キヤノンはAPS-Cのハイエンドレンズを投入するべき

ThePhoblographerに、キヤノンはAPS-C用のハイエンドレンズを発売するか、サードパーティーがそのようなレンズを出すことを許容するべきという意見記事が掲載されています。

The Big Mistake We Hope Canon APS-C Cameras Don't Have

  • キヤノンは、APS-Cにもハイエンドレンズをラインナップするよう努力するべきだ。現在、EOS R7のテストをしているが、APS-Cのハイエンドレンズが本当にこのシステムに欠けているものだと感じている。

    キヤノンはLレンズ以外のレンズを防塵防滴仕様にすることを拒んでいるが、EOS R7は耐久性が高く耐候性もあるので、Lレンズ以外も防塵防滴にするように考えを改めるか、APS-C用のLレンズを開発するか、いずれかを検討したらどうかと思っている。

    APS-Cカメラをフルサイズ機のおまけのように扱うのは、とても古い考えだ。APS-C機は非常に高性能なカメラで、フルサイズもAPS-Cも同等の愛情をそそぐに値するものだ。

    フォトグラファーは必ずしもフルサイズの大きさ重さを求めているわけではないが、多く人は防塵防滴の価値は理解している。

    キヤノンがこのようなレンズを自社で開発しないとしても、サードパーティーがこれらのレンズを開発し、そしてキヤノンがそれを潰そうとしないことを心から願っている。一眼レフ時代にキヤノンはシグマやタムロンのレンズをちょっとした工夫で使えないようにしてきた。ニコンも同じようなことをやっていた。このようなことが起きないよう願っている。

    ソニーが業界に何か教えてくれたとすれば、それは、良いシステムを構築するために皆で協力し合えるということだ。キヤノンは保守的で物事への適応が遅い会社だが、それが変わることを願っている。

 

キヤノンとしては、ハイエンドレンズを使いたい人はフルサイズに行って欲しいというのが本音かもしれませんが、EOS R7クラスのカメラになると、高性能で防塵防滴仕様のAPS-Cレンズを使いたいという声が挙がっても不思議はありませんね。

キヤノンがRF-SでもEF-MやEF-Sと同様にLクラスのレンズは投入しない戦略を取るのか、気になるところです。

サードパーティーとの協力に関しては、メーカーにもいろいろ言い分があるとは思いますが、ユーザーから見れば、ソニーのようにマウントが開示されてサードパーティー製レンズが豊富に選択できるのが理想的ですね。