富士フイルム「X-H2」と「X-T5」ではベースISO感度が引き下げられる?

Fuji Rumorsに、富士フイルムX-H2とX-T5のベースISO感度に関する噂が掲載されています。

Fujifilm X-H2 and Fujifilm X-T5 Coming with New Lower Base ISO

  • 複数の信頼できる情報筋が、4000万画素非積層型センサーを搭載するX-H2は、ISO160よりも低いベース感度になると報告してきた。常々、ベースISO感度の引き下げは富士フイルムの最優先事項だと考えていたので、この噂には驚いた。

    そして、この噂はX-T5にとってどのような意味があるのか? 信頼できる情報筋がX-T5は4000万画素の非積層型センサーを搭載すると言っているので、X-T5にも低いベースISO感度が採用されると考えてよいだろう。しかし、これは噂からの論理的に考えて下した結論で、情報筋が明言したことではない。

    富士フイルムは、2つのセンサーが採用されているX-Hシリーズを除く他の全てのカメラシリーズでは、積層型2600万画素センサーか非積層型4000万画素センサーのいずれかが採用されると述べている。X-Pro4、X-E5、X-S20、X-T40、X100V後継がいずれのセンサーを採用するのかは不明なので、どのシリーズが低いベース感度になるのかは分からない。

    新しいベースISOに関しては、相反する情報があるので、それを解明するために情報収集している。近いうちに正確な値を伝えられると思う。

 

富士フイルムのX-Trans機のベースISO感度は、2600万画素センサー搭載機ではISO160(それよりも前はISO200)となっていましたが、X-H2から更に引き下げられる可能性があるようですね。

ベースISO感度が引き下げられると、明るい場所で絞りを開いて撮影したい場合などで使い勝手が良くなるので歓迎されそうです。

また、X-Pro、X-E、X-S、X-T、X100の各シリーズの後継機では、2600万画素積層型センサーか4000万画素非積層型センサーのいずれかが採用されると述べられていますが、X-Proは動体の高速連写向きのカメラではなく、またその他の低い価格帯のカメラに高価な積層型センサーを採用するのは難しいと思うので、いずれの機種も4000万画素非積層型センサーが有力候補でしょうか。