ソニーが、カメラを含む一部製品の出荷価格を4月1日から3~31%値上げするとアナウンスしています。
- ソニーマーケティング株式会社は、2022年4月1日より、日本国内向けに販売している一部製品のメーカー出荷価格を改定する。昨今の半導体不足をはじめとする外部環境の影響を受け、原材料費、製造・物流コストなどが高騰している事を踏まえて、下記の通り出荷価格の改定を行う。あわせて、メーカー希望小売価格を設定している製品は、希望小売価格の改定を実施する。
- 出荷価格、希望小売価格改定実施日: 2022年4月1日
- 対象カテゴリー: サウンドバー、ホームシアターシステム、コンポーネントオーディオ、ブルーレイディスク/DVDプレーヤー、デジタル一眼カメラ、デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、プロフェッショナルカムコーダー、ヘッドホン、ポータブルオーディオプレーヤー、アクティブスピーカー、ネックスピーカー、ラジオ、AVアクセサリー 他
- 価格改定率: 約3~31% 増
(以下、リストからスチルカメラとビデオカメラのみ抜粋したものです)
ケンコー・トキナーやキヤノンに続いて、ソニーもカメラ関連製品の値上げを発表しましたが、部品不足や燃料代の高騰等、現在の世界情勢では値上げもやむを得ないところですね。
レンズ交換式カメラで値上げの対象になっているのは「α6400」「α7C」「ZV-E10」で、いずれも現在、受注停止されているカメラですが、受注が再開したら次の出荷分から値上げするということでしょうか。オープン価格のカメラは値上げ幅がわかりませんが、どの程度値上げされるのか気になるところですね。
ぶらりん
受注停止している製品を受注再開の知らせをする前に値上げ、となると、
消費者に駆け込みすらさせない姿勢に受け取られかねませんが、
それだけ製造原価がかなりタイトなことになっている内情が窺えます。
3太郎
時勢的に値上がりの波は止む無し、という感じですね。
カメラ関連では本体のみが広く対象になっていますが、交換レンズにも波及させずになんとか頑張ってほしいところです。
平社員
円安も進んでるし、カメラが安くなる要素がないですね。
英國紳士
私個人としてはZV-E10を販売停止直前に買ってて良かったと思う反面、A6400等のエントリー向けの機種やA7Cの様なカジュアルにカメラを持ち歩きたいと願う層向けのものが高くなってしまうのは、これからカメラを始めたいと思う人の敷居をますます高くしてしまうようでとても複雑です。
ZV-E10ですらもしボディのみで10万超えしちゃったら、ほんと「ふーん。やっぱカメラなんてスマホでいいや」ってなりそうです。
しばらくは円安進むと思いますが、せめて戦争が早く終わって世界中がもっともっとものづくりがしやすい世の中になってくれればいいなと思って募金してきました。
ひまわり
値上げは覚悟していたけど、ボディだけにとどまったのが幸いです。α1やα9等の上位機種はリスト入りしていないので良かった。この辺のクラスのカメラが10%値上がりしたら5万円以上となるからね。カメラもレンズもバッテリーも製造が厳しく半導体部品の入手が厳しいんだろうね。売りたくても売るモノがない状態が続けばどんどん経済が悪化しそう。
んじゃめな
レンズは値上げしないでいいのでしょうか?