キヤノンが今年の後半に「EOS R1」と共に超望遠のDOレンズを発表?

Canon Rumorsに、キヤノンのEOS R1とDOレンズを採用した超望遠レンズの噂が掲載されています。

New rumor of Supertelephoto DO's and the R1 [CR2]

  • 信頼できる情報筋によると、キヤノンは次のDOの超望遠レンズのプロトタイプのテストを行っているということだ。

    - RF400mm F3.5 DO IS USM
    - RF400mm F4 DO IS USM
    - RF500mm F4.5 DO IS USM
    - RF500mm F5 DO IS USM
    - RF800mm F9.5 DO IS USM

    プロトタイプから製品化されるのは1本だけだと予想されている。500mmはこれまでで最高の結果を出しており、そのうちの1本は現在出回っている。

    RF500mm DO IS USMはCanon Rumorsのロードマップ(噂されているレンズ)に無かったが、現在のサプライチェーンの遅れのために、キヤノンは投入するレンズの順番の変更を余儀なくされている可能性がある。

    興味深いことに、この情報筋は、キヤノンがこのレンズをEOS R1と共に発表または開発発表することを望んでいると述べている。生産の遅れのために、キヤノンは(正式発表ではなく)開発発表を余儀なくされるかもしれない。この情報筋は、EOS R1の発表が今年後半になることを示唆している。

    キヤノンが今年EOS R1発表する可能性があるのは確実だ。今年後半の発表は、我々がR3のことを初めて知ってから18ヶ月、1DX Mark III の開発発表から3年で、過去の1シリーズはかなりモデルチェンジのサイクルが早かったので、これはおかしなことではない。

    1D 2001年12月
    1D Mark II 2004年4月
    1D Mark III 2007年2月
    1D Mark IV 2009年12月
    1Ds 2002年9月
    1Ds Mark II 2004年11月
    1Ds Mark III 2007年4月
    1DX 2011年10月
    1DX Mark II 2016年2月
    1DX Mark III 2020年1月

    したがって、キヤノンが今年R1をリリースするのは、これまでの流れと何ら変わることはない。唯一奇妙に思うのは、2024年の次の夏のオリンピックから遠い時期なこととだが、ニコンやソニーとの激しい競争に直面してキヤノンは可能な限りR1をリリースしたいと感じているのかもしれない。

 

ニコンはZマウント用の超望遠のPFレンズの開発を既に発表しているので、キヤノンも超望遠のDOレンズの投入を考えていても不思議はありませんね。製品化の有力候補は500mm F4.5(またはF5)のようで、この明るさのDOレンズならかなり軽量コンパクトなレンズが期待できそうです。

また、EOS R1の発表が今年後半と述べられていますが、これは以前に噂されていた時期(2022年Q4)と一致していますね。