富士フイルムは「フル領域でXシリーズを展開し、ユーザーの期待にさらに応えていきたい」

PHILE WEBに、富士フイルムイメージングシステムズの松本考司社長のコメントが掲載されています。

「Xシリーズ」「チェキ」が好調。富士フイルムイメージングシステムズ・松本社長が語る販売戦略

  • 同社では「写真啓蒙活動」「デジタルカメラXシリーズ」「instax"チェキ"」において新しい写真価値の創造へ向けたチャレンジを展開。松本社長は「エンドユーザーの変化に対応した価値提案が実を結びつつある」と手応えを訴えた。
  • 発売10周年を迎えたデジタルカメラXシリーズでは、「フル領域でXシリーズを展開し、ユーザーの期待にさらに応えていきたい」と、これまでやや手薄だった高速・高機動性が要求される領域に、第5世代の画像センサーと画像処理エンジンを搭載した「X-H2S/X-H2」を投入した。
  • 好調な立ち上がりとなったX-H2Sに続き、9月14日に予約を開始したX-H2も想定以上の注文となり、商品のお届けに時間がかかる状況だという。
  • 富士フイルムの持つ最高の銀塩プリント技術を活かし、プレミアムプリントを中心とした銀塩プリントのソリューションやパネル加工など、お客様の作品や思いをカタチにするXシリーズとプリンティングを組み合わせた提案を強化。今秋、さらに来春へとパワーアップしていく構えだ。
  • Instax"チェキ"では、毎年新しい価値を備えたチェキカメラの新商品を発表して話題を集めている。2020年度はコロナの影響で売上げが落ち込んだが、その後急速に回復。2021年度はコロナ前の2019年度の実績を上回り、2022年度はさらに対前年比130%の伸長を予測。チェキプリンターも同じく対前年比150%を予測する。

 

富士フイルムはX-H2Sが好調な立ち上がりで、X-H2も想定以上の注文ということで、新しいX-Hシリーズはまずは良いスタートを切れたようですね。松本社長は「フル領域でXシリーズを展開」と述べているので、最近あまり新製品が登場していないミドルローやエントリークラスの製品の登場も期待できそうです。また、チェキに関しては対前年比130%の伸長を予測ということで、引き続き好調のようですね。