キヤノン2022年Q2のイメージング事業部はRFレンズの販売が大きく伸びて二桁の増収

キヤノンが2022年12月期 第2四半期の決算を発表しています。

決算短信・説明会資料

  • 売上高は前年から13.3%増加し、1兆円に迫る9,988億円となり、6四半期連続の増収を達成した。営業利益は対前年27.4%増の985億円と、大幅増益となった。

  • カメラ市場は、底堅い需要が続いているが、世界的な部品不足に上海ロックダウンが加わり、需要に見合うだけの製品を供給することができておらず、今年の市場規模は昨年と同水準の545万台を見込んでいる。
  • 当社の第2四半期についても、製品供給不足により引き続きカメラ本体の販売台数は前年を下回りったが、下期からは生産の挽回により増加に転じる見通し。販売台数減少の中でも、優先して生産・販売を行っているフルサイズミラーレスカメラの比率が高まったことと、RFレンズの販売が大きく伸びたことで、売上は2桁の増収となった。

canon_settlement_2022Q2_001.jpg

部品不足でカメラやレンズの供給不足が続く厳しい状況の中ですが、キヤノンのイメージング事業の第2四半期の決算は売上二桁増収ということで健闘していますね。カメラの販売台数は減少しているので、単価は引き続き上がっていることになり、他社同様、ハイエンド機へのシフトが続いているようです。