シグマが、フルサイズミラーレス用のコンパクトな中望遠レンズの実施例を含む特許を出願しています。
- 出願人:株式会社シグマ
公開番号:P2022061515
出願番号:P 2020169465
公開日:2022-04-19
発明の名称: 結像光学系 - 【課題】デジタルカメラやビデオ用のレンズで、諸収差が良好に補正された、静粛かつ迅速なフォーカスを有する、小型の結像光学系を提供する。
- 近年、そのミラー部分を取り除き、結像光学系と撮像素子の間隔を短くした撮像装置がある。
- その中で、撮像素子は大型のものを使用しつつ撮像装置は小型化させたものが普及している。小型化された撮像装置に対して、結像光学系も全長や外径の小型化が要求されている。
- 本発明によれば、デジタルカメラやビデオ用のレンズで、諸収差が良好に補正された、静粛かつ迅速なフォーカスを有する、小型の結像光学系が得られる。
- 実施例1(90mm F2.8)
無限遠 最短撮影距離
焦点距離 87.30 81.33
Fナンバー 2.90 2.91
全画角2ω 26.37 26.35
像高Y 21.63 21.63
レンズ全長 80.02 80.02
- 実施例4(70mm F2.8)
無限遠 最短撮影距離
焦点距離 72.10 66.91
Fナンバー 2.90 2.90
全画角2ω 31.67 31.76
像高Y 21.63 21.63
レンズ全長 70.44 70.44
- 実施例5(100mm F2.8)
無限遠 最短撮影距離
焦点距離 102.00 93.47
Fナンバー 2.90 2.89
全画角2ω 22.67 22.83
像高Y 21.63 21.63
レンズ全長 87.72 87.72
特許のレンズは「ミラー部分を取り除いた撮像装置」という記述があるので、像高と併せてフルサイズミラーレス用のレンズですね。
実施例のレンズは光学全長からフランジバック分の長さ(Lマウントだと20mm)を引くと、全長は90mm F2.8は約60mm、70mm F2.8は約50mm、100mm F2.8は約68mmと非常にコンパクトなレンズになっています。
コンパクトな90mm F2.8は既にIシリーズで製品化されていますが、他のレンズも製品化されるのでしょうか。
ヲニヤンマ
フルサイズで2倍以上のマクロレンズ作ってくれ〜。
キヤノンのMP-E65mmは素晴らしいレンズだけど、やや設計が古い。
Rマウントの最新マクロレンズとEFレンズを較べると、長足の進歩を遂げていることが分かるんだよね。
キヤノンの1.4倍マクロレンズも画期的だけど、レンズメーカーにもがんばって欲しいなあ。
Far
どれか1つ(できれば90mm)でもハーフマクロになっていると嬉しいですね。
お散歩マクロにピッタリっぽい。