ヨドバシカメラの2022年10月下期のランキングで「Z 9」が8ヶ月ぶりに首位に返り咲き

CAPA CAMERA WEBに、ヨドバシカメラの2022年10月下期のレンズ交換式デジタルカメラの売れ筋ベストテンが掲載されています。

いま売れてる一眼カメラTOP10! ニコンが8か月ぶりに首位奪還

  • データ集計期間 : 2022年10月16日~10月31日

    第1位 ニコン Z 9 ボディ
    第2位 キヤノン EOS R5 ボディ
    第3位 ソニー α7 IV ボディ
    第4位 キヤノン EOS R6 ボディ
    第5位 キヤノン EOS R3 ボディ
    第6位 ソニー α7 IV ズームレンズキット
    第7位 キヤノン EOS R10・RF-S18-150 IS STM レンズキット
    第8位 ソニー FX3 ボディ
    第9位  ソニー α6400 ダブルズームレンズキット
    第10位 ソニー α1 ボディ

  • 1位はニコン「Z 9」。2月上期以来の首位に返り咲いた。ただし、ニコンのトップ10入りは今回も「Z 9」の1機種のみと寂しい結果になっている。
  • キヤノンはトップ5に3機種がランクインする勢いを見せる。「EOS R3」のトップ10入りは9月上期以来で、いよいよエンジンがかかってきた感じだ。一方、「EOS R7」がランク外となったのが、やや気になるところ。
  • 前回まで1位に君臨していたソニー「α7 IV」ボディは今回3位に終わり、首位連続記録は11でストップした。しかし、失速気味に見えていたほかの機種が大奮闘。下位をがっちりとソニー勢が占める結果となった。
  • メーカー別ではソニーが4機種5モデルでトップ。キヤノンが4機種で追い上げる。一方ニコンは、今回も「Z 9」が1機種で対抗するという構図になっている。

 

Z9は高価なプロ用機にもかかわらず、発売から10ヶ月以上経過して1位に返り咲くのは本当にすごい人気ですね。ただ、ニコンは1機種のみのランクインなので、中級機でもZ9並の人気機種が欲しいところです。

ソニーはα7 IVが3位で1位連続記録が途切れてしまいましたが、集計期間中にα7R Vの発表があったので、様子見した人が多かったのかもしれませんね。とは言えランクインしたモデル数ではソニーはトップで、業務用機のFX3や高価なプロ用機のα1などを含めて幅広く売れているようです。

キヤノンはEOS R5やR6、R3などが上位にランクインして好調ですが、R7は供給が安定しないようですね。今後R6 Mark IIが登場してどの程度の人気になるのか興味深いところです。