ヨドバシカメラの2022年6月上期のランキングで「α7 IV」がV3を達成、ソニーに供給不足解消の兆し

CAPA CAMERA WEBに、ヨドバシカメラの2022年6月上期のレンズ交換式デジタルカメラの売れ筋ベストテンが掲載されています。

一歩リードしたソニーをキヤノンが追う

  • データ集計期間 : 2022年6月1日~6月15日

    第1位 ソニー α7 IV ボディ
    第2位 ソニー α7S III ボディ
    第3位 キヤノン EOS R5 ボディ
    第4位 ソニー FX3 ボディ
    第5位 ソニー α6400 ダブルズームレンズキット
    第6位 ソニー α7 IV ズームレンズキット
    第7位 ニコン Z 9 ボディ
    第8位 キヤノン EOS R6 ボディ
    第9位 キヤノン EOS RP・RF24-105 IS STM レンズキット
    第10位 ニコン Z fc 16-50 VR SL レンズキット

  • ソニー「α7 IV」が1位で、3連覇を達成。ソニーは4機種5モデルがランクインして、メーカー別でも前回に続きトップとなった。いよいよ供給不足解消の兆しが見えてきたようだ。
  • 3位はキヤノン「EOS R5」。前回はランク外で、ひと月ぶりのランクインとなったものの、トップ3に飛び込んでソニー勢の上位独占を阻止した。キヤノン勢の安定感を欠く動向は、大きな不安要素。前回4位だった「EOS R3」も今回ランク外となっており、解消したかに見えた供給不足に振り回されている。
  • 7位と10位にはニコンがランクイン。いずれも前回から1つランクを落としてのトップ10入りとなっている。前回10位の「Z 7II」がランク外となっており、キャッシュバックキャンペーンの効果が現れていないのも残念な点だ。

 

ここ最近は供給不足のために販売ランキングでは今ひとつ勢いのなかったソニーですが、6月上期は1位・2位・4位・5位・6位にランクインと、以前の勢いが戻ってきましたね。これで受注が再開されたα7CとZV-E10が復活すれば盤石の体制になりそうです。

キヤノンは前回ランク外だったEOS R5が3位に返り咲きましたが、全体的にソニーの勢いに少し押され気味という印象です。EOS R3はたまにランクインしても次の回ですぐにランク外になってしまい、相変わらず供給が安定しませんね。

ニコンはZ9が引き続きランクインしており、高価なプロ用機としては非常に良く売れているようです。Z fcも引き続きランクインしていますが、主力機のZ6IIとZ7IIがランク外と少し元気がないのが気になるところです。