ソニーが、パワーズームを採用した軽量コンパクトな広角ズーム「FE PZ 16-35mm F4 G」を正式に発表しました。
・Sony unveils new $1,200 16-35mm F4 Power Zoom lens for E-mount camera systems
- ソニーは静止画と動画の両方を撮るハイブリッドクリエイター向けに、動画の使い勝手を重視したパワーズーム「FE PZ 16-35mm F4 G」を発表した。
- リニアモーターによるAFとズームの駆動はこのレンズが初となる。このレンズは小型軽量で、インナーフォーカス、インナーズームなので、ジンバルでバランスを取り直すことなく使用することができる。
- XDと呼ばれるリニアモーターが6個使用されており、うち2個がフォーカスを、4個がズームを駆動している。鏡筒にはズームリングとズームレバーがあり、レバーを左右にどれだけ動かすかで、ズームイン/アウトの速度を変えることができる。
- このレンズには物理的なズームリングとフォーカスリングが搭載されており、専用のスイッチでクリック解除が可能な絞りリングも搭載されている。対応するボディでは、撮影スタイルに合わせてズームリングの回転方向を逆方向に変えることもできる。
- ソニーによると、このレンズはフォーカスブリージングが最小限に抑えられ、また対応するカメラではブリージング補正が可能だ。
- レンズ構成は高度非球面2枚、ED1枚、非球面1枚、スーパーED1枚、ED非球面1枚を含む12群13枚。絞り羽根は7枚で、最短撮影距離は16mm時が28cm、35mm時で24cmだ。防塵防滴設計で、前玉にはフッ素コーティングが施されている。
- サイズは直径80.5mmx全長88.1mm、重さ353gで、パワーズームが搭載されているが、フルサイズ用のF4の広角ズームとしては最軽量だ。
- FE PZ 16-35mm F4 Gの希望小売価格は1200米ドル/1500カナダドルだ。
FE PZ 16-35mm F4 Gはリニアモーターを6個も内蔵したパワーズームにもかかわらず、非常に軽量コンパクトで、使い勝手がよさそうなレンズですね。ズームはレバーの他に、ズームリングでも操作できるので、スチルメインの人でも違和感なく使えそうです。
価格は、現在、ツァイスT*FE16-35mm F4 ZAがB&Hで1348ドルなので、PZ16-35mm F4 Gが1200ドルならリーズナブルという印象です。
[追記] 国内の公式サイトでも正式発表されました(ニュースリリース)。国内の発売日は4月28日、市場推定価格は税込で16万5000円前後となっています。
タスク
XDリニアモーターでズームまで出来るならかなりレスポンス良さそう
このサイズでインナーズームを実現してるしソニーの技術力はどうなってるの?
シュワシュワ
サイズはXF 10-24 と同等で重量はそれより軽いんですね
小型化がお家芸のソニーらしいレンズで、動画用途も見据えたズームレンズとしてはとてもいい形に思えます
肝心の写りはどうでしょうか?
寒。
これこそ待ってましたのレンズ!
小型の広角ズームを待ち望んでいたので、買います。スチルメインなのでありがたい。
しかもインナーズーム!SONYすごい!
touit
作例見た感じではシャープでdistortionを感じない良いレンズだと思いますが
16.5万円は高いですね
つくね
ちょっとお高いですがこの軽さは素晴らしいですね
a7IVの4k60P時クロップとの相性も良さそうで定番になりそう
ポタリン
このサイズ・重量でインナーズーム、インナーフォーカス何も言うこと無し。
発売即予約です。
DPReviewの実写も許容範囲内、動画時々静止画の定番になりそう。