コシナが、2月のCP+で開発を発表していたZマウント用の広角単焦点レンズ「APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical」を正式に発表しました。
・APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical 発売(ニュースリリース)
-
本日コシナは、ニコン Z マウントを採用したミラーレスカメラ対応の交換レンズVoigtlander APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical を2022年6月に発売することとなりました。正式な発売日は決まりましたら改めてご案内いたします。
・フォクトレンダー史上最高性能の準広角レンズ(製品ページ)
- ニコン Z マウントを採用したミラーレスカメラのイメージセンサーに最適化された光学系を実装。
- 9群11枚のレンズ構成のうち、異常部分分散ガラス5枚、両面非球面レンズ2枚を投入し、フローティング機構も装備。
- 12枚からなる絞り羽根は開放のF2だけでなくF2.8とF5.6でも円形となる特殊形状を採用。
- 軸上色収差をはじめとする各種の収差を徹底的に排除するとともに、解像力やコントラスト再現性に関しても究極の性能を追求。
- レンズマウント部には電子接点を搭載し、レンズとボディ間での電気通信を実現。
- Exif情報、ボディ内手ブレ補正(3軸)に加え、3種類のピント合わせサポート機能(フォーカスポイント枠色変化によるピント合わせ、ピーキングによるピント合わせ、拡大ボタンによるピント合わせ)に対応。
- 高い精度で加工・調整された総金属製ヘリコイドユニットと、適度なトルクを生み出す高品質グリースの採用により、滑らかな操作感覚のフォーカシングを実現。
- 希望小売価格は税別12万円。
これで、CP+で開発発表されていたZマウントレンズの発売が全て決まりましたね。APO-LANTHAR 35mm F2 Asphericalは、既にほかのマウントの製品で高い評価を受けているレンズなので、Zマウント機での描写にも大いに期待できそうです。
このレンズには電子接点が搭載されていますが、ニコンとの正式なライセンス契約の下で開発されたものなので安心感がありますね。
陶芸好き
Zマウントに最適化された光学系ってことはEマウントと光学系変えてるんでしょうか?
フィルムカメラマニア
デジカメ趣味から遠ざかって久しい元アマチュアカメラマンですが、最近のニコンZシリーズとコシナマニュアルレンズの組み合わせには、大変興味を惹かれます。
細かい描写性能などは分かりかねますが、デジタル時代になってからの交換レンズのデザインは、目を覆うばかりの不細工なものばかりでしたので、こうした高品位なレンズの登場は喜ばしい限りです。
タスク
MFレンズはピントリングの作りが良くてピントを合わせる楽しさが味わえますよね
EVFが自動で拡大されたりExifが記録されるのでMFレンズでも電子接点あるのが嬉しいです
ニャソ
MマウントorEマウントの21mm f1.4をマウントアダプターと購入しようと考えていましたが、今回の発表からZマウント版が発売されるかも、と思うとなかなか踏みきれず…。
自分にとっては嬉しくも悩ましい発表でした…
THEREMIN
手持ちのZ 50 に装着してDXフォーマットの現状最高画質を見てみたいような、、、。
でもZ 7 シリーズが購入できるまで待って50ミリF2にしようか、選択肢が増えて嬉しい限りです。