キヤノンが「EOS R10」を正式発表

キヤノンが、EOS Rシリーズの小型軽量なAPS-C機「EOS R10」を正式に発表しました。

小型・軽量のAPS-Cサイズミラーレスカメラ"EOS R10"を発売

  • キヤノンは、小型・軽量ボディーに「EOS Rシステム」の高い性能を凝縮し、本格的な静止画・動画撮影をより手軽に楽しむことができるミラーレスカメラ"EOS R10"を2022年7月下旬に発売する。
  • メカシャッター/電子先幕による撮影時は、AF/AE追従で最高約15コマ/秒、電子シャッターによる撮影時は、AF/AE追従で最高約23コマ/秒の高速連写が可能。
  • 「EOS R3」のAF被写体検出技術を継承し、人物、動物(犬・猫・鳥)、乗り物(モータースポーツにおける車・バイク)の動きが速いシーンにおいて快適な撮影が可能。
  • 新開発の有効画素数最大約2420万画素APS-CサイズCMOSセンサーと、映像エンジン「DIGIC X」により高画質を実現し、有効画素数最大約3250 万画素のCMOS センサーを搭載する「EOS 90D」、「EOS M6 Mark II」と同等の解像性能を達成。
  • 6Kオーバーサンプリングによる高画質な4K動画撮影を実現。
  • レンズ内光学式手ブレ補正機構(レンズ内IS)を搭載したRFレンズ装着時は、動画電子ISとレンズ内ISの協調制御によって手ブレをより効果的に軽減。

canon_EOSR10_of_001.jpgEOS R10のスペックは先日のリーク情報通りで、IBISは省略されているものの、連写速度はエントリーモデルとしてはかなり速く、動きモノの撮影にも結構使えるかもしれませんね。動画はクロップされるものの4K60pに対応しており、このクラスとしては優れたスペックと言ってよさそうです。デザインは先日の正面からのリーク画像よりもキュートな印象です。

価格は国内の販売店ではまだ出ていないようですが、海外では希望小売価格がボディのみで979.99ドル、RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STMとのキットが1099ドルとなっています。