リコーが「K-3 III」の新ファームと共にアストロトレーサーType3の作例を公開

リコーがPENTAX K-3 Mark III 用の機能拡張ファームウェアバージョン1.14を公開し、アストロトレーサーType3の作例を掲載しています。

機能拡張ファームウェア PENTAX K-3 Mark III

  • ファームウェアのアップデート(ver.1.41)を行うことで、K-3 Mark IIIに以下の機能が追加されます。

    アストロトレーサー Type3:
    GPSユニットO-GPS1を用いずに天体追尾撮影を実現する新たな簡易赤道義機能「アストロトレーサーType3」を搭載。実際の撮影前に自動的に予備撮影が行われ、星の動きから天体追尾を可能とします。

    これにより、従来のアストロトレーサーでの撮影で不可欠であったGPSの測位待ちや、撮影前、およびレンズ交換時に必要な精密キャリブレーションの作業が不要となります。さらに、従来苦手だった磁気の影響を受けるような場所でも撮影することが可能になります。

pentax_astroType3_sample_001.jpg

作例は450mm(換算675mm)60秒で撮影されたものですが、上手く追尾していて、赤道儀なしてこれだけ撮れるならかなり楽しめそうです。極軸合わせ等のテクニックも不要なので、天体撮影の入門用としてもいいかもしれませんね。