ニコン「Z 6III」はどのようなスペックになるのか?

DigitalCameraWorldに、ニコンZ6III のスペックの予想記事が掲載されています。

Nikon Z6 III: this is what I think we'll get

  • Z6III の登場は必然であり、それはあなたが考えているよりも早いかもしれない。今年の中頃から8月にZ6IIIかZ8が発表されるという噂が流れ始め、その後の噂では、発表は8月から10月へと変わり、発表されるのはZ8のみということになった。そして、今は噂は再び静かな状態になっている。

    しかし、Z6IIIの噂が流れるという事実だけで、その開発が十分に進んでいることを示唆している。実際、Z6が2018年に、Z6IIが2020年に発売されたことを考えると、Z6IIIの発売が(もしパーツ不足の問題ななければ)2022年に設定されていたとしても理に適っているだろう。そうなると、2023年にニコンが3機種を発表するということも十分にあり得る話だ。

  • Z6IIIのスペックについて:Z6IIIのアップグレードは漸進的なものになるかもしれない。例えば、Z6IIの2基のExpeed6プロセッサを1基のExpeed7に置き換えるなどだ。これは理に適っていると思うが、それでは消費者が新型機を買う動機にはならないだろう。

    Z6IIIは、Z6IIとスペック的に危険なほど接近しているZ5との差別化のために、センサーに若干の改良を加えるかもしれない。Z6IIIには、若干高画素のセンサーかまたは積層型センサーが搭載され、高解像度かより高速な連写が提案されるかもしれない。

    我々が予想する最も明白でそして必須のアップグレードは、バリハングルモニタの追加だ。ニコンがZ9でもチルトから脱却しようとしないことを考えると、Z6IIIがバリアングルの唯一のフルサイズミラーレスなら、特に動画製作者へのセールスポイントになるはずだ。

    動画はニコンが本格的に進出可能なもう一つの分野で、4K60pを採用することで、Z6IIIをフルサイズZシステムの中で動画に特化した機種として位置付けることができるだろう。4K60pの追加は迷う必要のないもので、少なくともEOS R6と同等の性能にすることができれば、Z6IIIは魅力的な選択肢になるだろう。

 

Z6III はZ6II からのの漸進的な進化(正常進化モデル)になると予想されていますが、もし、積層型センサーが搭載されれば、それは正常進化ではなくかなり大きな飛躍になりそうですね。ただ、積層型センサーを採用するとかなり高価になり、現在のZ6シリーズとは別クラスの製品になってしまうような気もします。

バリアングルモニタに関しては、ニコンはZfcやZ30でバリアングルを採用しているので、今後のフルサイズ機でバリアングルが採用されてもそれほど不思議はありませんね。あと、4K60pに関しては、Z6IIのファームウェアのアップデートで既に対応していますよね。