PetaPixelに、ペンタックス(リコー)のミラーレスカメラ参入の失敗に関する考察記事が掲載されています。
・Why Pentax Has Failed at Mirrorless Cameras
- なぜペンタックスはミラーレスカメラで失敗したのか。この10年でミラーレスカメラの技術は、多くの写真家や映像制作者に歓迎されるものに進化した。この過程は多くのカメラメーカーにとって楽な道のりではなかったが、フィルムからデジタルカメラへの移行の過程で犯した失敗を教訓に、多くのメーカーが同じ失敗を避けるように発展してきた。
では、なぜペンタックスから(istDが登場してから)19年の間に素晴らしいミラーレスカメラが登場しなかったのだろうか? 簡単に言うと、あったにはあったのだが、このブランドや製品にかかわる機会を逸してしまった可能性が高い。
ペンタックスの開発規模が縮小し、ユーザー基盤も弱くなってしまった現在の状態に至ったのは、ターゲット層とマーケティング手法が原因だ。
70年代から80年代にかけて、ペンタックスの一眼レフユーザーは親や祖父母から多くのカメラと写真の知識を受け継いでいた。フィルムカメラは短期でモデルチェンジしないので、伝統という考えがあり、それが業界一のロイヤルカスタマーを生んだ。ペンタックスはファミリーヒストリーに基づいたブランドだった。
その後、ペンタックスはミラーレスカメラへのアプローチをしたが、ピュアリスト達から多くの反発を受けた。このためペンタックスブランドは、コアなペンタックスユーザーにも新しいユーザーにも届かず、マーケティングの機会を損失した。
マーケティングは製品のアピールに大きな役割を果たす。ソーシャルメディアは、ここ10年間で消費者の購買意欲に莫大な影響を与えている。ソーシャルエンジニアリングによって、得られたデータを咀嚼し、フィードバックに耳を傾けながら新しい顧客を見つけることができるようになったのだ。
ペンタックスは残念なことにこの戦略の転換が間に合わなかった。これは2006年のHOYAとの合併と、2011年のリコーへの売却で、ブランドの所有者が変わったことに起因している。オンラインマーケーティングでは一貫性が重要で、チームや所有者が変わるマーケティングに悪い影響がでることがある。
他のメーカーはペンタックスと比べると、ソーシャルメディアやインフルエンサーによるマーケティングを大規模に導入しており、カメラに何が必要とされているのか知ることができた。そして、ミラーレスシステムが一から構築された。
将来に向けてペンタックスは迅速に戦略を転換する必要がある。研究開発はコア製品の遺産を超えて、新しい世代に焦点を当てる必要がある。内部の開発よりも外部との意思疎通に重点を置くべきだ。ペンタックス製品は優れているが、新しい世代からの情報のインプットが不足している。
ペンタックスはより優れたミラーレスカメラを造れるのだろうか? ペンタックスが成功するためには、ターゲット層と撮影ジャンルに焦点を合わせた他とは一線を画すハイエンド機を造る必要があるだろう。ペンタックスのレガシーを保ちながら90%は新しい世代が求める映像製品の機能にフォーカスする必要がある。メーカーは、コミュニティを造り、それに耳を傾け、彼らと共に製品を開発することを重視するべきだ。
ペンタックスはスマートフォンや競合他社のカメラを使っている人たちに目を向ける必要がある。もし、それが上手く行けば、同社は5年後にミラーレス市場で成功することができるだろう。
記事ではペンタックスのマーケティング手法に問題があり、もっとソーシャルメディアを積極的に活用するべきだったと述べられていますが、開発リソースなどの問題もあるので、マーケティング手法を変えてミラーレスで成功したかは、なんとも言えないところかもしれません。
とは言え、ペンタックスがQシリーズを投入する2011年のタイミングで、Kマウントや645の開発リソースを全て注ぎ込んで、より大きなセンサーの本格的なミラーレスシステムを投入していたらどうなっていたかは興味深いところですね。
元記事ではやり方によっては5年後にミラーレス市場で成功できるという言葉で結ばれていますが、現在、ペンタックス(リコー)は一眼レフに注力する姿勢を明確にしているので、これからミラーレスに参入する可能性は低そうです。
とんぬら
ペンタックスではなく、リコーの話をするなら、GXRのMマウントユニットから派生して、一体型Mマウントミラーレス+GRブランドのMマウントレンズを出していればワンチャンあったかもしれません。
kmz
Pentaxは一眼レフで行くという宣言もありましたし、ミラーレスを出すならRICOHブランドでしょうね。
ミラーレスを出すなら極力小型化した中判の1機種のみ、645マウントにもKマウントにもマウントアダプターで対応(ついでに67も)、というのがあり得るシナリオのように思います。
やまだ
リコーブランドでLマウントのミラーレスを期待しています。
GRに搭載されているカスタムイメージ・ポジフィルム調が使えると素敵です。
ジェラ
今から!?いやぁ、今からミラーレス戦争に参入は危険過ぎると思いますね。
下手すりゃブランド存亡の危機。
現在のこのスローな開発ペースを見るに進化と流れの早いミラーレス市場に参入したら激流に揉まれてしまうんじゃないかな。
そして最低でもソニーやキヤノンあたりとスペック的についていかないとまともに戦えない。
一眼レフに残る宣言はそういったことを踏まえた末の方針だと思うのでないとは思いますけど。
KT
単純に当時のキヤノン、ニコンと同じでミラーレス機を一眼レフの下位互換、紛い物として舐めていたからだと思いますが。脱レフ機の流れを一時的なものだと見誤った。それだけの話だと思います。まあK-01も改めて触ってみると結構悪くないカメラなんですけどね。
今さら他社と渡り合えるだけのミラーレスシステムを新規開発できるとは思えませんから、今後も一眼レフと一蓮托生路線で行くしかないでしょう。
to
それらを可能にする事業資金が今のペンタックスに残されているとは思えませんが、どうでしょう。
タイミング的にも今後ミラーレス市場から撤退するメーカーこそあれど、新たに参入して成功を収めるのは至難の業かと。
田中太郎
一眼レフでいく宣言出した時点でもうミラーレスは諦めたと思いますけどね
ただ右肩下がりのカメラ業界で、さらに一眼レフという右肩下がりのジャンル
一眼レフだけ作っててこの先生き残れるんでしょうかね・・・
ミック兄さん
PENTAX Q無くす時にQマウントをGXRのユニットとして残したり
GXRはフルサイズって道も有ったかもしれないですね。
KマウントでもLマウントでもユニットで対応出来ますし
マルチフォーマットの母艦として残せれば良かったのですが、、、。
NADA
ミラーレスありきで話をするとそうなるだろうけど、PENTAXブランドは、不変のKマウントを維持継続して行く今の方向性で間違ってはいないと思うけど。
ミラーレスをやるならリコーブランドで新しいシステムを構築した方が良いと思う。そして、レンズ交換式自体もう古いシステムなのかも・・
GRの写りがあるなら、いっそレンズ交換式カメラを作るより、焦点距離毎のコンデジを作る方が光学的にも良いだろうし。
そしてGR用の完成度の高い外付けEVFが欲しい。
ぺんたこ
一眼レフに専念するならもう少しアピールしてほしいですね。宣伝でもミーティングでもあらゆる手段使って。今のところそういう姿勢はみられますが行動が伴っていないと思います。とにかく動きが遅いといいますか。
あと、レンズのロードマップの更新や追加情報、645Zや K-1シリーズがどうなっていくのか全然先がみえません。発信があまりになくて、ファンは不安であり不満だと思います。そうした期待に応えてくれているのでしょうか。
M-KEY
K-1のタイミング(2016年=α7IIの1年半後、ハッセルX1Dと同時期)に、アダプターでKマウント&645レンズがフル機能で使える33×44mmセンサーのミラーレス機を50万円以下で出していれば、勝機はあったかもしれません。
でも、今からミラーレスに参入するのは厳しすぎます。
K-3 Mark IIIのようにクラファンを利用したネット販売で趣味度の高い一眼レフを末長く作っていくのが最善のような気がします
Zoyashi
私はレフ機からミラーレスに移行しましたが、ミラーショックが無いカメラに撮る楽しみの物足りなさを感じ、レフ機も買い戻そうかと思っています。
そう考えると末永く使えそうなペンタックスは魅力的な選択肢です。
ペンタックスがミラーレスへ参入しないことがネガティブに捉えられることもありますが、むしろ競合がいなくなりチャンスとも思います。
仮に実用的なハイブリッドファインダーが開発されれば(特許は出てましたね)、認識系AFも使える、OVFも使える魅力的なマウントになると思います。
大口径、小フランジバックのレンズは開発できませんが、ペンタックスに求められているのはFA LIMITEDのような程よく収差を残したレンズだと思いますので今のマウントでもそれ程問題ないように思います。
どもん
他社がミラーレス機に流れる中だからこそ、一眼レフを提供し続ける姿勢が
輝いて見えるのは私だけでしょうか。
レンズはKマウントのままで、一眼レフ(OVF)、ミラーレス(EVF)を
使い分けられたら面白い気はしますが。
いっそのこと、ファインダー交換によってOVF,EVFを選択できるという手も。
クルマでもEVがしきりに持ち上げられますが、全て良いとは思えません。
ましてや趣味の製品ともなれば、他人と違う方が嬉しい場合もあるので、
ペンタックスが一眼レフに踏みとどまってくれて喜んでいる1人です。
どこも同じような商品ばかりでは面白くありません。
多様性があってこそ市場も盛り上がるものだと考えます。
bk
ミラーレスはGRで頑張る、でいいんでないでしょうか。
カカオ
他社と違ってマウント変えることなくミラーレス化したK-01があったのに続きませんでしたね。
フランジバックの関係で小型化できないのかもしれないですが、新たにレンズ準備しなくていい分、ユーザー・メーカー共に負担少なくてよさそうな気がしてたんですが。
そのうち性能強化したK-01の後継機をクラファンで作ったりするとかあるんですかね。
だ旦那
今、PENTAX(リコーイメージング)に求めたいのは、後追いとなるミラーレスカメラ開発ではなく、究極の一眼レフカメラであろうフィルム一眼レフカメラの復刻(開発)だと考えます。復刻(開発)するのが現代版LXだったらなお嬉しいです。
kooth
ミラーレスであろうが、一眼レフであろうが、
開発リソースが小さい所は無理できないでしょう。
仮に無理するとしたら、645をフランジバックそのままでミラーレス。
645Zは44x33センサだけれど、
フル645のイメージサークルだから、
センササイズを今より大きくすることで、GFXより上に逃げられる。
SoA
失敗も何も PENTAXはミラーレスには参入してなかったのでは。K-01はとことんデザインで遊んだ製品であって彼らが目指したミラーレスのコンセプトモデルでは無いと思います。また自ら一眼レフ宣言されてますので、今後も参入は無いと思いますし。
Nikonももう一眼レフには戻らなさそうなので、小さいパイながらも世界で唯一のメーカーとして存在価値は確立出来るのかなと思います。
自分はペンタキシアンとは言えませんが、PENTAXの何だか尖った所は好きですね。最近のモノクローム専用機の噂に触発されて、PENTAXに一軸を置く準備として新型レンズを幾つか買いました。自分のK-01では電磁絞りが使えないので尖った新しいボディーを早く手に入れたいです。
m2c
PENTAXブランドでのミラーレス展開は、早すぎた失敗ではと思います。新規のとんでもなく斬新な小口径マウントのミラーレス機はキワモノ扱いだし、既存マウントを使用したミラーレス機はキワモノ扱いだし。明らかに出だしは早かったように思いますけど、残念です。
でも、やっぱりリコーブランドでのGXRの展開が、結果として残念な結果に終わってしまって悔やまれます。個人的には量販店で展開するようなシステムじゃなくて、業務用に行くと思っていました。
GRの流れにこだわりすぎたんでしょうかね。でも、それで今のGRがあるので、たぶん『悪いことばかりじゃなかった』って気がします。
今はなんで撮ろうがビュワーはスマホなので、仕上げをパソコンかタブレットかスマホで調整ですよね。
ですので、ミラーレスである必要もないし、スマホである必要もないし、一眼レフでもいいわけですよね。仕上がりがわからないんだったら、無理にミラーレス機でなくてもいい気がします。
新しい機種やレンズの更新は出し続けてほしいですが。
TS
そんな難しい話ではなく
・コンデジのレンズ交換版としてのミラーレス
・ミラーレスの利点がゼロの一眼レフマウントミラーレス
ていう選択が間違えてただけの気がする
ゅぃ
失敗したというより、端からマーケットを拡げる気がなかったのではないでしょうか!?
まともに使える様な機種を出す迄や、そこから新たにレンズを開発、発売、展開するまでかなりの出費を伴いますから、Qシリーズだったり既存のKマウントが使えるミラーレスしか造らなかったのだと思います。
そもそも潤沢な開発費などがあったら、レフ機でももっと早い段階でフルサイズを出していたと思います。
並み居るライバル会社が軸足をミラーレスにした後、レフ機を使いたいユーザー層を取り込む算段をしていたのかもしれません。
レフ機のマーケットがどれだけ残されるのかは未知数だったとしても、その時出来た堅実な道を選んだのではないでしょうか。
甘党
色々と難しく考察されていますが、結局単純にミラーレス専用のマウントを新たに開発するだけの体力が無かっただけなのかなと、、、
私個人的な意見としては、フルサイズデジタル一眼レフであるK-1の開発が始まった時点で、ミラーレスシステムを新たに開発する余裕が無くなったと思います。
それ以前のAPS-Cと645の2フォーマット体制だけでも開発は一杯だった筈なのに、そこにフルサイズを新たに開発することで、後のレンズ開発はフルサイズ用のKマウントに集中する形になりました。
ここでK-1ではなく、新たなミラーレス専用マウントを開発していれば、現在までに最低限のレンズは揃っていた筈ですが、そうしなかったのは、レフ機であればとりあえずフルサイズ用の新たなレンズが今すぐ揃わなくても過去のフイルム時代のレンズが使えるからレンズ開発はゆっくりでも何とかなる、と考えたからだと思います。
結局は新しいミラーレス用マウントを開発するだけの体力が無く、少ない開発リソースで出来ることを進めた結果が現在の一眼レフに特化した姿のPENTAXですね。
私はAPS-C機が使いたくてPENTAXを愛用してきましたが、いつしかフルサイズの開発ばかりでAPS-Cの開発スピードが極端に遅くなってしまったのをきっかけにフジへ乗り換えました。
どりゃー
ストレートに言ってしまうと経営資源が少なかったということでしょう。
かつて経営体制が揺らぐ事態が複数回あるなど脆弱であったし、リコーになってからも充分解消されていないですね。
それでも今日まで生き残っているので、携わる人々にとても愛されているブランドだと思います。
Qシリーズはコンデジ規格からの派生程度だったので、当然主力システムになりえなかった。
GXRはボディ/レンズが両方とも発展できるシステムではなかったので当然1代限りだろうと想定できた。
古くは試作K-1Digitalでのフルサイズ参入を見送らざるを得ない程リスクが取れない経営基盤だったため、
KマウントをAPS-Cのみで展開した期間が長く35mmシステムとしては途切れがあり、
交換レンズレンズも縮小されたので、キヤノン・ニコンの背中が見えない程引き離された。
645Dも参入はできたものの開発は難航・遅延し、Zにバトンタッチすることまではできたが、
35mmフルサイズと併存はできず、かなり以前にほぼ終焉。
ミラーレスへの本格参戦はキヤノン・ソニー・ニコンが存在しない中判が最も確実性が高かったが
富士フィルムGXの台頭でほぼ不可能になってしまった。
現在、K-1IIIの開発は進めているでしょうが、レンズ交換式カメラは事業の行き詰まりに直面しているようにも見えます。
なんとか生き残り策を見つけてほしいペンタックス
ライカ級の伝統ハイブランドになるしか道は無いのでは。
MG9
そうですね、Qですら約束したレンズラインンップを結局は全て出せなかった、
あの時点(というかその前)でQの企画をあきらめ、Kの次を見越し
フルまで考えた上での新マウントでのミラーレス、、、ボディはできても
レンズは何本作れたか、、、
K−01を出したってことは未来がミラーレスにあることは把握されてたと思います。
ただ新マウントを起こす体力がついてこなかったのであのようなお茶にごしに。
あれはいいカメラでしたけどね、当時まだ現役だったK−5の画質が軽量で凄え捨て値で入手できましたから笑、使い勝手も良かった。
いまや街中のスナップでファインダー覗くのに凄え気を使う時代ですから、
現に他人を正面から撮ったら何言われるかわかったもんじゃない、少なくとも
怪訝な目で見られる
光学ファインダーにこだわるペンタには逆風もいいとこです
おそ
K-01にEVFが付いていたら、手元に残していたのになぁ、と思います。
さとる
個人的には光学式ファインダーをこれからも使っていきたいのでPENTAX一筋です。「開発ペースが鈍化してしまった」とは言いますが、ここ数年、クオリティの高いDFA☆レンズが何本もリリースしていますし毎年新商品が出ても困ります。
とはいえ、メーカーとしてミラーレスへのアプローチがゼロというのも物足りない。PENTAX Qをディスコンしてしまうのなら、RICOHと共同で新商品出してもいいのではないかなと思います。マウントはQで、ボディは新開発。PENTAX Qは今でも使い続けていますが、不満がないわけでもない。
西やん
K-01は面白いカメラではあったけれど、それだけのことですね。あの路線にはまらなかっただけ、よしとしましょう。Kマウントの一眼レフというニッチな市場で生き残る選択をしたのですから、ペンタックスファンは応援してあげましょうよ。
も
PENTAXは既存のKマウント(一眼レフ用)でもレンズラインナップが薄く、製品開発もままならない開発リソースでミラーレス用マウントを拡張できなかっただけの話で「失敗」とは違う様に思います。真に光学ファインダーの製造技術に賭け自社のものづくりのスタンスを貫く姿勢に賛同・・ミラーレスにない写真を楽しむ術がそこにあると思います。そう思うPENTAXユーザーが私を含め、少しは居ると思います。
としにい
PENTAXが今後ミラーレスに再参入する可能性はかなり低いでしょう。ミラーレスは日進月歩で、K-01を出した頃とは全く状況が違います。
今更そんな大博打をするくらいなら、デジタル一眼レフ機のライブビュー撮影を全て像面位相差AFに切り替えるべきです。ボディが一眼レフなのでミラーレスのコンパクトさは手に入りませんが、撮影前から撮れる絵がモニターで確認出来るなどの「ミラーレスの恩恵」はライブビュー撮影でも得られます。そしてAFの強化。これは必須です。
現在のラインナップにKPクラスの機種が無いのも痛い。K-3ⅢとK-70の間を埋める機種が欲しいですね。
ねこペン
やはりEVF非搭載とコンセプトのブレでしょう。
K-01とQはデザインに寄りすぎて、機能は必要十分ですが、K-01に関してはグリップの耐久性などの問題があり、初代Qは低価格競争で利益もあまり出なかったようです。
その後K-S1がレフ機で出たり、MX-1がコンデジでしかもEVF非搭載と、本来ミラーレスで出すべきところを、市場の反応を見たかったのか?小出しにしすぎて決定版を出せなかったように思います。そんな体力はなかったはず。当時クラウドファンディングがあれば市場調査できたのかもしれませんね。
せめてQ7から始めていればもう少し余裕があったのでは?実際、カメラ女子にはかなりの人気でした。これは経営の問題が大きいのでしょうけど。
EVFに関してはレフ機との差別化もあったのかもしれませんが、やはりないと困ります。液晶が日中でも見えるなら許せますが。
ただ、だからこそKPからK-3Ⅲの流れは素晴らしいです。フルサイズレフ機に関してはLXデジタルを期待します。(LXデジタルに関しては、レンズの絞り環改造を提供すべきと思いますが)
Qは今も愛用しているので、GR系で出して欲しい。小センサーGRの需要はあるはずです。
Qは、あれでしか撮れないものがあります。純正のシャッター内蔵レンズアダプターもほしいですね。Mマウントなら、GXRとの整合性もとれますよ笑?
ロバ
Kマウントのレバー式絞りやBody内フォーカスモーターなどのメカニカルインターフェースを引きずったところが仇になったと思っています。新マウントレンズが出揃うまではマウントアダプターで旧レンズを使えることが非常に大事です。Pentaxは電磁絞り化が遅すぎました。
フォーカスモーターや絞り駆動の仕組みを入れ込んだマウントアダプターが出てくるのが夢です。
遅ればせながら電磁絞り化を進めているということは、まだミラーレスを諦めていないと解釈して期待しています。
頑張れPentax!
路傍のカメラ好き
身も蓋もないかもしれませんが、そもそも開発リソースが激減していたこと、言ってしまえば「なぜデジタルカメラで失敗したのか」が根元にある気がします。ミラーレスどうこうは枝葉の結果なのかなと。
(沿革に詳しくないので、更なる根元があるのかもしれません)
頼みの一眼レフも、キヤノンやニコンが新製品出さないとして、難民多そうな7D2、D500あたりからペンタに移行するかというと……
R7やZ90が出て、満足できればそちらに行くでしょうし、不満でも7D2やD500の程度の良い中古を探す方が現実的でしょう。
一眼レフへの残留、その拘りや良さの否定は全くしませんが、窮余の策の側面も大きいのは否定できず。茨の道ですね……
KISS Rを待ちながら
Q7+08WIDEZOOMの組み合わせは全ミラーレス中最強のスナップシューターだと今でも思っています
最近のペンタックスは重厚長大にやや寄り気味ではあるのと、istDシリーズやQシリーズのように初号機のコンセプトを後継機種がなかなか超えられないのが惜しいかなと
霙
ペンタックスのマーケティングはちょっとどうなのかって思うことが前からあって
以前若者向けに120色のカラバリができる一眼レフを出したりしてましたが
あれも果たして上手くいったのかどうか。
調べるとQが出たのもそれと同じ時期でしたね。
拘りが感じられる物なら良いのですが、そうじゃなく
こういうのにしたら受けるんでしょ、的な物が外れてるように感じてました。
最近もK-3ジェットブラックが然程数が出てないって話ですし…
工房的なメーカーを目指すっていうのも、意地悪な見方をすれば
大衆向けが作れないという自信の無さではないかと思います。
F
ニコンはニコン1で失敗してZを作った。キヤノンもEF-MではEFの完全な代替は無理だとRFを作った
ペンタックスはQで失敗したがその次を作るだけの体力が無かった。ただそれだけでは?
SR-T101
一眼レフからミラーレスへの移行で失敗したのはペンタックスだけではなく
ニコンもキヤノンも失敗したと私は考えています
それでも今市場でZやRが大人気になっているのは
ニコンやキヤノンには力技で流れを変えるリソースや基礎技術があり
残念ながらペンタックスにはそれが無かっただけかと
PENTAX SVで写真を始めた私としてはちょっと寂しいですけどね
AO
一眼レフ宣言に続く工房的ものづくり宣言から察するに、もうミラーレス参入のような大規模な新製品開発は体力的に無理だと思いますね。
既存モデルのセンサー差し替えや画角違いのGRなど部分的なカスタマイズ品が製品展開の中心になると思います。
シロー
自分の周りにはオリンパスのPENは知っていてもペンタックスのQを知らないカメラ女子が結構います。
最近になって、私の所有するQ7を見て興奮した人もいるくらい。
プロモーション次第ではもう少し売れた気もするんですけどねぇ・・
私はQ7+01 STANDARD PRIMEをいまだに愛用中です。
KPユーザ
他社ミラーレスとガチンコ勝負は厳しいと、誰もが思ってるとおもいます
他社がやってない事をやった方が良いのでは?
私が思いついたのは、
①Qマウントのムービー機やアクションカム
②Qマウントのオンライン会議用カメラ(zoomとかteams用)
③Qマウント搭載モバイルバッテリー
(有線接続するとスマホの外部カメラになる機能つき)
中の方、もしこれらのアイデアを採用したい時は連絡くださいませ(笑)
まここ
私もペンタックスのカラバリ機を所有していますが、あの頃は目を引くことに力を注ぎすぎていた感があります。経営的に必要だったかも知れないですが。
相次ぐ「身売り」などで開発リソースとか厳しかったのかもしれないですが、もう少しその頃に基礎体力をつけていれば今ほど苦しくはなかったのではないでしょうか。
カメラ市場も縮小し、キヤノンやニコン、ソニーなども従前のようにバンバン売れるということも無くなっている中、ペンタックスに一眼レフの残存者利益という恩恵がくるかというと、難しいと思われます。
大概、車やカメラなどは、他メーカーに乗り換えさせる何かが無いと、同一メーカーを使い続けるのが普通と思われるので。
ペンタックスには庶民的なイメージがありましたが、工房的な…という時点で高級オーディオの辿る道と同じ匂いがしているような。
108
ミラーレスありきの記事で、なんだかズレてるように思えますね。
もしペンタックスがミラーレスに全力で舵を切っていたら、それこそ「失敗」どころか
「大失敗」で、ブランドごと無くなっていたんじゃないですか?
QシリーズやK-01は観測気球的なものでしょうね。
将来本格的なミラーレス機を出すにしても、実際の使い勝手や開発する上での課題とかを見極める必要があり、
例えばニコンの1シリーズも失敗みたいに言われがちですけど、そこで得られたノウハウは
Zシリーズを開発するために必要だったと思います。
どれだけ研究開発費を確保できるか、カメラやレンズをラインナップできるか、
そして一眼レフを捨てる覚悟が持てるか。
加えて他の大手他社がミラーレスに参入するのが明らかな中で、どれだけシェアを取れるか。
そこら辺でペンタックスとニコンで判断が分かれたのだと思います。
ミラーレスでシェア最下位とかになるくらいなら一眼レフ宣言した方が良いと思いますが、
一眼レフでどれだけ魅力的な製品が出せるかが問われているので、頑張ってほしいところです。
白髪爺
多くの方が述べておられるとおり、ペンタックスにはミラーレスを開発するだけの財務的、技術的リソースがなかったのでしょう。
なので、一眼レフにこだわることで、何とか生き抜こうとしている訳で。
だが、どうなんでしょうね。一眼レフの愛好者のほとんどは高齢者です。高齢者は年々数が少なくなっていきますから、顧客基盤そのものが崩れ落ちつつあるように感じます。
ならば、高齢者候補年齢層、はたまた若年層を一眼レフ愛好者に仕向ける努力をしないといけませんが、一体どうする気なんでしょうか。
いっそのこと、シグマと提携し、フォビオンセンサー搭載機を出すとか、何か打つべき手はないのでしょうかね。
あと、リコーのGRシリーズ。こちらは元々ミラーレス・非交換レンズカメラ(別の言葉で言えば高級コンデジ)でありますから、こちらを多様化することで売り上げを伸ばし、徐々に比重を移して生き残りを図るとか。何か策をうたねばじり貧です。
外国勢にブランドが渡るのが一番しゃくなので、それだけはないようにしていただきたいものです。
旧ペンタキシアン
リコーのGXRは残念でした。面白いシステムだし、レンズ交換式カメラそのものがユニット交換式の一種だから、ニーズに合った製品を出せていれば売れたと思います。
ただ、これとペンタックスのQやK-01を一緒にして考えるのはどうかと。
その当時はリコーはペンタックスブランド取得前ですし、645Dも然り。それらの展開方法を誤りレフ機の販売もうまくやりくりできず大きな負債になった状態をリコーが引き継いだだけです。
リコーの経営力ではそれらを覆して再建するだけの力はそもそもなかったし。
ただ、リコーになってからレンズの肥大化など市場と逆行する動きが止まらないのはリコーの問題だし、実際中判は放置プレイに近いし。
個人的には各社ミラーレス用マウントアダプターを作って、ペンタ機をサブカメラ扱いでもいいので1レンズ2マウントで撒き餌としていったら面白いと思います。
以前のSMC TAKUMARやFA limitedシリーズは他社ユーザーでも使ってた人もいたし、安いし描写いいのでペンタブランドを広めるには良かったんですが、どんどん重くなる方向にあるからちょっと無理かな。
ヘリコイド
かつてカメラメーカーは、銀塩からデジタル時代へ乗り換えられるかが問われました。またコンパクトカメラ分野では、携帯・スマホによるシェア簒奪と価格競争に晒されました。カメラ自体が売れなくなってしまったのです。最近では、本格的なミラーレスや、フルフレームへの参入できるかが問われてきましたが、一方でマウントを変えて市場シャアを失ったり、開発資源をかけた結果に失敗すれば、会社存続の危機でした。経営の厳しいペンタックスは、HOYAによる買収やサムソンとの協業でつらい体験もしましたが、有能な社員も希望退職させながら、カラバリや小ネタづくりにも努力して経営を支え、ついにリコーに救済されてやや安定軌道に乗った印象があります。長期にわたる嵐の中を、小舟で航海してきたような惨状でありました。ペンタックスが、将来、ミラーレスやフルフレームに挑戦するのは大いに結構ですが、コニカやミノルタ、カシオのように、カメラから撤退しないことが、まず重要です。記事の内容は、昨今の景色をチラ見しただけの評論のように思えます。
ジェラ
Qは豆粒センサーで最初からメインになり得ない規格でした。
中版もミラーレス化した今、レフ機はボディもレンズもフルサイズ以上にデメリットが多すぎる状態
リコーGXRなんて変わった規格のシステムも展開したけど、こちらも結局デメリットが目立つ結果になった
リコーPENTAXはアイデアは面白いし商品化まで持っていく熱意は感じるけど長期的な展望は今ひとつですから、それらに使ったリソースをちゃんとしたミラーレスとして開発していれば少なくてもNikon1で躓いたニコンよりは早くミラーレス展開出来た可能性はありますね。
正直もう今のPENTAXは発展ではなく延命に方針転換していると思います。
斜陽のカメラの中で更に一眼レフに特化するという事はそういう事です。伸び代の少なさや残存ユーザーの高齢化で先細りは避けられない訳ですからいつかは終焉を迎える。
ただ少数の求める声に小規模で答えるというのは逆に大手には出来ない事なのでそこにPENTAXの価値が生まれればより長期に延命が可能になると思います。
唯一GRは今のまま後継機を出し続ければ将来的にも一定の需要は見込めるとは思いますが、一眼レフは下手したらフルモデルチェンジの完全新作はもう出ない可能性すらあると思っています。
m2c
連投失礼です。
単純な話で、今からでもGXR用でKAF4ユニットとQユニットを出せば、それで解決のような気がしてきました。
swing
像面位相差の普及時期ですかね、明暗分けたのは。
K-01が2012年ですが、同年末にはソニーが、翌年にはキヤノンが像面位相差の一眼カメラを出してますね。
時期的に、ペンタックスはコントラストAFでのミラーレス化を図ってた訳ですが、既存のKマウントレンズを十分に使えるという条件が必要だろうから、ミラーレスでの実用的なAFは不可能と見切ってしまったのではないかと思います。
K-01のファッションに流れて本気度を感じ無い(ように見せかけた?)作りも、諦めの一つの形だったのかな。
近年のRやZの進展も像面位相差あってこそなので、ミラーレスは像面位相差前/後で区分けできるんじゃないか、って思ってます。
それと、ペンタックスが今からミラーレスっぽいことするのなら、一眼レフに高精細EVF用端子と、ホットシューにつける高精細EVFを用意して、一眼レフなのにミラーレス! っていう不思議なことするのが良いんじゃないでしょうか。駄目かな。
ふーしゅん
リコー・ペンタックスがもし今でもレンズ交換式ミラーレスを出す気があるのなら、Lマウントアライアンスに参画するか、マイクロフォーサーズ規格に乗っかるか、が妥当なように思います。
yam
こういう話は、結果論ではあるけど、Qマウントを開発していた時期に、その開発リソースを他に振り向けていたら、という「タラレバ」は気になりますね。
noppo
一眼レフ宣言しましたし、いまさらミラーレスに転換することも無いでしょう
それに、キヤノンとニコンがミラーレスでソニーを猛追する現状を見ていたら、仮に2社より早くミラーレスに参入していたとしても、あっという間に追い越されていたのではないかと思います
それに、現状でもゆっくりではありますが高品質なレンズ新製品も出ていますし、私はブランドの将来を強く悲観はしていません
DA★16-50PLM、高かったけどすごくきれいに写るので買ってよかった
今後も頑張って欲しいです
ジョニー
私は中1の時に写真部に入りましたが、家庭も裕福で無かったのと、スポーツの部活にも入っていたので直ぐに辞めて、それ以来カメラには興味が無かったのですが、還暦の時にQを手にしてカメラに目覚めて今に至ります。Q、Q7、K-01と購入し、K-01は今でも花撮りには使います。現在はキヤノンに移行しましたが、ペンタも好きです。
ど素人の思いですが、Qは初めから1/1.7型で発売し、06、08レンズを早く出していればもっと売れていたと思います。個人的には便利ズームも。
ただ、それでもニコ1同様今は残っていないでしょう。
K-01は、KISS MやK-S2の様な普通のデザインでだしていたらもっと売れたと思います。
今からでもそんなK-02を切望しますが無理でしょうね。先日のアンケートには要望しましたが。
RC
一眼レフに対する操作感的なノスタルジーは全くないのですが、ミラーレスの画が主流になってきて気づくのが、レフ機の画の透明感です。恐らくこれはミラーレス機の熱ノイズによる色転びや、それに対する補正といったものが差として出てきている気がします。例えばキヤノンでもレフ機独特の透明感のある白の出方が、ミラーレスでは後退した感じがするのは絵作り、現像の違いだけではない気がします。
一方で、レフ機の弱点はミラーショック、ピント精度です。私もペンタックスを使っていましたが、画の透明感にはっとしつつ、ピント精度に確信が持てず、高いレンズに投資できず、また背面液晶のライブビューは手持ちでは使いづらくローリング歪みも強かったため、今は手元にありません。電子シャッターによるリアレゾがなかったこともマイナス面でした。
ということで、ペンタックスは居直って、一種のハイブリッド的な行き方で、高精度の外付けEVFをつけられるようにし、レフ機とミラーレスを同居させるのもありだと思います。シャッターショック、ピント精度を気にしなくて良い場合はレフ機のクリーンな画が撮れ、無音やピント精度が必要な場合はミラーレスとして使える、というようにすれば、ミラーレス市場でも存在感は示せるのではないかと思います。デジタルM型のライカがこれに近いですが、MFのみです。他のピュアミラーレスと同じ土俵に立つ必要もなく、外付けEVFなら要らない人は使わないこともできますし。高速な本体との通信など課題も多そうですが、最近のリーゼントの髪型みたいな派生モデルよりもっと本道を理詰めで究めて勝負する余地はまだあると思います。
朔
撤退/倒産しない限りは、全て失敗ではなく必要な経験なのです。
PENTAX /リコーは今後意外な形で躍進すると思います。
フルサイズミラーレス待望
結果が出たいまになって「そら見たことか」と言うのは簡単ですが、
NEXや初代α7が出た頃にはミラーレスのポテンシャルを過小評価して
オモチャ扱いしたりEVFに否定的な意見のほうが圧倒的だったので、
メーカーだって経営方針を見誤るのはしかたないことだったのかも
しれません
個人的にはミラーレス推進派だったので、ペンタックスのコンサバ路線より
GXRのコンセプトに惹かれていましたが、破壊的イノベーションが
足りないのもやり過ぎるのも商売としては成功しないのかもしれませんね
スナッキー
皆さんの考察面白いてわすね。過去を振り返る。というか、俯瞰で見るとPENTAXはカラバリやらブロックの付くデジカメやら単三電池で動くレフ機やK-01、Q、ゲーム入りのレフ機などトリックスター的な「王道がいけないからこんな風にしてみた」と言った製品を連発してメインストリームの側で自社なりのアイデアを出し小さなヒットを重ねてきた会社と思います。
非常に面白い。
僕もいまだK-01をたまに使ったりします。
王道の側なので蓄積はしずらいのだろうけれどそのトリック具合とは裏腹に操作系やボディ内raw現像やSRなどファンを魅了する誠実な面もあったり。
最近は宣言をしたり、アンケートを頻発したりPENTAXらしくない動向が散見されるので少し心配です。
面白く軽く買える製品がないので応援しづらい印象も。
個人的にはQの復活とK-01の続編など今の王道の側を必死に進むカメラが欲しいです。
高価なレフ機だけで良いというスタンスのままだとどんどん疎遠になります。
ハッシー
「マウントを新たに開発するのは労力が大きい」とGXR開発時だか、シグマさんだかのコメントで見たことがあります。
GXRを再び出すのは大変かもしれませんが、APS-CでMマウントのオートフォーカスミラーレスGXR2を出して欲しいです。プライムレンズはコシナから出ていますから、オートフォーカスの便利ズームだけをこさえればすみます。アダプターを介せば、Kマウントもレンズ情報くらいは伝達できる形で…。
ペンタックス名義で難しければ、RICOH名義でもいいです。
ヤマシタ
個人的には、過去の時点でマウントを替えてミラーレスに転換し、失敗しなくてよかったと思います。結果論ですが、現時点で撤退せず事業継続しているだけで成功なのではないかと。
AF化に乗り遅れたオリンパスがデジタルで息を吹き返したように、継続していればまだチャンスはあります。勿論このままでは先細りなのは間違いないので、何かしらもがいて新たな流れを生み出す必要はあると思いますが。
ぺんたこ
PENTAXが今更ミラーレス出しても売れるとは思えません。一眼レフ宣言を自ら破ることになり、不良在庫を抱えて、ファンは離れていくだけでしょう。
問題なのはK-3Ⅲを出してからPENTAXはボディの情報を出さないことです。
K-1Ⅱ後継は?645Zは?全くの放置です。CP+も棄権しました。だったら自ら発信すべきでしょう。DFAレンズロードマップの進捗も相変わらずです。工房、であるならもっと発信してください。
KJ
キヤノンのフルサイズ一眼レフを多数
長年使い、現在はソニーとキヤノンの
フルサイズミラーレスを使用していますが、
白の透明感云々とか気になった事は
無いですが、有るとしたらそれが今の
絵作りなのでは。
Mスクエア
私が最初に買ったカメラがペンタックスMXでした。
途中Nikonに乗り換えて、今はニコ爺です。
ペンタックスの今後に関しては、会社の方針で我々がとやかく言う問題では無いでしょうが、やはり体力的(技術的、資本的)にミラーレスに行くことは出来ないのかと。
そして、一眼レフにこだわろうにもそれだけ特化している商品があるのか?否か?
もし可能ならば、他社向けの良いミラーレスレンズを供給しレンズメーカー的な事で利益を上げた後、LXデジタルでミラーレスに再挑戦出来れば良いのかと。
コンタックスブランドみたいにはなって欲しくないなあ。
ぷう太
ミラーレスに参入出来る企業体力が有ったとは思えないから、虻蜂取らずにしかならず現状より悲惨な事になっていたと思う。
f2er
一番の課題は、大きなコストがかかる新マウントの開発(=多数のレンズも開発)だったことだろうと想像します。
もうPENTAXブランドでミラーレスを出す方向ではないようですし、RICOHもGR以外での大きな投資はなかなかとりにくい状況でしょう。
個人的な希望は、MマウントのGR。まずはAPS-Cで構いません。
そして可能であれば、フルサイズ対応の28mmのMマウントレンズ(換算42mm相当)を1本用意。
一発企画でもよい仕様ですし、開発・製造コストが抑えられる仕様なのでリスクは最低限、うまくいけばシリーズ展開が見えてきます。
以前、GXR + Mマウントユニットを愛用していましたが、高感度ノイズ以外はとても良いカメラでした。当時はRICOHだけで高性能のAPS-Cセンサーを調達するのは難しかったかもしれませんが、APS-Cセンサーの自社製品が多い今なら大丈夫でしょう。
元ユーザー
かなり前にK-5やK-01を使っていました。その後ふらふらとしていましたが今はカメラを1台も持っていません。で今、欲しいカメラはGRかK-70(もうなかった)。こんなユーザーのために今の路線で行けるとこまで行ってください。
しらいし
シェアも少なくリソースも限られた中では、K-mountを終息させてまでミラーレスを出す事は出来なかったのかなと思います。
個人的にはK-1を出すと決めたあたりでその判断がされたのかなと。
あとK-3Ⅲで相当焦らされてからは、余り期待もしなくなりましたが、OVFは好きなので消えて無くならない程度に頑張ってくれればいいかなと思います。
FA推奨
なぜかミラーレス機に参入しないことが悪い事のように書かれているような気がします。でもここ10年位のペンタックス(ブランド)は、360度すべての客層ではなく一部のコアファンをターゲットにしてきたわけなので、必ずしも大手のようにミラーレス機を用意しなくてもいいと思うんですがね。今年度からは更にその路線に特化した経営方針を出しているのだし、ミラーレスに失敗したと言うよりは敢えて深入りしなかったのが正解だと思います。
mameo
iPhoneなどのスマホという写真が撮れるものがある中、
リコーGRiiiやGRiiixがなぜこの時代に売れているのか、
それを考えれば、答えは自ずと見つかるはず。
究極のデザイン、究極の小型化、究極のAF、云々。
現状の開発リソースでいけるところまでいけばいいかと。
次世代には、世の中をアっと驚かせるPENTAXが必ず返ってくる。
nFS
今からミラーレスに参入しても未来は無いでしょうね。
どこを探しても市場が空いてない。
ソニー、キヤノン、ニコンの3大に加え、APS注力で独自性を見せるフジ、アウトドア用途の機動性でOM SYSTEM、動画向けもソニーかパナがありますからね。
写真も所詮趣味の機械です。
スマホとスマートウォッチと電波時計がある時代に
非合理的な機械式時計を楽しむ人も世の中にはいる。
あえて不便だろうとも、レフレックス機構で撮影を楽しむという
昔ながらのスタイルで生きていくのに特化したのは
悪いことではないと思います。
いち早くミラーレスに参入していたら勝機があったか?
という問いについてはNOだと思います。
デジタル一眼という名でいち早くミラーレスを出し
一日の長があったはずのパナソニックが今、存在感無いですからね。
ニコンキヤノンがミラーレスでマウント一新で、レフ機の未来は不透明になったからこそ
Kマウントの継続性をアピールして、レフ好きでマウントを継続したいニッチを
取り込んでいくのが生き残りの道と思います。
ぺんたっくま
ミラーレス、どうやってもPENTAXのやり方だと成功させるのは無理じゃないかと。
だって、ミラーレスって動画も撮れて当たり前って、PENTAXの苦手分野じゃないですか、過去に動画用のコンデジを売ってたって、覚えてる人がどれくらいいるか・・・。その後、デジタル一眼の動画機能も、おまけ程度でしばらく振るわなかった。
その当時、開発力も影響があるでしょうが、フィルムからデジタルへの一つの流れのころに、当時のPENTAXは流れに乗り損ねたところや、その時期の初心者を取り込めなかったのが大きいかなぁ。
今となっては、そもそもカメラ自身がスマホにとってかわられている。あえて、スマホ以外のカメラを買う人って少なくなっていません?
そんな、パイ(買う人)が減少してるのに、知名度も一般消費者には低いとなれば、たとえすごく良いシステムを作れたとしても、そんなに売れないってことになりそう。(個人的には、Qシステムは良かったと思うが、売れたかは別。)
それなら、一層今の路線をやった方が、いかにもPENTAXらしいかなと、私は思いますがね。
死狼
かつてペンタックス製品を某カメラ量販店で販売していた者として…
以前の問題で、紙プリントに固執し過ぎてスマホとの連携機能を軽視し過ぎた(K-S1が「デジタルガジェット好きをターゲットにした」と説明を受けた時、「何故Wi-Fi機能を付けなかった?」と質問すると、「そんなのコンセプトに無い」と開発陣に言われた)マーケティングが全ての元凶で、Qシリーズだってスマホ連携機能さえあれば「最強のInstagramマシーン」として生き残れたと思います。
正直、フィルムカメラを新規で作るという事はこういう状況から「逃げる」行為としか思えませんよ。