ヨドバシカメラの2022年3月上期の交換レンズのランキングでタムロン「35-150mm F/2-2.8 Di III VXD」がトップに

CAPA CAMERA WEBに、ヨドバシカメラの2022年3月上期の交換レンズの売れ筋ベストテンが掲載されています。

大口径"ポートレートズーム"が初の首位に

  • データ集計期間 : 2022年3月1日~3月15日

    第1位 タムロン 35-150mm F2-2.8 Di III VXD(Eマウント)
    第2位 キヤノン RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
    第3位 キヤノン RF70-200mm F2.8 L IS USM
    第4位 シグマ 85mm F1.4 DG DN | Art(Eマウント)
    第5位 キヤノン RF24-70mm F2.8 L IS USM
    第6位 ソニー FE 24-105mm F4 G OSS
    第7位 キヤノン RF100-400mm F5.6-8 IS USM
    第8位 タムロン 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2(Eマウント)
    第9位 タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD(Eマウント)
    第10位 シグマ 24-70mm F2.8 DG DN | Art(Eマウント)

  • 今回ランクインしたすべてのレンスがミラーレス用で、ズームレンズが9機種と圧倒的に多い。メーカー別ではキヤノンが前回から1機種増やして4機種でトップ。タムロンが3機種、シグマが2機種、ソニーが1機種という順になっている。
  • 1位は、"ポートレートズーム"ことタムロン「35-150mm F2-2.8 Di III VXD」。前々回は2位、前回はランク外と乱高下を経て初めて首位に立った。
  • 前回、1か月ぶりに2機種がランキングに登場したシグマだったが、今回も2機種がトップ10入りを果たした。ランキング上位を狙っていきたいシグマだが、安定供給にはまだしばらく時間がかかりそうだ。

 

他にはない個性的なスペックのズーム「タムロン 35-150mm F2-2.8」がついに1位になりましたね。大きく重いレンズですが、これだけ売れるということは、35mmスタートの大口径ポートレートズームを求めていた人が多かったのかもしれませんね。他のメーカーがこれに続いてポートレート用ズームを出すのか、気になるところです。

ランキング全体ではEマウント勢が6機種と引き続き最大勢力ですが、サードパーティー製が相変わらず強く、ソニー純正は1機種にとどまっています。キヤノンはRFレンズの供給不足が多少改善してきたためか、ランクインする機種が多くなってきましたね。

ニコンは新しい人気のZレンズが軒並み長期の納期待ちとなっているので、ランク外という結果も仕方ないところかもしれません。