CIPAが、2022年5月のデジタルカメラと交換レンズの生産出荷実績表とグラフを公開しています。
2022年5月のデジカメの総出荷台数は前年同月比で89.6%(金額ベースで147.4%)で、台数ベースでは前年同月を下回っていますが金額ベースでは約1.5倍と大幅に伸びていますね。
カメラの出荷台数のうち、レンズ一体型は前年同月比で67.4%(金額ベースで80.6%)、レンズ交換式は前年同月比で101.7%(金額ベースで160.1%)で、レンズ一体型は引き続きマイナスですが、レンズ交換式は台数ベースでも前年同月を超えており、好調と言ってよさそうです。
地域別のデジカメの出荷台数は、前年同月比で米州74.3%(金額ベースで123.9%)、欧州84.0%(金額ベースで140.4%)、中国111.0%(金額ベースで154.5%)、日本89.9%(金額ベースで184.9%)、日本中国以外のアジア103.7%(金額ベースで187.3%)で、台数ベースでは前年同月を超えたのは中国とアジアだけですが、金額ベースでは全ての地域で前年同月を大幅に超えています。
2022年5月の一眼レフの出荷台数は約9万5246台、ミラーレスは約37万2182台で、先月と比べると差がよりいっそう大きくなっています。
さいたまじん
金額ベースだけここまで伸びてるってことは、カメラの単価が爆上げしてるってことだからカメラ業界の先細りを招きそうな気が。
路傍のカメラ好き
単価が上がってるから業界の先細りを招きそうなのではなく、業界が先細りの最中にあるから単価を上げざるを得ないんだと思います。残念な話ですが。
単価を押し上げたのは各社のフラッグシップ効果ですかね? 出荷量も回復傾向にあるんでしょうか。
スナッキー
出てくる新機種はどれも高額になってしまった感。(半導体不足の影響?安いのを数出す方向にはもう向かわない?)
気軽に乗り換えられる軽めの機種が無いのもまた事実。
GRIIIxあたりを最後にカメラから足を洗おうか?という気も。