シグマの次の新型機はAPS-C機かもしれない?

DigitalCameraWorldに、シグマの新製品に関する考察記事が掲載されています。

Camera rumors in 2022

  • シグマはFoveonセンサーに関する開発を白紙に戻し、ゼロから開発をやり直しており、2020年発売予定だったフルサイズFoveon機の計画は頓挫した。しかし、シグマはfp Lという形で従来型センサーを搭載した6100万画素機をリリースしている。では、今年はどのような新型カメラが期待できるのだろうか?
  • フルサイズFoveonに関してはCP+2022で山木氏から、「量産化についてはまだ具体的なスケジュールを発表できる段階に至ってない」と再度報告があったが、明るい内容ではなかった。Foveonの将来、そして技術全般は、現在、かなり不安定な状況にあるように思われる。果たしてこの技術は実現するのだろうか?

  • シグマのAPS-Cカメラ:シグマは以前からAPS-C Lマウントカメラを考えていると述べており、Foveonセンサーを使用するかしないかは別としてAPS-C機を検討している。

    シグマは「またAPS-Cセンサーを使うかもしれない」と述べた上で、「他に非常に良いセンサーが見つかればそれを使うかもしれないが、将来はFoveonセンサーのカメラを開発し続けることになる」と述べている。

    Foveonかどうかはともかく、シグマのAPS-Cカメラの投入はかなり近いのかもしれない。フルサイズFoveonの先行きが気になるところだが、次はAPS-C機が登場するかもしれない。

 

シグマのAPS-C機 Lマウント機に関する発言は、最近では記憶にありませんが、どこかのインタビュー等で山木社長が発言されたのでしょうか。

Foveonに関しては既存のAPS-Cセンサーは古くなっており、また新型のAPS-Cセンサーを開発しているという話は聞かないので、APS-C機が登場するとしたらベイヤー機かもしれませんね。

シグマはAPS-C用のLマウントレンズを既に発売しているので、ボディが出ても不思議はありませんが、パナソニックは「APS-C機を投入しない」とインタビューで明言しており、ライカもAPS-C機の開発を中止しているという噂が流れている中、このタイミングでシグマがAPS-C機を投入するのか興味深いところです。