富士フイルムがX-Pro3の耐久性の問題で集団訴訟を起こされる

PetaPixelに、富士フイルムがX-Pro3がモニタの耐久性の問題からニューヨークで集団訴訟を起こされたというニュースが掲載されています。

Fujifilm Sued for Falsely Advertising X-Pro3 as Having 'Reliable Durability'

  • 富士フイルムは「欠陥のあるリボンコネクタケーブル 」を使用しているにもかかわらず、X-Pro3に「信頼できる耐久性」があると偽って宣伝していると主張する集団訴訟の対象になっている。

    写真家のJethro Inong氏は、ニューヨークで集団訴訟の訴状を提出し、富士フイルムX-Pro3は、同社が主張しているような「耐久性・信頼性があり、何年にも渡って適切な動作状態を維持できる」ものではないと主張している。

    訴状によると、富士フイルムが「抜群の耐久性」を約束する広告文言にもかかわらず、カメラは確実に機能せず、緩んだり外れたりする欠陥のあるリボンコネクタケーブルを使用しており、欠陥がないとは言えないと述べている。

    「この欠陥により、ファインダーやモニタに不具合が生じたり、完全に動作しなくなるなどして、機器の機能や性能に影響を及ぼした」と訴訟を提起している。

    「ほとんどの消費者は、この欠陥に関連する問題に遭遇している。これは、リボンコネクタのケーブル機構があまりにも弱く頻繁な開閉に耐えられないためだ」

    富士フイルムは、PetaPixelのコメントに即座には応じていない。

 

Googleで検索してみると、日本でもX-Pro3の背面のサブモニターが表示されなくなったり、表示がおかしくなったという報告が結構挙がってるようです。X-Pro3は、背面を開かないと液晶モニタが確認できない構造なので、開閉回数が通常のチルト式モニタよりも多くなり、不具合が出やすくなるのかもしれませんね。この件について、富士フイルムが無償修理等の対応を取るのかどうか気になるところです。