2022年に登場すると噂されているキヤノンのカメラ

DigitalCameraWorldに、2022年に登場する各社の新型カメラの噂のまとめが掲載されており、ここではキヤノンの噂のまとめを取り上げました。

Camera rumors in 2022

  • EOS R1:キヤノンは5D Mark IVをR5、6D Mark IIをR6に置き換え、3シリーズのR3を復活させたので、次にミラーレスに引き継がれるのは1D X Mark III のような気がしている。

    この噂は(信憑性が怪しいので)大いに割り引いて聞いておく必要があるが、EOS R1は85MPのグローバルシャッターを搭載し、20コマ/秒の連写が可能で、2100万画素クロップで40コマ/秒の連写が可能だ。AFはクアッドピクセルAFで、最大9段分の効果のボディ内手ブレ補正を搭載している。最高ISO感度は160万、ダイナミックレンジは15.5stopだ。

    良いスペックすぎて信じられないと思うだろうか? しかし、R5の噂が最初にリークしたときも本当とは思えないほど良いスペックだった。


  • EOS R7:ニコンはZマウントのAPS-C機であるZ50で成功を収めており、キヤノンからも7Dシリーズに代わるEOS R7が登場するという噂が流れている。キヤノンが一眼レフ優先の開発から確実に脱却しつつあることを考えると、これは理に適っている。

    EOS R7はRシリーズで最も小型で、スポーツやビデオグラファー向けの製品になることが予想されている。現在、RF-S専用レンズ(RFのAPS-C用レンズ)の計画はなく、R7と他のカメラの両方に適したレンズが登場することになるだろう。


  • EOS RS:キヤノンがα7R IVに対抗する高解像度のフルサイズミラーレスを開発しているという噂は絶えない。実際に、中判カメラに匹敵する1億画素のEOS Rが開発されていること示唆する噂さえある。

    最新の噂によると、EOS RSには8000万画素センサーの採用が期待されており、EOS Rよりも大きなグリップとモニタ、EVFを備えた若干大きなボディのカメラになる。ビューファインダー(これがEVFのことなのかモニタのことなのかは不明)は上下にチルトすることができる。新しいジョイスティック(R3のスマートコントローラーの可能性あり)とデュアルSDカードスロットが搭載されている。


  • EOS RPの後継機のその兄貴分のカメラ:EOS RPはEOS Rシリーズの初期に登場したカメラの1つなので、モデルチェンジされるのは理に適っている。このカメラは現行型より安価になることが予想されている。

    また、EOS RPは、EOS R6とRPの間の大きなギャップを埋めるための兄貴分のカメラの登場も予想されているということだ。このカメラの詳細は不明だが、これがEOS R Mark IIではないことは判明している。


  • EOS C50、C90:2022年にはRFレンズを採用したシネマカメラC50とC90も登場する予定だ。詳細は現時点では不明だが、今年の半ばに登場すると予想されているので、それほど長くは待つことはないだろう。

  • EOS Mシリーズのvlogカメラ:EOS MシリーズはM50 Mark II で(Kiss M II)で引き続き高い人気を維持しているが、キヤノンのAPS-Cの未来はこのカメラにあるかもしれない。このカメラは基本的にDJI Osmo Pocket / DJI Pocket 2のレンズ交換式バージョンだ。このカメラにはジンバルが内蔵され、EF-Mレンズを使用する携帯型vlogカメラで、既に9件の特許が出願されており、実現しそうな製品であることは間違いない。

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元記事にはニコンやソニーなど他社機の噂のまとめも掲載されていますが、長くなるのでそれらは別の記事で取り上げたいと思います。

EOS R1に関しては、その後、グローバルシャッターは採用しないという噂が流れているので、高速ローリングシャッターのセンサーを採用する可能性が高いような気がしますが、本当に8500万画素グローバルシャッターの高速連写機だとしたら驚きのハイスペックモデルですね。

EOS R7は以前に3月に発表されるという噂が流れましたが、今のところ発表の兆候はないようなので、登場するとしても、まだしばらく時間がかかりそうです。

また、EOS RP後継機とその上位モデルが登場すると噂されていますが、上位モデルはIBISで差別化するのでしょうかね。EF-Mマウントのvlog機は、APS-CのEOS R登場後のEF-Mマウントの活用方法としては良いアイデアのような気がします。