富士フイルムのカメラの良い点と悪い点

DPReviewTVに、富士フイルムのカメラの良い点と悪い点についての動画が公開されています。

DPReview TV: The good and bad of Fujifilm cameras(via FujiRumors

良い点

  • 様々な異なるタイプの写真家にアピールする様々なスタイルのカメラ(モダンなものからビンテージなものまで)がある。
  • 同じセンサーで様々な価格帯のカメラを提供している。
  • APS-Cセンサー機のラインナップを刷新し続け、現在では4000万画素機と積層型2600万画素機もある。
  • 動画機能を着実に改善している。
  • X-H2/X-H2Sは動画に最適化されたモデルだが、ローリングシャッター効果の少なさとダイナミックレンジを優先するならX-H2S、絶対的なディテールを優先するならX-H2が選べる。
  • サードパーティー製のAFレンズの選択肢がある。

悪い点

  • 現在、富士フイルムはハイエンド機に注力しているが、手頃な価格帯の製品が少ない。
  • XC35mm F2のような手頃な価格の単焦点が少ない。
  • ポケットサイズのもっと手頃な価格のカメラが欲しい。
  • AFは食付きが良くなっているが、まだ他社に少し後れを取っている。時折、レンズの動きが被写体に追いつかないことがある。
  • 動画で画面タップで追尾する機能がない。
  • GFXシステムはリーフシャッター(レンズシャッター)のレンズの選択肢が無い。富士フイルムは過去にハッセルブラッド用のリーフシャッターのレンズを製造していた。アダプターでハッセルブラッドHシリーズのレンズは使えるが、AFはない。富士は読み出しの速い積層センサーやグローバルシャッターの登場を見込んでいるのかもしれないが、それは中判カメラへの導入はまだ先のことだ。

 

富士フイルムの良い点では、上記以外にフィルムシミュレーションや美しい発色がありますね。あとは、ハイエンド機で、3方向チルトのX-T5とバリアングルのX-H2 / X-H2Sの選択肢があるのもポイントが高いです。GFXのリーフシャッターのレンズは、フラッシュの全速同調が欲しい人のために1本あってもいいかもしれませんね。