ソニーがミラーレスカメラの販売台数シェアで35週ぶりにキヤノンを逆転

BCN+Rに、ミラーレスカメラの販売台数シェアに関する記事が掲載されています。

ソニーが35週ぶりにキヤノンを逆転

  • ミラーレス一眼市場のメーカー別販売台数シェアで2022年7月第1週、ソニーが35週ぶりにキヤノンを逆転した。
  • それまでトップシェアだったソニーだが、21年11月に部材不足のため主力製品の受注を停止。11月以降キヤノンが首位に取って代わった。受注停止の影響は大きく、22年3月第3週にはOMデジタルソリューションにも抜かれ、ソニーは3位に転落。4月5週には10.3%までシェアを落とした。しかし、5月27日に「α6400」の受注を再開すると6月第1週には27.3%まで持ち直した。6月24日に「VLOGCAM ZV-E10」と「α7C」の受注も再開。6月第5週には、キヤノンを逆転して35週ぶりに首位を奪還した。7月第1週には40.1%を記録。40週ぶりに4割を超えた。
  • ソニーが失速している間、キヤノンは最高で46.6%を獲得するなど独走していたが、2強状態に戻った形だ。

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ソニーはZV-E10やα6400、α7Cなどの人気製品の受注が相次いで停止された影響で、昨年の終わり頃から販売台数シェアを大きく落としていましたが、受注再開と共にシェアが右肩上がりに回復して、以前の勢いを取り戻しているようです。

逆転されたキヤノンもAPS-Cの新機種を2機種投入しているので、今後もソニーが首位をキープするのか、キヤノンの再逆転があるのか注目したいところですね。