富士フイルム「X-H2S」はCFexpress TypeBとSDのデュアルカードスロットを採用?

Fuji Rumorsに、富士フイルムX-HS2のメモリーカードスロットに関する噂の続報が掲載されています。

Fujifilm X-H2S with CFexpress Type B and SD-Card Slot

  • 富士フイルムX-H2Sが、CFexpressカードとSDカードに対応することは既に伝えた通りだ。しかし、CFexpressがType AなのかType Bなのかという質問があった。

    最近のミラーレスカメラの多くと同じように、富士フイルムもCFexpress Type Bのカードを選択した。では、Type AとType Bの長所と短所は何だろうか?

    CFexpress Type Aの長所は、小型なこととと同じスロットでSDカードが使用できることだ。欠点はType Bよりも読み出し速度が遅い(理論値で最大1000MB/秒)ことだ。

    CFexpress Type Bの長所は、Type Aと較べて読み出し速度が2倍速い(理論値で最大2000MB/秒)ことだ。欠点はType Aよりも大きく、SDカードとの互換性がないことだ。

    ほとんどのメーカーと同じように富士フイルムも最高速度のメディアを選択した。4K120pや6K、8K動画の時代にはこの選択は良いことだと思う。また、超高速のType Bカードを必要としない人のために、SDカードスロットも提供される。

    私がX-H2Sを購入したらCFexpress Type BカードにRAWを保存し、UHS-II SDカードにバックアップとしてJPEGを保存することになるだろう。それが私にはベストな方法だと思う。

 

何日か前にX-H2SはCFexpressとSDとの両対応になるという情報があり、Type AとSDの兼用スロットが採用されるのか、それともType BとSDのデュアルカードスロットが採用されるのかという疑問が出ていましたが、どうやら後者のようです。

Type Bのカードには速度の他に価格が安いというメリットもありますが、Type AとSD兼用のデュアルカードスロットだと、同じメディアを2枚使えるというメリットがあるので、一長一短という感じでしょうか。