Fuji Rumorsに、9月の登場が噂されている富士フイルム「X-H2」のピクセルシフト機能に関する噂が掲載されています。
・RUMOR: Fujifilm X-H2 Coming with Pixel Shift Multishot for 160 Megapixel Images
- 富士フイルムはついに解決策を見つけたようだ。富士フイルムは、X-Trans機に初のピクセルシフト機能を搭載する。
信頼できる情報筋から、9月2日のニューヨーク時間で午後2時に発表される4000万画素機のX-H2には、ピクセルシフトマルチショットが搭載されると聞いている。ピクセルシフトを使えば、X-H2で1億6000万画素で撮影することができるだろう。
ピクセルシフトマルチショットは、富士フイルムではこれまでベイヤーセンサーのGFXにしか搭載されていない機能で、カラーフィルターの色の配置が特殊なX-Trans機では難しいのではないかと見られていましたが、X-H2は上手い解決策を見つけて、この機能を搭載するようですね。X-trans+ピクセルシフトの1億6000万画素の画像が、どれだけの画質になるのか楽しみです。
ナイトメア
ピクセルシフトの搭載は大歓迎です。
手持ちでどこまで出来るかも気になるところ。
ピクセルシフトの有無がX-T5との差別化になるのでしょうか?
個人的にはそんな出し惜しみはしないと思っているのですが。
カタスマー
これは楽しみですね
x-tranceでも1ピクセルずつ4回ずらせばベイヤー同様に色情報を網羅できるので、できてもおかしく無いですよね
swing
手持ちハイレゾ系の合成処理なら、厳密なピクセルシフトや全画素をRGB全色で埋めるような処理は不要だから、手持ち系の技術を導入してるかもしれないですね。
例えば SILKYPIX Pro11 に手持ち超解像(ハイレゾ)合成機能がありますが、X-Transが除外されているということは特にないようです。
ほり
まずレンズが解像するのか心配で、処理時間や手持ち対応などの使い勝手も重要です。
上手くいくなら深度合成や電子NDも、などと期待してしまいます。
イーグレットヘロン
これは良いですなぁ…。
ついでにIBISも8段にブラッシュアップされたら…と思うのですが、X-H2sとの関係で厳しいかもしれませんが。
新しい解決策と、高画素の画素ピッチが小さい分、シフト量が少なくできるので実現できた部分もあるかも知れません。
ピクセルシフトで、シャープネスかけた時に発生するワームエフェクトや、ポップコーン現象や高感度に弱い部分が改善するなら、ピクセルシフトでX-Transのデメリットと言われてた部分の解消になるので有れば、名機になりそうです。
g
X-Trans配列だと、全画素RGBではなく解像度アップのみでしょうか?
H2sにもファームアップで来て欲しいですね。
素人考えですが、積層の高速読み出しは手持ちハイレゾに適しているのでは?
ぽくカメ
X-Trans CMOSは1単位36画素中にRとBが8画素なのでベイヤー配列と同じように1画素ずらし4枚撮影では全ての画素で三色を取得することはできないんですよねえ。十字に動かして5回撮影すれば像面位相差用画素を含めて一応全画素フルカラーにできそうですが、制御とか画像処理を考えるとどうなんでしょうか。
もっとも、素のままでも偽色やモアレに強いと謳っているセンサーですから、既にコメントしている方がいるように解像度向上のみの機能にとどめるのが一貫性があるかもしれません。
カタスマー
ぼくカメさん
勘違いしてました!(1ピクセルズラして撮影→元位置に戻すまでを1回移動でカウントしてました)
ピクセルシフトは他社も搭載して当然のようになりつつあるのでマーケティング的に載せないわけにはいかないのかもしれませんね
ヘロヘロ
縦もしくは横にのみ画素ずらしすれば4回撮影でRGBの情報取得出来るのでは?
X-T1ユーザー
ピクセルシフトの高解像撮影で,きっちり成功したことはほとんどないです。
三脚を立てて風景写真を撮っても,どこかで何かが動き,重ねると汚いブレになってしまいます。
パソコンも負担がかかりますし,A3ワイドのサイズまでしか伸ばさないので,数千万ピクセル相当でも,その表現を出力するのに活かしきれません。
フラッグシップ機を持ち歩く人ならば,充分使いこなせるのでしょうか。
fjaguar
(ソフト)現像時に後付けの高解像化処理を行う事がありますが、不自然な表現になることが多いです。富士のカメラ側での高解像化処理に興味あります。他社とは一味違う美しい表現が得られるのでしょうか。
Split
他社のピクセルシフトではベイヤーの配列をキャンセルするように動作して、1ピクセルにRGB全色のデータを得ますが、フジの場合X-Transをキャンセルするように動作するはずなので、結果的に他社と同じ結果になると思われます。
ただ、表現って点ではフジは独自の観点があるようなので、他社とは異なる仕上がりにしてくるかもしれません。
この辺りは実物が出てくるまでなんとも評価しがたいかもしれないですね…。