Photons to Photosに、富士フイルムX-H2Sのダイナミックレンジと高感度ノイズの測定データが追加されています。
機種名 | 最大ダイナミックレンジ | ローライトISO | ローライトEV |
X-H2S | 10.04 | 2884 | 9.85 |
X-H1 | 10.10 | 3586 | 10.16 |
X-T4 | 10.45 | 3298 | 10.04 |
X-S10 | 10.40 | 3305 | 10.05 |
EOS R7 | 10.49 | 2213 | 9.47 |
Z 50 | 10.53 | 2406 | 9.59 |
α6400 | 10.51 | 2470 | 9.63 |
- X-H2SとX-T1、X-T4とのダイナミックレンジの比較
- X-H2SとEOS R7、Z50、α6400とのダイナミックレンジの比較
X-H2Sの積層型センサーは、X-T4やX-H1のセンサーと比べるとわずかにダイナミックレンジと高感度性能が低下していますが、高速読み出しの影響は軽微で、実写では画質への影響はあまりなさそうですね。
緑のたぬき
積層センサーは画質ではやはり劣ってしまうんですね。気にならないレベルだと思いますが。
カタスマー
ここらへんの特性も他の積層センサー機と同等ですね(おそらくソニーセンサーなのを鑑みると当たり前ですが…)
フクシマ
積層は光を受け取る1画素の面積を最大化できるので高感度に強いとばっかり思っていたので意外な結果です。まあ微々たる差ですね。
へてろ
ここの数値で見ると劣っている様に見えますが、実写(JPEG)やRawで判別出来るとは思えないので気にしないかなぁ…
僅かな画質劣化でAFや読み出し、検出が爆速になってるなら良いんじゃないでしょうか
TIMO
YOUTUBEでは低感度と高感度でわずかに画質が改善していると言ってましたが、しっかり数値に表れているようですね。私自身がその差を体感できるとは思えませんが、どんな絵になるのか楽しみです。
ら。
センサーからの画質は微々たる差しかないのは想定通りというか、こんなものでしょうという感じですね。元々裏面照射型センサーだったわけですし。
センサーがもっと新技術で発展しない限り、今はエンジンがどう処理するかのほうが重要なのではないでしょうか。もし先行レビューしている方々が既存機種より画質が良いといっているのなら、この辺が関係している可能性があるかもしれませんね。特にJPEGの絵作りに自信を持つ富士フイルムなら猶更かもしれません。新世代のボディだと現状はOM-1がその最たるものだと思っています。(もっともOM-1のセンサーは前世代のものよりずっと解像力が高いですけど)
NK
当然ながら、センサーレベルでは甲乙つけがたいようですね。
あとは、画像エンジンのレベルでの競争でしょうか?
g
実写では質的に同じと言っていい、データ的な数値の差。
センサー性能は、画質に関してはもうずっと進化がないですね。
次に画質を飛躍的に向上させる技術って、何になるんでしょうか?
ナイトメア
あれだけ高速化して、画質はほぼ現状維持(厳密にはちょっと落ちる)というのは、驚異的ですね。
スポーツや野生動物など、撮りなおしが出来ないものは速さこそ命ですから。
個人的には人物や風景撮影が多いので、もう少し高感度に強くなってくれたらな〜とは思ってます。
ジャガーパパ
富士のISO感度は独自基準らしいので低照度は旧機種との相対値といったところでしょうか。
センサーそのものはソニー製ですから想定された通りの結果ではないでしょうか。
積層型センサーによるバッファと画像処理エンジンの強化が目玉ですね。