ライカが最短撮影距離や絞り羽根などを改善した新しい「SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH」を正式に発表しました。
・Leica's updated Summilux-M 35mm F1.4 ASPH lens is actually cheaper than its predecessor
- ライカは、最も人気のあるレンズの一つであるSUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPHレンズのアップデート版を発表した。
- 大きな変更点は絞り羽根が従来の9枚から11枚になったことと、最短撮影距離が70cmから40cmに短くなったことだ。この最短撮影距離を実現するために、ライカは特許出願中のダブルカムシステムを使用している。
- ライカによると、ユーザーは70cmまでピントを合わせた後、フォーカスリングに抵抗を感じ、その後40cmまでピントを合わせることができるとのことだ。フォーカスリングの回転角は176°と、前モデルの約2倍となっており、より精密なピント合わせが可能になっている。
- 光学系は5群9枚で、変更されていない。レンズフードが丸くなり、レンズに内蔵されているので、必要に応じて引き出して使えるようになったのが唯一の違いだ。サイズもほぼ同じだが、長さが2mm短くなり、最大径が2mm太くなっている。
- 新型のSummilux-M F1.4 ASPHは、ブラックとシルバーの2色があり、それぞれ5,395ドルと5,595ドルで販売される。新型は5,995ドルで販売されていた旧バージョンから低価格化されている。
Leica Rumorsの噂通り、新しい「SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH」が正式に発表されました。新型は最短撮影距離が大幅に短縮されているので、汎用性はかなり高くなりそうです。光学系は変わっていないようですが、絞り羽根の改良でボケ味の改善も期待できそうです。ただフードが内蔵式になったのは賛否両論ありそうですね。
値段に関しては、最近はレンズは大きく値上げされる傾向にありますが、このレンズは新型になって値下げされているのは少々意外でした。
9210
円安のせいか、国内価格は旧型より10万ほど上がっていますね。。。
フードは内蔵の方が低コストのような気がします。それにしても、絞り羽根増、最短距離の変更等を考えると米国での値下げは驚きです。
どりゃー
最短撮影距離0.4mに魅力を感じる人は多いでしょう
ライブビュー時代ならではのMマウントレンズですね
それでもコンパクトさをしっかり維持していて実用しやすそう
フードは外付けが良いという声に対応する限定モデルなどが
先々には出てくると思います
シトド
魅力的なリニューアルで、珍しく値下げになるというのが一番の驚きですが、米国では値下げになるのに、日本では値上げになるというのは、解せませんね。円安のせいというのであれば、円高に転じたら価格改定(値下げ)になるのでしょうか。どうしてそうなるのか納得できる説明が欲しいと思います。