奈良写真現像屋が、フィルム写真業界の現状についてツィートしています。
- フィルムが見直されてるとか、フィルムブーム到来等言われてますが、業界としてはかなり厳しい状況。需要減少→値上げ→需要減少→値上げの連鎖が止まりません。銀塩フィルムを守るためにも フィルム消費へのご協力をお願いします。フィルムで撮ってください(祈願)
数年前から、コダックがエクタクロームE100や、T-MAX P3200、中判用のGold200などのフィルムの再販を開始しており、最近はフィルムカメラブームの再燃などという話も出ていますが、それでもフィルム業界の現状はかなり厳しいようですね。
最近はフィルムの値上げがすごいペースで進んでおり、これだけフィルムが高くなるとフィルムカメラ好きの方でもそうそうはフィルムを消費できないでしょうから、確かに需要減少と値上げの悪循環に陥ってしまいそうですね。我が家にもフィルムカメラが何台かあるので、フィルム消費への協力をしていきたいと思います。
どりゃー
消費者が手に取るフィルムの供給も厳しくなっていますし
事業者が維持するカラーフィルムの現像システムの維持も厳しくなっているかと思います
現像処理システムが失われたらカラーフィルムは実用できなくなってしまうので
末永く稼働し続けるのが望まれますね
写ルンです長期品切れなどは業界に痛いです
あきさん
若い方がレンズ付きフィルムで撮ってきますが、未露光レベルの露出アンダーコマばかり。結婚式の集合写真をノーフラッシュで撮ったら・・・
懲りた人が離れていくのも早いような気がします。(とある業界の中の人より)
アキオ
少数のモノクロフイルムのみ残る時代が来るのでは、モノクロなら現像液や定着液なども簡単な化学薬品で済むし製造もさほど難しくは無いだろう。
楠井
最近になって中判フィルムをはじめましたが、やはりフィルム代が厳しいですね…
カメラ屋の店員さんのお話によると次回、次々回のフィルムの入荷で段階的に値上げをするとのことです。
フィルム代が嵩む一方で引退される方が増えてレンズやボディの中古価格が値下がると思いきや、それらも値上がるばかりで新規参入するのが難しいのも悪循環になっている気がします。
メーカーからの新規のボディ、レンズは見込めない中古市場ありきな衰退していく世界ではありますが、フィルムメーカーさんには出来るだけ長く頑張って出し続けてもらいたいです。
(リコーさん、PENTAX 67IIと75mm f2.8をクラファンで復活していただけないですかね…)
ビーグル犬の飼い主
テープレコーダーのテープのように何度も繰り返し使えるフィルムができたら多少高くても売れそうですね。祖父や父の遺品のフィルムカメラを持ってますがここ10年ほどフィルムを通したことがありません。申し訳ないような気がします。
Toshi
確かにフィルムカメラの中古相場がどんどん上がっているのが不思議です。
フィルムカメラ人気のせいかと思ってたんですがそうでもないんですかね。
ハピオアシス
先日の記事にありました、カメラを持っている方41.8%のうち、1年以上カメラを使っていない方が4割という内容から、その内にどれだけフィルムを消費する人が居るのだろうと考えると、厳しさは当たり前のような気がします。私自身キャノン2台(EOS1V・EOS3)ニコンFM3aの計3台のフィルムカメラを売却し、EOS7Dを購入した経験がありますが、フィルムに戻るエネルギーはありません(^^;)
路傍のカメラ好き
ブームと言われ始めて数年以上経ちますが、やはり「デジイチ全盛期よりは増えた」というレベルで、局所的なんだろうなと。
中古が安いからと買ったはいいものの、一過性の熱が冷めて部屋で死蔵されているボディも多そうな……フィルムは買われないため、ボディは市場から数が減ったままなために高騰しているという可能性がありそうです。
フィルム派の消費協力にも限界がありますが、インフレや世界情勢が落ち着くまで持ち堪えてほしいものですね……
k-wan
普通にフィルム代と現像代で2-3000円ですからね
このまま値上げが続くと、 フィルムは後数年で完全に途絶えそうな気がします。
Canon boy
先日、シャッターは降りないが外観のコンディションの良いジャンクレンジファインダーが激安で売られていたので衝動買いしてしまいましたが、家に帰っていじっていたらシャッターが切れるようになったので、嬉しくなってすぐにフィルムを入れて撮影に行きましたが、その日10枚ほど撮って、その後撮ってません。
フィルムカメラ自体には今もなお、メカとしてプロダクトとして魅力のあるものが中古市場にはあるが、コンディションの良いものが少なくなってきているためにフィルムカメラの価格が高くなり続けているのではないでしょうか。
もともと高いもの・コンディションの良いものはより高く、
そうでないものは下がっていたりするのではないでしょうか。
そして、そういうプレミアが付いたフィルムカメラは、持ち出してガンガン撮りまくるということはないと思うので、結局中古フィルムカメラが売れてもフィルムの消費量が上がらないのではないでしょうか。
お手頃な価格の中古フィルムカメラを買って、カメラを初めた人はフィルム代・現像代・プリント代・データ化代のランニングコストの高さで、すぐに止める人も多いと思う。
と、自分が今回買ってみて改めて思いました。
っと、今回
わさびみそ
富士フイルムに至っては中判カラーネガフィルムが全てディスコンですからね…。
400Hがディスコンになった時もかなりショックでしたけど、逆に160NSだけは継続してくれるのかと思っていたらそちらもほどなくしてディスコン。もはやお布施自体が難しくなりつつあります。
手持ちの400Hと160NSが無くなったらコダックにするかロモグラフィーを試してみるかですね。
中判は現像がメーカー送りで時間がかかるためそのタイムラグも痛手です。季節感のある写真をその季節のうちに他人に披露するのが難しい。
フィルムが受けているといっても、その大半はチェキじゃないですかね?
チェキならすぐ結果が出てそれをスマホで撮ればすぐに発信できますから。
あと中古が値上がりしているのは新品が出ない以上中古の数は減る一方ですが、今ある中古もかなり古いものばかりですからね…。
モルトプレーンがボロボロの個体(逆に言うとモルトプレーンを交換すればまだ使える状態の個体)がそれを知らない人に渡ってしまうと、こんなの使えない!と処分されてしまったり、なんてことも一因では?と思っています。
ニコル
いつも現像を安く請け負ってくれる北東北の業者さんが、事業を継続してくれるかとても心配です。
私も最近フイルム消費が、かなり減ってます。フイルム使わねば。
ただ、個人的には、かつて、フイルムカメラと競いあった歴史を持つ、オールドデジカメに市場の関心が移って行くんじゃないか。とも思っています。ますますフイルム需要が。。。
機材の相場については、
中古フイルムカメラの個人売買市場を5年ほど見ていて感じるのは、状態が良い品の価格高騰と、状態が怪しい品の価格下落です。
少し前は、状態の怪しい品を簡単な修理で良い状態にするのが簡単な時期がありました。それも一巡してしまっての価格上昇かなと。
掘り出し物が少なくなった。ということは、市場も成熟してきたのかも知れません。
その証左かわかりませんが、カメラレンズで瀬取り(転売)を推奨する怪しげなセミナーも減ってきた印象です。
あと感じるのは落札者がオークション代行業者のケースが増えてきているように感じます。為替の影響もあって海外に流出している現状もあるのでしょう。
日本人の感覚で高騰しているとはいえ、ドルベースで見るとヤフオクなんかは、今でもかなりお買い得にみえます。
とはいえ、玉数の減少は明らかではあります。
みなさん書いてらっしゃいますが、メルカリみたいな個人売買に慣れていない、年配の、特に男性は、売るのがおっくうなようで、タンスの肥やしになってるケースも多そうです。
yam
盛り上がっているように見える「アナログレコード」と比べて、こっちはランニングコストがネックですね。
身軽なベンチャー企業が、ローコストで回せる技術を開発するくらいしか、長期的には救う手立てがない気もします。
みけ
昔、工事現場の記録用に過ぎなかった白い箱のフジの記録用ネガが、若いフィルムカメラ使い世代に重宝されているときいて、隔世の感がしました。
フィルムは現像液の廃棄も難しくて、家庭で気軽に現像できないから、長期的にラボの数が減れば、ユーザーもなくなってゆくのでしょうね。
フィルムカメラはイニシャルコストが安くてもランニングコストは半端ではないので、趣味として手を出すのは個人的に難しいなぁと感じています。(うちにも古いGR とOM2がありますが)
ききかか
日本と欧米の文化の違いは感じます。
朽ちいく日本の「木」の文化と、姿形が長く残っていく欧米(ヨーロッパ)の
「石」の文化。
写真ではないですが、映画用のフィルムは「残すべきもの」と、ハリウッドの映画監督達が、出資してかろうじて残っているという情報を目にしたことがあります。
(うろ覚えなので違っていたらすみません)
是枝監督の「万引き家族」などは、コダックの映画用フィルムで撮られているとの記事を見た事もあり、また乃木坂46の「シンクロニシティ」のmvもコダックのフィルムで撮られたものだそうです。
一企業では、この状況を支えきれない情勢になってしまっているので、文化として残していく支援ができるシステムが無いものかと、つい思ってしまいます。
JJ
いまでも年に数本フィルムを消費してますが、これも数年前に購入してあったものなので何とかなってますが、在庫が無くなったら考えものです。それでもまだ働いているので趣味として購入できますが、年金をもらうようになったら無理ですね。
あと数年しかフィルムカメラでの撮影を楽しむ事が出来ないのが残念です。
monyu
数年前まで見向きもされなかったフィルムカメラが
ブームをいいことに転売・投機目的で中古価格高騰してるイメージです
本体を手に入れたくても手に入れられない=フィルムの需要が伸びない
転売なんかには文句も言いたくもなりますが古物なので何とも。。。
なんにせよ
厳しい状況ですね
Oort
メーカーが高くなってもフイルムを作ってくれている間は良いですね。
どこもフイルムを作らなくなったら、中古市場のフイルムカメラはどうなるんでしょうか。
SoA
フィルム撮り続けてますが、値上げは加速度的ですね。ちょっと前の倍以上の値段です。最近のデジタル機の値段も凄いことになって来ているので、両面対応は家計を圧迫します。ですのでレンズ選びは共用前提の物となり、ミラーレス用のレンズは選ばなくなりました。
フィルムの解像度はサイズに依存するので状態の良い人気中判機はひたすら値上がりしていますね。ですので中判は壊れる要素のほぼ無いレンズ交換式二眼レフで楽しんでます。
にゃめろ
フィルムユーザーは減る一方ですから、特にアマチュア向けのフィルム関連の業務の維持は難しそうですね。かろうじて維持できても一部の贅沢な趣味層のためのものになりそう。
あとはプロや業務用の中判, 大判フィルムはまだ製造を続けれているのでしょうか?フィルムの影に隠れていますが最近は印画紙なんかもどうなっているんでしょうかね...
G
私自身もフィルム撮影を行いますが、個人の消費でどうこうなるような規模の話ではないので、どうしようもないと思っています。価格はともかく、作ってくれているだけでありがたいです。
現実的に考えれば、メーカーにメリットがあるかというと、すでにメリットはあまりないのが現実です。
夢のカメラだったはずのデジカメですが、いざ実現してしまうと人間の悪い癖である不自由を楽しみたくなりますね。。。
ヤシカの残党
いわゆる「ノリ」で始めた若者はそろそろ離れ始めるでしょう。まずフィルムの品切れが目立つし、価格の高騰っぷりが驚くレベルで進んでいます。
またコンディションの良いフィルムカメラ、古いレンズはプレミアがついており、カメラ屋や市場の思惑に乗っかりたくないと思い始めてしまいます。
かく言う私も、20代ですが、CONTAXの一眼レフは稀にしか使いません。フィルムが高すぎるのです。
KT
未だに黒白ネガフィルムで撮っていますが、現像→データ化が自家作業な為、店舗に出すよりは幾分か安く楽しめています。
しかし、昨今のフィルムや薬品の値上げによりあと何年フィルムを楽しめるのかな?と不安になっています。
ワームホール
要はフィルムがどうこうよりも、カメラやレンズに魅力を感じている人が多数派なのだと思いました。とは言えフィルムがなければフィルムカメラは使えません。なので私も含めて、フィルムで撮れる環境は提供されて欲しいです。
おじゃまいぬ
こちらもフィルムデジタル問わずジャンクで遊んでいますが、正直現在古いカメラを使いこなすのは難しいのでは?
フィルム価格高騰にもウンザリするが、1960~1970年代の機械式や初期の電子式でマミヤやヤシカやペトリならまだしも1980~2000年代前半の機種、それもキヤノンやニコンやミノルタ辺りでさえ部品や資料が無い上に「金と時間でプロ(専門家)に点検修理を丸投げ」或いは自分でやるにも「SNSとブログとYouTubeで使い方や修理、改造が何でも分かる、調べられる」が通用しない機種も存在する訳で。