OMDSが「OM SYSTEM OM-1」を正式発表

OMDSが新しい積層型センサーを採用したm4/3のフラッグシップ機「OM SYSTEM OM-1」を正式に発表しました。

新製品発表オンラインイベント(YouTube)
OM SYSTEM OM-1(公式サイト)

  • 「OM SYSTEM OM-1」の発売日は3月下旬。
  • 新開発の有効画素数約2037万画素 裏面照射積層型 Live MOS センサー。
  • 新画像センサーTrue PicX ニューラルネットワーク回路を搭載、従来の3倍の処理速度。TruePic X の高速演算処理を最大限に引き出す新画像処理アルゴリズムで、今までにない解像感を実現。
  • 常用高感度 ISO 25600を実現。高感度はISO 102400まで設定が可能。
  • ファインダーは576万ドットOLED。アイレリーフ21mm、倍率0.83倍(35mm換算)、遅延0.005秒、120コマ/秒。防曇処理を施し雨中でもファインダーによる撮影が可能。
  • モニターは3.0型2軸可動式、162万ドット、タッチパネル。
  • AFは1053点像面位相差オールクロスクアッドピクセルAF方式。フォトダイオード4分割構成により縦・横方向で位相差情報を取得。全画素全撮影領域で測距が可能。低輝度限界は-8EV。
  • 被写体認識は新たに動物(犬・猫)を追加。認識速度はE-M1 Mark IIIの3倍。
  • 連写は10コマ/秒、静音連写20コマ/秒ブラックアウトあり、静音連写SH2 AF/AE追従で50コマ/秒ブラックアウトなし、静音連写SH1 AF/AE固定で120コマ/秒 ブラックアウトなし
  • 動画はC4K60p、4K60p。12bit RAWの外部出力が可能。OM-Logに対応。
  • 手ブレ補正はボディー単体で7段、シンクロ手ブレ補正で8段分の効果。回転方向の手ブレをしっかり抑制できるようになっている。長秒撮影の成功率をあげる「手持ち撮影アシスト機能」を搭載。
  • 防塵防滴はこれまでのIPX1からIP53に更に進化。
  • "設定項目を見つけやすく、ミスなく容易に設定でき、設定を確認し易い" を目的としてメニュー構成を一新。
  • ダイナミックレンジは1段分拡大
  • ライブNDはND2~64に対応
  • 5000万画素、8000万画素相当のハイレゾショット。手持ちハイレゾショットはE-M1 Mark IIIの半分の時間5秒で処理ができる。
  • バッテリーはBLX-1を採用。バッテリーライフは520枚。

OMDS_Olympus_OMSystem_OM-1_of_001.PNGOM-1がついに正式に発表されました。ペンタ部には「OLYMPUS」のロゴがありますが、正式名称は「OM SYSTEM OM-1」のようです。

OM-1はAFや連写、EVF、動画、手ブレ補正など全体的に大幅に進化していて、これだけ進化していれば飛び道具的な機能がなくても「おー」と声をあげるようなカメラと言ってもおかしくないですね。進化したAFとAF/AE追従ブラックアウトフリーで50コマ/秒の連写はすごいスペックで、レビューが楽しみです。

店頭価格はキタムラでボディのみ税込25万5520円、12-100mm F4とのキットが税込34万4520円となっています。