富士フイルムがGFXへの積層型センサーの採用を示唆?

Fuji Rumorsに、北欧の富士フイルムがGFXへの積層型センサー搭載を示唆するような発言をしているという記事が掲載されています。

Is Fujifilm Nordic Teasing a Fujifilm GFX with Stacked Sensor?

  • 北欧の富士フイルムが新しいWebセミナーを開催しており、こうのシリーズ最初の公式フォトグラファーSoren Solkaerが「暗い場所を飛ぶ鳥の群れを撮影しているが、高感度ではノイズで解像感が失われてしまう。また、鳥の撮影では連写がより速いほど適切な瞬間が撮れる可能性が高くなる。感度やバッファの点で今度の改善は見込めるのか」と質問しており、富士フイルムは次のように回答している。

    「5月のXサミットでXシリーズの新しいセンサーと新しい画像処理エンジンテクノロジーを発表する予定で、APS-CのXシステムのスピードが向上しているのだから、GFXにもその恩恵が及ばないはずがない」

    「詳細は言えないが、GFXシステムは新しいハードウェアでどんどん高速化する。いつになるとは言えないが、その方向に進むと確信している。いつかSoren氏は、現在のGFXよりも遥かに高速な連写が可能がカメラを手に入れることだろう。我々は間違いなくそのようなカメラに取り組んでいる」

    北欧の富士フイルムは、5月に発表される積層型APS-Cセンサーについて言及しているので、積層型センサーの技術が将来のGFXにも搭載される可能性を示唆していると考えてもよいのではないだろうか。

    誤解のないように言っておくと、これまでの噂では積層型センサーのGFXが登場す気配はない。もちろん、この記事の時点ではそのような噂は流れていないというだけだ。

 

話の流れから確かに将来のGFXへの積層型センサーの採用を示唆しているようにも聞こえますが、一般論として「将来のGFXはどんどん高速する」と言っているだけの可能性もありますね。

中判カメラで高速連写機の需要はそれほどないかもしれませんが、高速スキャンの積層型センサーが登場してメカシャッターレスになれば、GFXの小型軽量化が期待できそうです。