CAPA CAMERA WEBに、ヨドバシカメラの2022年4月下期の交換レンズの売れ筋ベストテンが掲載されています。
- データ集計期間 : 2022年4月16日~4月30日
第1位 ニコン NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S
第2位 タムロン 35-150mm F/2-2.8 Di III VXD (Eマウント)
第3位 ニコン NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
第4位 キヤノン RF14-35mm F4 L IS USM
第5位 キヤノン RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
第6位 キヤノン RF24-70mm F2.8 L IS USM
第7位 シグマ 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary (Eマウント)
第8位 ソニー FE 70-200mm F2.8 GM OSS II
第9位 タムロン 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Eマウント)
第10位 キヤノン RF24-105mm F4 L IS USM - 1位はニコンの超望遠レンズ「NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S」。初登場で首位を奪取した。「NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S」は供給不足もあって連覇は厳しそうだが、ニコン勢の次回の順位に注目したい。
- 前回は6機種がランクインしていたキヤノンだったが、今回は4機種がランクインを果たした。キヤノンは順位が激しく変動する結果となっている。
- 8位はソニーの望遠ズーム「FE 70-200mm F2.8 GM OSS II」がランク外から返り咲いた。前回トップ10入りのなかったソニー勢の中で大健闘だ。しかしヨドバシドットコムでの納期は約5か月後となっており、次回のランクインは厳しい状況となっている。カメラとともに、早期の供給不足解消を望みたい。
ニコンのZ800mm f/6.3はスペックの割に小型軽量で価格も安いので、人気になるのも納得のレンズですが、とは言え大型の超望遠レンズがランキング1位は驚きですね。
キヤノンは値上げ前の駆け込み需要が終わったので、前回ほどの勢いはありませんが、それでも4機種ランクインしていて悪くない結果と言ってよさそうです。
ソニーは前回、前々回とランク外でしたが、今回は人気のFE70-200mm F2.8 GMがランクインしてきました。しかし、このレンズも次の納期は5ヶ月後ということで、ソニーのレンズもかなり供給不足に陥っているようですね。
未来
ヨドバシのランキングって他とは次元が違いますよね。
先ず一般人が買わないレンズが1位になったりします。
家電量販店とは違い、さすがカメラ屋って感じです。
かめライダー
ソニーのレンズが供給不足となるとFE24-70mmGMⅡですらどうなるのか不安です。
必要なのは今まさにこの時なので、1ヶ月とかならまだしも流石に2ヶ月~納期半年以上待ちとかだと検討することになってしまう。
地方に唯一あるカメラ屋の代表格であるカメラのキタムラでも、売っているどころか最新ボディ・レンズの展示品すらないのですべてYouTuberや解説サイト頼みにならざるをえない状況でもあります。
Z9ユーザー
Z 800mm f/6.3って興味はありますが、Fマウントの300/4(手ぶれ補正がおかしいのと低解像)と500/5.6(日中の低コントラスト)で苦い思いをしているので、どうも踏み切れないです。品薄が解消されたらレンタルで確認したいところですが・・・
ゆーた
こういうのって、金額ベースですか?
90万円近い受注販売のレンズが何本売れているのやら。
はや
同じくコントラスト低下の症状で悩んでいたので躊躇している1人です。値段が値段なだけに購入前にその部分がどうなっているか確認したいですね。実売80万近いですが、かなりの人が待ち望んでいたレンズだったんだなと改めて感じました。
光軸
ニコンのPFレンズには進化を感じています。
500mmは、確かに太陽を入れるとやや厳しい面がありますが、普通に日中使用している分には、まったく問題ありません。むしろ、解像は最高級というのが3年以上使った実感でした。
今回トップになったZ800mmは、Z9購入層が買っていると思いますが、開放で二線ボケが出にくいなど、更に性能を上げたと感じています。Sラインでこの価格というのも、人気の一因でしょう。
VrMr
2位から10位までが、優れた描写や独自のズーム領域を売りにするズームレンズで占められているのに対して1位は単焦点しかも用途がかなり限定されるであろう超望遠であるのが印象的です。
F値も2.8/4だけでなく、F5.6を超えているレンズが3本も入っている点はミラーレス時代のレンズ設計の特徴ですね。
クリーム茶
>こういうのって、金額ベースですか?
ヨドバシは台数ベースらしいです。前は金額ベースって言われてたけど台数ベースのPhile Webと似たような順位なのでCapaのも台数ベースって結論になってたかと。
光軸
2投目失礼します。
数量ベース、かつ、実際に受け渡しが行われた数(予約数ではない)、でしょう。
幅広い製品が品不足の折ですから、事前の作り置きができる新製品が有利になる面はあるでしょう。ただ、それを割り引いても、Z800mmは立派な人気ぶりと思います。
尚、受注販売というのは、受注生産とは違い、販売店は在庫を持たないものの、メーカー側では一定の在庫を抱えておく方式をいうようです。もちろん、現在はメーカー在庫も払底状態でしょうけれども。