンが2021年度通期決算を発表したが、その中に、同社に期待できる製品のヒントがいくつも含まれている。

    発表資料の中で最も注目すべきことは、「新型コロナの大流行にもかかわらず、レンズ交換式カメラと交換レンズの市場は前年比で拡大した」という記述で、販売台数は前年比1%増、販売金額は21%増となっている。

    タムロンは今後の事業計画で「ミラーレスカメラ向け製品を中心に、2023年までにレンズラインナップ倍増」を掲げている。

    現在、タムロンのミラーレス一眼用レンズは9本なので、今後2年以内に20本近くまで拡充されることになる。毎年4〜6本のレンズをリリースするのは大変だが、タムロンは「新フォーマットへの迅速な対応」を掲げており、チャレンジ精神に富んでいるようだ。

    タムロンからどのマウントのレンズが期待できるということなのか分からないが、タムロンは「OEM製品で店頭シェアを拡大したい」とも述べている。

    タムロンの課題のひとつは半導体不足で、 タムロンは「緩やかな回復が見込まれる」と述べているが、「半導体不足の影響は続く」と指摘している。

 

タムロンは今後も年4~6本の速いペースでミラーレス用のレンズを投入していく計画のようですね。

EマウントとXマウントの以外のマウントへの参入があるのか気になるところですが、タムロンは「OEM製品で店頭シェアを拡大したい」と述べているので、非開示のマウントは、Zマウントの28-75mm f/2.8のような形での供給になるのでしょうかね。