Nikon Rumorsに、最近Zレンズのロードマップに追加された35mmと135mmの明るさに関する噂が掲載されています。
・The next Nikkor Z 35mm S-line lens will be f/1.2
- 最近ロードマップに追加されたニコンのSラインのZ35mmがf/1.2であることを確認したという情報を得た。このことは、最近ニコンUSAのサイトに掲載されたこのレンズの図(下の図)の大きさと形から、なんとなく推測できることだ。また、下のレンズの写真はモックアップ(レタッチ等で作成した画像)だ。
- 近日中に登場するSラインのZ85mmもf/1.2だと噂されている。
- 100%の確証はまだ無いが、SラインのZ135mmがf/1.8になる可能性が高い。下の図は最近ニコンが公開したものだ。
- ニコンがf/1.2とf/1.8という2つのシリーズを造ろうとしてるのが明確に見て取れる。Fマウントで人気のあったf/1.4のレンズは、もはや検討されていない(今のところは)。以下は、今後登場するレンズの最新の図面だ。
ニコンの新しい35mmがf/1.2の明るさになることが確認されたようですが、シグマから既に35mm F1.2 DG DN Artが登場しており、キヤノンのRF35mmもF1.2になると言われているので、ニコンが35mmをf/1.2の明るさで出してきても不思議はありませんね。ただ、図を見る限りではf/1.2のレンズだけあって35mmとしてはかなり大きいレンズになりそうです。
また135mmがf/1.8になると噂されていますが、キヤノンのRFレンズも135mmはF1.8になると噂されているので、こちらも同じ明るさになる可能性が高そうですね。
信楽焼
自分の財力と体力を考えると、正直F1.2よりF1.4がいいんだけど
あまり大きいと面倒で持ち出さなくなるし
タスク
35mm DG DN ArtのF1.2とF1.4の大きさを比べると、普通のミラーレスにはF1.4が合ってるように思います
Z 9に付けるならF1.2クラスがバランスが良さそう
タケちゃん
f1.2シリーズも良いですが、f1.4でシリーズ化して欲しかったという思いが正直なところです。Nikonさん、FマウントのようにコンパクトなF1.4シリーズを是非お願いします。
135mmは、f1.4で出てくれてテレコンが使えたら200mm/f2.0、300mm/f2.8の代用品として使えるので、f1.4にならないかなぁ・・・まぁ、ロードマップの掲載位置がf1.8の並びですので、今更変更は無いのでしょうけどね。こちらもNikonさん、検討してもらえませんかね。
ゲンゾツ
明るくてデカいレンズではなくて暗くてコンパクトでよく写るのがほしいです。
わさびみそ
35mmf1.2のモックアップはレタッチ等で作成とのことですが、妙にリアルですね。本当にこんな感じで出てきそう。ただコントロールリングに関しては最近の新しいローレットパターンになるのではと思います。
daytripper
適当な切り貼りなんでしょうけど、35mm f1.2格好良いですね!
性能は折り紙つきでも土管の様な20mm f1.8などは正直購買意欲が高まらないので、こんな雰囲気なら大歓迎です。
ZAE
描写は間違いないだろうからサイズが小振りなら検討します
前の金ラインのデザインよりZレンズはプロ機材らしくて精悍な感じも好きです
Oort
今後、他社も含めて単焦点は1.2 と1.8で揃っていきそうですね。1.4でも高価で大きくなりそうなので、難しいですね。
Z9ユーザー
ずっと135mmが欲しかったのですが、
今となってはMC105mm/f2.8が被るので微妙なところです。
ただf1.8で出されるとかなり迷いますが・・・
サイズと重さ次第でしょうか。
たろさん
私もf/1.4Sシリーズを希望します。コンパクトで軽量なレンズです。よろしくお願い申し上げます。
なつ
Fマウントの1.4シリーズを使っていましたが、F値に関してはあれ以上を求めていなかったので、Zマウントレンズのラインナップには正直困っています。
F1.2でもよいのですが、大きさや金額など自分にとっては無駄な部分が大きすぎて・・です。
ドラネコ
スチールでしっかり撮りたい人には f値が1.2を、動画用にも対応出来るレンズはコンパクトなf1.8という事のような気がします。
タロウカジャ
Zマウントのf/1.8シリーズがほぼ揃ってきたので次はf/1.2シリーズですか、ミラーレスデジタルカメラの10年後を考えると他のマウントに無い魅力になると思います。
f/1.2となると開放の描写力勝負となるので楽しみです。ただ既に発売されている50mm
f/1.2の大きさと価格からなかなか手が出なくなりそうです。
使用方法としては、f/4あるいはf/2.8ズームに撮影目的に合った1本としてf/1.2単焦点レンズを持つことになるのでしょう。
路傍のカメラ好き
およそ同一レベルの光学性能とした場合にF1.2とF1.4でどの程度大きさが変わるのかは気になります。たった1/3段の違いでそれほど変わるのか?と。
シグマの35mmは確かに大きく変わっていますが、F1.4の方がフォーカスブリージングが大きい(F1.2も無いわけではない)、解像感も遠景ではほぼ同等かF1.4が上回るが近景ではF1.2が明らかに上、というレビューがあり、単にF値が大きいからサイズが小さいってわけでもなさそうで。
そうだとすると、何かを妥協して小さくしないと差別化できませんし、価格も抑え気味を求められるので、ニコンの高利益率戦略とは合わない、という可能性もあるのかなと感じました。
土門
個人的には時代遅れかもしれませんが、デカくて重くてもいいのでゴツく見えるのが好きです。
jack
Zのf1.8シリーズはFの1.4シリーズを描写の面でもボケの面でも遥か凌駕してます。
その上でその上のレベルを求めるならf1.2シリーズと非常にわかりやすい展開をしているように見えます。
Zのf1.8シリーズはFのf1.8シリーズの置き換えではなく、f1.4シリーズクラスとしてラインナップされているのではないでしょうか。
私自身、Zの50mmf1.8の写りを見て完全にFの単焦点は描写の点では太刀打ちできないなと感じました。
望遠になるとそこまで差を感じるかわかりませんが、135mmf1.8はどうなるか非常に楽しみです。
Zoyashi
モックアップいいですね。
この大きさで価格が20万円を切ってくると買いやすいんですけどね。実際は25万円くらいでしょうか。
50mm 1.2はデカイ高いで手が出ませんでした。個人的に重いのは許容できるのですが、デカイと取り回しづらくて。
非常に楽しみですね。
裸眼で玉ボケ
f1.2に大賛成。
どうせ高価格単焦点レンズは、あれこれ言われる割にはそんなに数は出ないだろう。
ちまちましたのは出さず、AFという前提でZeissのOtus に対抗するシリーズとして欲しい。
軽いならf1.8で充分。
ニコンにはその位の振り切った・夢のある商品戦略が必要だと思う。
Kentie
Z単焦点でF1.8の明るさは「究極の性能」なのかなと思います
Z単焦点でF1.2の明るさは「史上初,異次元の性能」とでも表現すれば良いのでしょうか?
今のところ「Z単焦点はF2の明るさ又はそれより暗い明るさで何とか耐えている身」としては「Zレンズ沼にだけは,はまってはならない」という「本能の叫び」に従い,慎み深く行動する道を進みたいと思います
いう
135mmが出ただけで最高ですね。
何年待ったか分からないくらいで感無量。
光軸
上記jackさんの見方は大いに頷けます。
同感です。
はば
デジカメwatchの「カメラバカにつけるくすり」でも35mmf1.2と言われてますね
なにか元ネタがあるのでしょうか?
タケちゃん
> 路傍のカメラ好きさん
1/3段差は円周として(また、面積として)大きく変わりますね。
硝材に限って発言すれば、レンズ製造時の歩留まりが大きく変わるため、製造コストに大きく影響します。また、同じく面積への影響が大きいため、重量への影響も大きいですね。
その他の部分でも当然、鏡筒も強度計算上から製造コストが上がるので、ご指摘のように「ニコンの高利益率戦略とは合わない」という事になります。
カメラのボリュームゾーンである普及機ではなくフラグシップを、製造コストに対しギリギリで販売する戦略と同じで、ある意味イメージ戦略なのでしょう。
BenBen
35mmレンズはスナップやストリートポートレートでは必須なのですが、F1.2って言う高画質レンズは正しい選択だと思いますが、恐らく25万円前後でしょう。更にF1.2となるとレンズ筐体が大きいを通り越してすでに巨大。とても手軽にストリートには持ち出せないです。本気モードのレンズにはロマンがありますが、気軽に高画質な、やはりソニーの35mmF1.4GM並の小型軽量のレンズの方がミラーレス機には合うと思うのです。ユーザーがレンズを選べてバリエーションを考えた時、シグマの参入を可能にして、小型のF2レンズシリーズもZシステムで選べるようになったとき、ニコンの本気モードの単焦点レンズも光る存在になるんじゃないかとちょっと思いました。
たお
1.2は勿論有って良いのだけれど、F2、いや、2.8位でも良いので個人的には小型軽量で少々高額じゃない?って物を出して欲しいが、1.8
で十分かな。
スタジオでも屋外でも案外プロは絞るし、
最近はデジタル補正度が結構高くて困る。
しっかり均一な絵が撮れる様に頑張って欲しい。
シトド
とりあえず、F1.8とF1.2のラインで進めていく路線は確定のようですね。Fマウントで実現できなかったF1.2がZマウントなら実現可能、ということで、技術陣の意気込みが製品から伝わってくるようです。ただ、一回りして、超大型化の反動として、コンパクトなF1.4、もしくはF2シリーズのレンズが出てくることも十分考えられます。MFレンズではありますが、ライカMレンズは驚くほどコンパクトで超高性能です(法外に高価との印象もありますが…)。あのサイズ感を目指してニコンも努力してほしいです。超高齢化社会の到来を鑑みても、小型軽量化は重要な「性能」であり、「要件」になってくると思います。
ムムムの6
nikkor135mmといえばDCレンズです。最近のニコンは過去の遺産へのオマージュを本気でやっています。
あやのん
性能の差を出す意味で、f1.8シリーズ&f1.2シリーズはちょうどいいかと思えます
(簡単に変えないけど)
ただ、f1.2シリーズが出揃ったら、f1.8シリーズはもう少し小型化してほしいですね
できれば非Sラインで小型レンズもそろえて
3シリーズになったらベスト
本題と離れますが
DX24ミリより、26ミリ(FX)の方がシルエットが細いですね
実物の寸法が気にまります
まる
Fマウントの時代はF1.4単焦点が多かったというよりは、MFの標準域でだけF1.2を実現したほかは「F1.4しかできなかった」限界ラインだっただけでしょう。イマドキの高性能レンズに要求される性能(テレセンその他)を入れるとF1.8ですらあの大きさです。小型軽量廉価は、それ用のズームか40mmF2、28mm2.8みたいなのになるでしょう。Z28mm2.8は持ってますがなかなか侮れないので、この路線も期待してます。
路傍のカメラ好き
>タケちゃんさん
ありがとうございます。結構変わるものなんですね。光学設計にはまるで疎いもので、参考になります。
販売戦略の話はおそらく捉え方が逆で、私は「F1.2なら高価でも許容されやすいが、F1.4だとそこそこの低価格に抑えないといけないので低利益率」と思った次第です。ガラスや鏡筒のコスト減と、F1.2よりも低い価格、合わせた時に利益率がどうなるか……ここはメーカー当人のみぞ知る、ですかね。
いがぐり
35mm f/1.4G, 50mm f/1.4G, 85mm f/1.4G はまだ現行商品なので、どうしてもf/1.4Gの描写が欲しいという場合にはFTZを使ってこれらのレンズを使うことは容易にできます。
いま新たにZマウント専用にレンズを作るのであれば、Fマウント時代の制約のf/1.4を超えて、ミラーレス時代のフラッグシップとなるべきf/1.2 Sレンズを作るのが最優先事項になってくるでしょう。
f/1.4で間を埋めるにしても、それは一通りの単焦点が揃って余力が出てきてからの話になると思います。
コイコイコイ
既に高価でコンパクトじゃない1.8シリーズがあるのに、なんでコンパクトで安価な1.4への期待がこんなにあるんだろう。作ってもZっぽい写りにならないんじゃないかな。
シトド
>コイコイコイさん
現在の技術では今の性能を出すためには高価で、コンパクトではないF1.8しかできなかったかもしれないですが、硝材や光学設計等の技術革新は日進月歩です。将来的にFマウント並み、もしくはそれ以下で、現在のF1.8以上の性能を備えたレンズができないとも限りません。そうした希望をユーザーが発信することが、メーカーを動かす力にもなります。小型軽量かつ高性能レンズ(安価にするのは簡単ではないでしょうが)を望む声は多くの人にとって、自然なものだと思います。ニコンとて、置き換えるのであれば現行品からあからさまに性能を下げて小型軽量、F1.4にするだけのレンズは出さないでしょうし、あえてテイストを変えて出すのなら、現行品を併売すればよいだけの話なので、Zっぽい写りにならないなんてことは心配しなくてもよいと思います。
jack
シトドさん
物理的な限界は越えられませんので、Nikonが今以上に電子補正をゴリゴリに使用することを許容しない限り、Sラインのレンズが小型になることはないと思います。
最近z50mm f1.2の光路を解析していらっしゃるサイトがありましたが、補正を光学的にするためには多くのガラスが必要なんだなぁと感心した次第です。
現在のカメラを使う方々は目が肥えているので程々の性能で小型なものが良い方はフルサイズにこだわらないでしょうし、逆にフルサイズにこだわりが強い方ほど妥協を許さない風潮だと思います。
ASA
F1.2モデルは競合メーカーがF1.2を出し始めた時点で対抗せざるを得ない路線で、長らくロードマップに載せなかったのも、様子見していたのだと思います。ニコンは開発リソースに制限がありますので。
Z35mmF1.2SはF1.8モデルの価格差を参考にすると、実売30万円超えてきそう。Z85mmF1.2はさらに高額で、キヤノンRF85mmF1.2に迫る40万円ほどでしょうか。いずれにせよ簡単に手を出せるレンズではないでしょうね。
シトド
jackさん
この件については最後にしますが、自分は、今後の技術革新に期待してと前置きしているのですが、それでも将来的に小型化できない理由はあるのでしょうか。手本としては自分の前の投稿にも書きましたが、ライカのアポズミクロンなどは、特殊な硝材を利用しているらしいですが、レンズ構成そのものは大変シンプルで、従来のズミクロンとほぼ同サイズにもかかわらず、解像力やボケの滑らかさ等は最新レンズ中でも最高レベルにあります(電子補正的なものもほとんど使用していないと思われます)。価格や機構が違うとはいえ、ニコンにも多少小口径にして、価格はある程度高価でも構わないので、このようなレンズを作ってほしいという願いをもっています。力技で大きくすれば性能が良くなるのはある意味当たり前。巨大レンズで超高性能レンズが一回りしてからでもよいので、次のテーマはその常識を覆して高性能にもかかわらず持ち出しやすく、使いやすいレンズに挑戦してください。
いがぐり
> シトド さん
ライカMはMFレンズです。
アポ・ズミクロンのレンズ構成を見ればわかりますが、あのレンズは鏡筒内にぎっしりとレンズが詰まっています。
一方で、ニコンZはAFのシステムです。
当然ながらレンズにはAFモーターなどを搭載する必要があります。
更に、Zレンズでは動画向けの配慮も必要です。
これらは当然にサイズが大きくなる原因になりますし、保持機構や駆動方法の関係で光学系の設計にも影響します。
更に、ライカMは、ボディ側がよく使われる超広角~標準域の焦点距離のレンズに合わせて設計されているそうです。
この手法は、超広角から超望遠までの実需があるニコン等では採用することの出来ないものです。
以上のことから、「そりゃ、ニコンZに求められていてライカMに求められていないものを無視できるなら、小型化できるよね」というのが結論になります。
シトド
最後といいましたが、色々勘違いされていらっしゃる方がいらっしゃるようなので、もう一度だけ失礼します。「機構」が違うといっているので、MFかAFかなのは当然理解しているし、AFのニコンがMFのズミクロンサイズなるとは思っていません。AFレンズのFマウント標準系レンズサイズ程度になれば十分です。その程度には小型化してほしいという意味と希望です。動画のことはよくわからないので、コメントは控えさせていただきますが、ライカMが超広角~標準域、ニコンZが超広角~超望遠までの需要がある…とはどういう意味でしょうか。ライカMは距離計連動機なので(今はライブビューもできますが)その精度内で対応できるレンズしかない(設計しない)のは当然ですし、解像性能などはレンズ個々の問題だと思うので関係ないのではないでしょうか。それとも、ニコンは標準レンズを設計するのに、超望遠レンズとの関係を何か意識しなければならない理由があるのでしょうか。とにかく、もっと小型で高性能の標準~広角系のレンズが欲しいというだけです。
ら。
>シドドさん
>その精度内で対応できるレンズしかない(設計しない)
つまりその中だけで最初からボディ設計とレンズ設計を切り詰めていると他の方々の意見を読んだのですが、どうでしょうか。一方でニコンのボディ設計はボディ・レンズ側でそういった切り詰め方ができない上に、AFという機構を入れる(しかも恐らくはF時代とは性能差がある=必然的に大きくなる可能性がある)必要もあり、さらにZマウントを活かす光学設計ともなればマウント径の小さいFと同等のものは作らないのではないでしょうか。
もちろんZ24-50mmやZ28mmF2.8/Z40mmF2などの小型レンズはあるので、小さいのはそちらに任せていると思われます。(これらのレンズがFマウントのレンズと性能差で比べてみて、大きさ重さレンズ構成などの違いを調べるのも面白いかも)
これらの小型レンズももっと増えてくれると面白そうですね。
ちなみに将来はと言われても誰も現時点のことしかわかりませんので返答しようがないかなと。将来的に何かしらの硝材を生み出して小型化する可能性がないとは言えませんねぇ。