CIPAが、2022年7月のデジタルカメラと交換レンズの生産出荷実績表とグラフを公開しています。
2022年7月のデジカメの総出荷台数は前年同月比で110.1%(金額ベースで194.8%)と、台数ベースで前年を大きく超え、金額ベースでは前年の2倍近くになっています。
カメラの出荷台数のうち、レンズ一体型は前年同月比で60.9%(金額ベースで84.7%)と引き続き低調ですが、レンズ交換式は前年同月比で146.0%(金額ベースで220.5%)と、前年からの伸びはすごいですね。
レンズ交換式のうち、一眼レフの出荷台数は13万4569台、ミラーレスは42万1607台で、台数ベースではミラーレスが一眼レフの約3.13倍となっています。また、金額ベースでは更に差が大きくなり、ミラーレスが一眼レフの約6.93倍となっています。
キヤノンが2022年Q2の決算説明会で「カメラ市場は現在の規模で概ね底を打っていると考えている」と述べていましたが、CIPAのデータでもカメラ市場に明るい兆しが見えてきたという印象です。
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