ヨドバシカメラの2022年9月上期のランキングでキヤノンが過半数を占める

CAPA CAMERA WEBに、ヨドバシカメラの2022年9月上期のレンズ交換式デジタルカメラの売れ筋ベストテンが掲載されています。

キヤノンがランキングの半数を占める

  • データ集計期間 : 2022年9月1日~9月15日

    第1位 ソニー α7 IV ボディ
    第2位 キヤノン EOS R5 ボディ
    第3位 キヤノン EOS R3 ボディ
    第4位 ソニー α6400 ダブルズームレンズキット
    第5位 ソニー α7 IV ズームレンズキット
    第6位 キヤノン EOS R10・RF-S18-150 IS STM レンズキット
    第7位 キヤノン EOS R6 ボディ
    第8位 キヤノン EOS R7・RF-S18-150 IS STM レンズキット
    第9位 キヤノン EOS R7 ボディ
    第10位 ソニー α7C ズームレンズキット

  • メーカー別ではキヤノンが5機種6モデルでトップ。前回の3機種から大きくランクイン機種を増やした。一方ソニーは3機種4モデルで、前回の5機種6モデルから減少。2強でトップ10を分け合ったかたちだが、キヤノンに勢いがある感じだ。今回、ニコンのトップ10入りはなかった。
  • 1位は今回もソニー「α7 IV」ボディ。首位キープは9期連続となり、人気の高さがうかがえる。供給不足も回避できているようだ。しかし、ほかの機種は元気がない。
  • 2位はキヤノン「EOS R5」、3位は「EOS R3」で、トップ3にキヤノンの2機種が入った。「EOS R3」は2月下期以来、久々のランクインとなる。ソニーとは対照的に、総力戦の様相を見せるキヤノン勢。供給不足解消の表れなのか、次回は反動で大きく機種を減らすことになるのか、今後の動向をしっかり見極めたい。

 

ソニーはα7 IVがV9達成で、引き続き高い人気を維持しているようですが、今回はZV-E10やα7S III、FX3などの動画に強い機種がランク外となっていて、全体としては少し元気がない印象です。ソニーはFX30やα7R Vの近日中の発表が噂されているので、巻き返しに期待したいところですね。

キヤノンはライバルのα7 IVが強いので、なかなか1位にはなれませんが、R3、R5、R6、R7、R10と幅広くランクインしていて、好調を維持しているようです。ニコンは中級機の新製品が投入されれば状況が変わってきそうですが、噂では新機種登場まではもう少し時間がかかりそうな雰囲気ですね。