富士フイルム「X-T5」と「X-H2」の共通する部分と異なる部分

Fuji Rumorsに、現時点で判明している富士フイルムX-T5とX-H2の共通点と相違点のまとめが掲載されています。

Why the Fujifilm X-H2 Coming September 8 will tell us A LOT about the Fujifilm X-T5

  • 9月8日のX Summitで、X-T5が発表されないという噂を投稿した際に失望した人がかなりおり、X-T5を待っている人の中にはX Summitへの興味を失ってしまった人もいるようだ。

    しかし、9月8日のX Summitは主にX-H2のためのイベントだが、X-T5についても多くのことを知ることができることを心に留めておく必要がある。なぜならば、我々の情報によると、富士フイルムからは積層型センサーのX-T5Sは登場しないが、4000万画素のX-T5は登場するからだ。

    X-T5はX-H2と同じセンサーと画像処理エンジンを搭載しているので、以下のように多くの分野でX-H2と同じように機能する。

    - ISO性能の向上(どちらもベースISOが低くなっている)
    - 同じダイナミックレンジ
    - 全体的な画質が同じ
    - 4000万画素センサーで現在のレンズがどの程度機能するのか分かる
    - X-H2とX-T5のAF速度と精度は同じになる

    しかし、もちろんX-H2とX-T5には違いもある。

    - X-T5にはバッテリーグリップがない
    - X-T5はクラシックなエルゴノミクスを維持する

    以下の点は現時点では不明だ。

    - X-T5がX-H2と同じ動画機能(例えば8K)を搭載するかどうか
    - X-T5がX-H2と同じ連写速度かどうか
    - X-T5が自撮り用のモニタを搭載するかどうか、X-H2とモニタの設計を変えるかどうか

    従って、X-H2を良く観察することでX-T5の性能について多くを知ることができるので、X-T5を興味を持っている人にとってもX-H2は非常に重要だろう。

 

X-T5とX-H2が同じセンサーと同じ画像処理エンジンを採用されるという噂が事実だとすると、両機はどこで差別化を図るのかが興味深いところですね。

現時点で判明しているのはバッテリグリップの有無と、操作系の違いのようですが、動画や連写のスペックで差別化されるのかどうかも気になるところです。X-T5はモニタをチルトに戻したら、X-H2と棲み分けできそうな気もしますがどうなることでしょう。