富士フイルムのAPS-C用の「33mm F1.2」の特許出願

富士フイルムがAPS-Cミラーレス用の「33mm F1.2」の実施例を含む、小型で良好な光学性能を得るための技術に関する特許を出願しています。

IP Force

  • 出願人:富士フイルム株式会社
    公開番号:P2022128205
    出願番号:P 2021026602
    公開日:2022-09-01
    発明の名称: 撮像レンズおよび撮像装置
  • 【課題】小型に構成され、良好な光学性能を有する撮像レンズ、およびこの撮像レンズを備えた撮像装置を提供する。
  • 近年、小型に構成され、良好な光学性能を有する撮像レンズが要望されている。
  • 本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、小型に構成され、良好な光学性能を有する撮像レンズ、およびこの撮像レンズを備えた撮像装置を提供することを目的とする。

  • 実施例1(33mm F1.2)
    焦点距離 33.98
    バックフォーカス 13.14
    F値 1.24
    全画角 47.6
    最大像高 14.45

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実施例のレンズは、像高とバックフォーカスからAPS-Cミラーレス用です。以前に富士フイルムは、大きくなりすぎるという理由でXF33mmF1の開発を中止していますが、この特許出願では小型化された33mmF1.2の実施例が示されています。

現在、既にXF33mmF1.4が発売されているので、33mmF1.2は製品化するにはスペックが近すぎるかもしれませんが、富士フイルムはより明るい標準レンズの開発をまだ考えているのかもしれませんね。