キヤノンが、ドローンへの搭載を前提としたパンユニットを備えた小型カメラの特許を出願しています。
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出願人:キヤノン株式会社
公開番号:P2022043239
出願番号:P2021212307
公開日:2022-03-15
発明の名称: 駆動装置、電子機器、撮像装置及び移動体 - 【課題】小型化することができる撮像装置を提供する。
- 画像を撮影する方向を変更するためにはジンバルごとドローンの本体の向きを変更する必要があり、ドローンの操縦者に不便を強いる。そこで、レンズ鏡筒をパン方向やチルト方向へ大きく動かすことができるカメラが提案されている。しかしながら、特許文献2のカメラでは、カメラのサイズを小さくすることができず、ドローンや自転車のハンドルへの装着の自由度が減じるおそれがある。
- 本発明の目的は、小型化することができる駆動装置、電子機器、撮像装置及び移動体を提供することにある。
- 上記目的を達成するために、本発明の駆動装置は、被駆動体を支持する支持部と、前記被駆動体の回転を検出する位置検出部と、前記被駆動体をパン軸を中心に回転させるためのパン用駆動部とを備える駆動装置である。
キヤノンがドローン搭載用のカメラの特許を出願していますが、キヤノンはドローン分野への参入を考えているのでしょうか。このカメラのデザインは、同じようにパンユニットを搭載しているPowerShot PICKに似ていますね。
鶴舞の仙人
いよいよキャノンの影像戦略の一端が見えてきたようです。
英國紳士
つまりこれは従来型のクアッドコプターだと、チルトは出来てもパン出来なかったりとか、出来ても可動域が狭かったりとかなので、この特許だとパンは360°自在に出来、チルトも180°出来るから便利なドローンだよっ!て風に解釈しました。
2枚目がフライト中を想定した画みたいなので、カメラの視野に入って邪魔になるであろうスキッドが跳ねたがってますよね。
エルロン操作と同時にパンをずっと回転させながらフライトしたり出来るのはカメラが独立してパン出来る事のメリットだと思いますし、一般的なドローンだとパンがないのが多いのでラダー操作で旋回してカメラの向きを変えたりします。なので、一定方向にまっすぐ進みながらの回転撮影は途方もなく難しいわけですから。
Airpeakは一般には手が届きにくいドローンでしたが、これはDJIとかのシェアを本気で取りに行くつもりで考えられたドローンみたいな気がしますね。
どりゃー
キヤノンはさすがにドローンまで手掛けないとは思いますが、
ドローンメーカーと提携したり買収したりする可能性はありますね
産業用ドローン撮影分野には参入もありそう
てばまる
ドローンで動画撮影時に水平パーンは本体を回転させますが。一定速度でパーンするのはちょっと難度が高いのでジンバルだけで回転するなら動画マンにとっては非常に助かる機能になりますね。
添付図はドローン全体図もありプロペラなどにも符号が売られていることも考えるとドローン全体の開発もあるのかなと思います。ジンバルの安定した回転をさせるためにプロペラの回転の精密な制御も必須ですし。
ドローンは成長分野でSONYも手掛けてますしキャノンの進出もあり得るかも。