「K-3 Mark IIIモノクロモデル」と「K-70天体撮影専用モデル」に関するアンケート調査の内容

Pentax Rumorsが、リコーイメージングが実施している一眼レフカメラに関するアンケート調査の質問事項に記載されている「K-3 Mark III派生モデル」と「K-70派生モデル」を紹介しています。

Pentax K-3 Mark III Monochrome and K-70 dedicated to Astrophotography

  • リコーイメージングは「PENTAX 一眼レフカメラ調査」の中で、ペンタックスユーザーに次の2機種のカメラへの関心度について尋ねている。

    - モノクロ専用機のPENTAX K-3 Mark III
    - 天体専用機K-70

    この2機種の発売はまだ決定していないということだが、少なくともかなり真剣に発売を検討していることを示唆している。

    (※以下、アンケートより引用)

    「PENTAX K-3 Mark III派生モデル」についてお尋ねします。
    次のようなカメラが発売されたら購入されますか? ※商品化は未定です。

    K-3 Mark IIIモノクロ撮影専用モデル
    □特長
    ・カラーフィルターのない特殊なCMOSイメージセンサーを採用
    ・通常モデルのモノトーンで撮影するより、自然な解像やノイズ感の画質を実現
    ・モノクロ仕様のデザイン
    □価格:35万円(税込)
    □発売:2023年以降


    「PENTAX K-70の派生モデル」についてお尋ねします。
    次のようなカメラが発売されたら購入されますか? ※商品化は未定です。

    K-70天体撮影専用モデル
    □特長
    ・Hα線の感度を通常モデルの10倍にまで高めた撮像系を採用
    □制限事項
    ・日中での撮影は不可
    □価格:15万円(税込)
    □発売:2022年以降

 

「PENTAX ミーティングオンライン2021」で「K-3 MarkIII ASTORO」「K-3 MarkIII モノクロセンサ搭載の派生モデル」を検討中と言及されていましたが、今回のアンケートでは天体専用モデルはK-70がベースになっていますね。

天体専用機はHα線の感度を通常モデルの10倍ということで、EOS RaやD810AのHα線の透過率が4倍(EOS 60Daの透過率は3倍)なのと比べると、かなりHα線の透過率が高くなっているようで、赤い星雲が良く写りそうです。価格はベースがK-70なので比較的安価ですね。