techradarに、富士フイルムX-T5のハンズオンレビューが掲載されています。
・Hands on: Fujifilm X-T5 review
- 動画への移行が進む中、富士フイルムは同社の強みであるレトロな魅力やコンパクトなボディなどの強みを倍増させたスチル中心のカメラX-T5を開発した。X-TシリーズのTは「伝統(traditional)」の意味で、フィルムカメラの感覚で楽しく撮影したい人に人気があるカメラだ。X-T5もその精神を受け継いでいる。
- X-T5の価格は1699ドルで、驚いたことにこの価格は2020年初頭に発売されたX-T4と全く同じだ。
- X-T5はX-T4から幅が5mm小さくなり、重さは50g軽くなっている。耐候性はX-T4と同等だが、サイズ的にはX-T1に戻っている。
- X-T5は3方向チルト式モニタやパワーアップした手ブレ補正を採用し、スチルカメラマンにとって、X-Tシリーズのベストヒットコレクションのようなカメラだ。
- X-T4のバリアングルモニタが動画寄りすぎるという意見があり、バリアングルとチルトは意見が分かれるところだが、我々は3方向チルトの方がスチルには適していると考えおり、X-T5でこれが復活したのを嬉しく思う。
- X-T5では電源スイッチが少し奥まった位置にあり、カメラバックの中で意図せず電源をオンにしてしまう可能性が低くなったのは喜ばしいことだ。
- 動画撮影に興味のある人には、HDMI端子がX-Hシリーズのようなフルサイズではなく、より小型のmicroHDMIで、また、ヘッドホン端子が用意されていない(USB-Cアダプターで音声のモニターは可能)のは悪いニュースだ。
- 最も議論を読んだのは縦位置グリップが用意されていないことで、富士フイルムは、これはX-T5をできるだけ小型化したかったためだと述べている。しかし、X-T5のバッテリーライフは580枚(エコモードで740枚)であることを考えると、これが大きな失敗だとは思わない。
- 連写は最大でメカシャッターで15コマ/秒、電子シャッターで20コマ/秒が可能だが、高解像度なので、連写のコマ数に影響がある。例えば、非圧縮RAWではバッファがいっぱいになるまでに15コマ/秒で1秒強(19枚)しかない(X-H2は15コマ/秒で400枚、26秒撮れる)。JPEGなら8秒近く撮れるがハイアマはあまりJPEGを使いたがらないだろう。
- スチルの写真家にとってプラスの面は1/180000秒のシャッター速度や、1億6000万画素のピクセルシフト撮影が可能になったことだ。
- 撮って出しJPEGの画質はXシリーズの強みの一つで、これはX-T5でも変わらない。X-T5では10bitのHEIFフォーマットにも対応している。
- 4020万画素センサーは、画素数が多いだけではなく、より低画素のAPS-Cセンサーと比較して、ノイズやダイナミックレンジの面で大きなペナルティはない。つまり、X-T5はX-H2同様にISO6400まで快適に撮影することができる。しかし、短い時間しか使用できなかったので、最終的な結論は正式なレビューに譲りたい。
- X-T5はスチルメインのカメラかもしれないが、動画も8Kはないがオーバーサンプリング4K30p 4:2:2 10bit、F-log2に対応し、十分すぎる性能を備えている。
- X-T5は写真撮影にベストのカメラになる素質を備えており、3方向チルトはX-T4よりも写真寄りであり、レトロなダイヤル操作はX-H2にはない昔ながらの撮影体験を可能にしている。また、X-T5の被写体認識AFやIBIS、4020万画素の解像度は多くの写真家にとって魅力的なものだろう。しかし、バッファはRAWの連写ではかなり少ない。
- X-T5はスポーツやアクション向けのカメラではなく、よりパワフルなX-H2とどちらを選ぶかは悩ましいところだが、写真を撮る楽しさを味わえるミラーレスカメラを求めているのであれば、X-T5はワクワクするカメラになりそうだ。
- 富士フイルムはX-H2の現代的な機能をレトロ調のボディに詰め込み、最高の写真体験のできるカメラを造った。バッファが限られているので、アクションやスポーツの撮影をする人は他のカメラを選択するべきだが、それ意外の人はX-T5の魅力に触れてみて欲しい。
- 良い点:印象的な4020万画素APS-Cセンサー、最新の被写体追尾AF、楽しい写真体験、有用なIBIS。
- 悪い点:連写時のバッファが小さい、グリップが用意されていない。
最近は動画機能を重視してバリンアングルモニタを採用したハイブリッドカメラが増えていますが、3方向モニタを採用しスチル重視のX-T5は、写真をじっくり撮りたい人には非常に魅力的な選択肢になりそうです。
バッファが小さいので、スポーツや野鳥などの撮影にはあまり向かないようですが、そのような用途ではX-H2やX-H2Sを選んで欲しいということでしょうね。とは言え、X-T5は連写も動画も普通に使うには十分以上のスペックで、なんでも撮りたいという人の要望にも十分応えてくれそうです。
ベル
T3までのTシリーズのファンとしてはT5のコンセプトは非常に好ましいです。
買います
ただ、H2との価格差が小さすぎてTシリーズファン以外はH2に流れそうですね。
それが原因でTシリーズの売上が芳しくなかったときに打ち切りにならないか心配です。
諒
それで十分です。
動画も撮るならH2で
と上手く棲み分けできてて良いと思います。どちらも欲しいから良い意味で迷います…
甘党
T4よりも高画素化された分、連続撮影可能枚数が減ってしまうのは理解出来ますが、クロップして画素数を落として連写した場合でも、連続撮影可能枚数がT4よりも負けているんですよね。
個人的には連写なんてほとんど使わないので全然問題ありませんけど。
それよりも3軸チルトが復活したことが嬉しいので買います。
ソニーのα7RⅤの4軸マルチアングルが完璧だ、という声もたまに聞きますが、あちらと比べてもフジの3軸チルトの方が私は好みです。
4軸マルチアングルの場合、結局バリアングルがベースになっているので縦位置ローアングル撮影ではわざわざモニターを反転させる必要があり面倒ですし、Lプレート装着時に縦位置で雲台へ固定中はモニターが雲台と干渉して動かせないのも使い勝手が悪く思います。
fjaguar
今日、X-T5を触ってきました。少しチープな印象で残念の一言。シャッターのフィーリングが安っぽい。昔持っていたX-E1を思い出しました。懸念のグリップはやはり浅く、重めのレンズでは心許ない感じ。別途、拡張グリップが必要と感じました。そうすると100g重くなり、なんだかな〜となります。ぜひご自身で一度触ってみられる事をお勧めします。その点、X-H2は懸念点が少ない。買おうと決心したが、時すでに遅し、玉無し。
片田舎の写真屋
T5は本当に写真を撮るカメラ(8K動画やスポーツなどはH2(s)で)なんですね。
お値段も海外は300ドルの差があって、T5は4万くらいは安くなるのかな?と思ってましたが、国内においてはH2の26万と大して差が無いとは・・・。
H2を買えばいいじゃん!とは思いますが、スナップシューターとして見るとT5の方が良いですしね・・笑
ふじや
Hシリーズはあまりに大きすぎるので、T5は大歓迎です。
動画メインの人はHシリーズと、選択肢があるのはいいことかと。
価格差がたいしてないのも何も問題もありません。
かんたろう
皆さんはファインダーの差は気にならないんですかね?
ファインダー見て撮る機会が多いので私は重視しています。
mQ
X-T5は、動画も撮れるスチルカメラだから問題ないと思う。
動画を撮りたければ、写真も撮れる動画カメラのX-H2をどうぞというフジの回答。
選択肢をちゃんと用意してくれるフジは偉い。
次はサイクル的にX-Pro3、X-T30、X-S10あたりですかね。
X-Pro4や中級機もX-Trans CMOS 5 HRを搭載するのか、中級機はX-Trans CMOS 5無印を搭載するのか、気になるところです。
フラッグシップ→X-H2S
動画メイン→X-H2、X-S10
スチルメイン→X-T5、X-T30
スナップメイン→X-Pro3、X-E4
カタスマー
考えようによってはダイヤル(部品点数)の多いT5の方がH2より高くなってもおかしくないのかも?
欲を言えば21〜22万円くらいを望んでいましたが、まあ物価高のご時世なことを加味すると仕方ないですね。
らぷたん
フジに全てを求める人は少ないと思うのでこれで良い気がします。
個人的にはEシリーズの早期復活を望みます。
靴
fjaguarさんが仰るように、わたしもチープだな、と感じました。
ROBSON
街歩きや普段使いにしたいです。
動体や気合入れて撮影したいときは、グリップの深い別機種で使い分け。
気軽にカメラを持って出かけよう、そんな気にさせてくれるオシャレでわくわくするカメラだと思います。
とにかく欲しくてたまらなくなってしまいました!
は→と
個人的には動画は全然撮らないので、割り切るなら測光モード切り替えレバーも復活して欲しかったです。
特等席にスチル↔︎ムービーの切り替えレバーあっても使わないんだよなぁ…
でもバリアングルの復活で、X-T3からの買い替えする予定です。
縦型グリップ無くなったのは少し残念ですが、本体が小さくなった事も楽しみです。
pro2 ユーザー
事前リークのころから購入する気満々でいましたが、店頭予想価格を見て断念。。
ファインダーや多くの方が言われている連写時のバッファーなど、H2よりも明確にダウングレードされている点が多いにも関わらず、なぜ1万円も差がないのでしょうか(どこにコストがかかっているのでしょうか)?
もちろん、軽量であることなど、h2よりt5の方が優れている点もあるのは分かりますが、$300以上の差はどこに行ったの?という感じです。
個人的には21-23万くらいか妥当だと思っているのですがね…t5でこの値段だと、pro4が30万近くになってしまうのではと恐怖しています。
g
実機を触った方のチープという意見は気掛かりですが、私はやはりT系が好きですね。
T5がT系の中で特にチープというのでなければ何の問題もないのですが。
H系とT系を代々使ってきましたが、理由はフジの色とアナログな操作系だったと再確認しました。
同軸チルトが好みなので、スペックだけみると理想のXマウント機が来たという感想です。
EVFはH2より落としましたがチルトLCDは高精細という事で、いつもと違うアングルで撮りたくなるカメラです。
ドラネコ
このカメラに動画を期待する人は少ないでしょうから、スチル撮影中心は大いに結構です。ただ、実機を触った人にチープと言われてるのは残念ですね。金属ボディ、重いのがダメなら軽量でも質感のあるカメラを出して頂きたいです。
朔
pentax K3iiiもそうですが、ヘリテージデザイン系のカメラはバッファ少なくてもいいって言う暗黙の了解でもあるんですかね?
連写はしないとはいえ連続でシャッター切ることはままあります。
そういう時にバッファ切れとかは如何ともし難いイライラになるんでバッファは多めの方がいいんですが。
きんぐ
T1から使って、今はT4使っています。
実際に触りに行けないので、写真だけ見ましたけど、
T4と変わらないかなと思いましたが、触ってみないとわからんですね。
シルバーよりブラックが好きです。
H2より、ファインダー劣るのと、バッファ少ないのは残念だけど、
ノスタルジックネガがT系に来たというのが大きいので、予約します。
コストカッター
T5とH2は米ドルで300ドル違い、日本では今の所7,000円の差。
ファインダーやバッファ、質感はまだ確かめていないけれど落ちるとなれば
初期の値付けは失敗かも知れませんね。(T5はダイアルが多いけれどH2は液晶付いてますし)
個人的には後に卸値を下げるかキャッシュバックで対応するんじゃ無いかと思っています。
T5欲しいのは山々ですが20万前後がしがないサラリーマンには出せる限界です。
欲しいレンズもあるので。
風
うーん、実機を触った方のシャッターと外装がチープという意見は気掛かりですねぇ。
X-T4のシャッターは非常に音が小さく良かったので、変更する理由はないと思いますが・・・。感触は個人差がありますので、六本木で確かめることにします。
カタログスペックで最も残念なのは、連写枚数ですね。
私はJPEG+RAW非圧縮をもっぱら使っていますが、X-T4では高速連写すると10数枚でスローダウンしてしまいます。
価格をX-H2と同じにしてもバッファー容量は同じにして欲しかったです。
あとは外観でペンタ部のデザインが・・・。
まぁ、カメラは後から覗くもので、前から眺めるものではないので、あまり気にはしないのですが。
むしろ、このところXシリーズはスクエアなデザインに走っていますが、私はX-T2のようなコーナーが丸い方が好きです。Tシリーズはグリップが小さいので、ボディは親指の付け根付近で支えることになるのですが、重いレンズXF100-400mmなどの使用時では、角が立っているので長時間構えていると、そこが痛くなってきます。
デザインっていうのは見た目だけではないはずなのですが。
nanasix
どこに金かけてるんだよっていうご意見がありましたが、
「小型化」一言ですね。今回一番の売りはこれでしょ。
T4持ったとき「デカくなったなぁ」と思ったモノでしたが
チルトになって、T1とほぼ変わらないサイズというのは
最大の欲しくなる要素。買い直したT1と並べてニヤニヤ
したいと思っています
森人JAZZ
風さんありがとう。
フジフィルムイメージングプラザ、
また六本木に移転したのですね。
知らずに丸の内に行くところでした。
わたしも触れて諸々確認したいです。
Oort
チルトにしたので、ファインダーも高性能にして欲しかったなと思います。
とし
T5欲しいとは思うんですがH2との価格差考えると少し高いイメージになりますよね…
マップカメラだと下取りで特典の割引で1万近くは安くなる可能性があるのかな?
8日には価格もはっきりするので色々と検討してみます。
もしかしたら年明けにもH2やH2Sの価格改定で値上げしてバランスとるのかもなんて考えると案外H2を今買うのがお買い得なのかな?
甘党
安っぽいという意見が気になってしまい、実機確認してきましたが、個人的には全然そんな風には感じませんでした。
メカシャッターが非常に静かで音が軽いところが、人によってどう感じるかですかね。
E4やS10のガシャっていうショックの大きなシャッターフィーリングが好きでなかったですがそれとは正反対な感じ。
T3よりも静かで良い印象、T4は使ってなかったのでわかりません。
その他ボディの見た目や剛性感も従来のTシリーズ同等の印象。
露出補正ダイヤルが少し軽くなり、親指だけで回せるようになったのは使いやすいなと思いましたね。
dm
安っぽいというのが気になり触ってきました。
確かにそんな印象は受けました。ただコンパクトになりましたね。それは実感できます。
ただやはり実機を触ってみて、スペックや価格も含めてこれだったらやはりX-H2の方がいいやと感じました。
所有感だけで言えば物理ダイヤルレイアウトのX-T5も捨てがたいのですが…
33マン
フジフイルムスクエアで実機(11/4。黒色のみ展示有)を見てきましたが、外観・操作感共に、個人的にはチープな印象は受けませんでした
甘党さんが触れられているシャッターフィーリングの他に、人によって意見がわかれそうだと感じたのは、軍艦部の塗装の粒子が細かくなっている点で、見ようによってはプラっぽく感じてしまう点(ツルっとした感じ)くらいでしょうか
(私が現在使用しているX-T1との比較なのであまり参考にならないかもしれませんが)
野鳥撮りユーザー
機能は満足、あと価格面で期待していたんですがそこだけ残念です。
動画はあまり撮らない派ですが、昔からある動画の為の機能制限して安くしてほしいという理屈は正しくないんでしょうね。
その分需要が偏るという事なんでしょうか。
M.T.H.
値段に関して言えば円安と原材料費の所為なだけで11月からの価格改訂後の日本価格って感じでしょうね。
発表価格で1699ドルですしね。むしろ現行機値段上げないで頑張ってるってことで。
leo
フジフイルムスクエアで触ってきましたが、小型軽量になったことで中身がスカスカなくらいの感覚になり、これが人によってはチープに感じる要因のひとつかなと思いました。シャッターも軽くなったという感じはありましたが、個人的には良いかなと思いました。
CFexpress type Bを採用していない以上、H2に比べてバッファが詰まるのは仕方ないですね。とはいえ、2600万画素くらいのM-RAWで記録できるようにして撮影可能枚数増やしてくれたらよかったなとは思います。
(カメラ側が高速伝送できるならば)バッファクリアも含めてProGrade Cobaltなどの高速なSDは必須だと感じるレベルだったので、このセンサーがUHS-Iのみ対応の機種に入るときついのではと思いました。
風
Leoさん、ありがとうございます。
スペックダウンのように見えるが、メディアの書き込み速度の違いによるものということですね。
私の場合、スロット1へ非圧縮RAW、スロット2へJPEGを書き込んでいますので、X-T4のカタログ値(非圧縮RAW 35枚)の半分くらいしか高速連写は出来ません。
でも変なのですよ。以下はカタログスペックですが、ロスレス圧縮および非圧縮RAWに関してはX-T5の方が記録枚数が下がっているのです。圧縮RAWおよびロスレス圧縮はプロセッサの能力差が生じるかもしれませんが、その場合はT5>T4です。ロスレス圧縮および非圧縮RAWでT5<T4、しかも2/3まで落ちるというのは理解できません。どちらもメデイアはSDカードのはずです。
X-T5 CH連写 メカシャッター 約15コマ/秒 連続記録枚数
JPEG: 119枚、圧縮RAW: 39枚、ロスレス圧縮RAW: 22枚、非圧縮RAW : 19枚
X-T4 約15コマ/秒[連続記録枚数]
JPEG: 110枚 ロスレス圧縮/圧縮RAW: 38枚 非圧縮RAW: 35枚
なつ
記録枚数が下がるのは一枚当たりの容量が増えるから仕方ないのでは…?
ヒタ
六本木のイメージングプラザで実機触ってきました。
ブラックのみ展示されていました。
Xシリーズは数台使用歴があり、今はX-T4を使用しています。
X-T5は確かに少し安っぽさを感じました。
他の方が書かれている要因の他に、ワタシ的には質感がマットになったことからかなと感じました。
N君
T3から乗り換えを思案中ですね。T5のチルトいいけどチープですか?バッファ少ないですか?T3とT5の乗り換えにあたっての使用感などどなたか動画をUPしてくれないでしょうか?価格も20万~21万あたりにして欲しいですね。
このご時世バッテリーやSDカードがもれなくついてくるキャンペーンなどあるといいですね
最近は先行予約を逃すと入手が半年先になるってよく聞きますが、このあたりはどうなんでしょう。
Y6
手元のX-H2にUHS-IのSandisk Extreme PROを入れて非圧縮Rawで連写してみると、15コマ/秒で67枚なので、バッファ容量に関してはX-H2と比較して1/3~1/4に削られているとみていいのではないでしょうか。
UHS-II対応とはいえ、X-T5のバッファが少なすぎて、回復力を高められるにしても連続連写枚数は伸びないでしょう。
縦位置グリップの設定があればH2のサブ機として買ったかもしれない。
風
連写枚数と六本木におけるハンズオンの感想です。
撮影したデータは一旦①バッファーに読み込まれ、②メディアに書き込まれますが、2枚目以降は①と②は並行して行われると考えられます。そこで②を遅くすれば①の容量が概ねわかると考え、読み取り速度の遅いSDカードで試してみました。
X-T4でメカシャッターCH連写15枚/秒の設定です。ただ体感では8枚/秒しか出ていない感じです。高速なメディア使用、自分の普段の使い方に合わせJPEG+RAWにしており、カタログ値との差はこれが原因路思われます。枚数は連写速度がスローダウンを始めた枚数でシャッターが切れなくなる枚数ではありません。データは左から画像ファイル容量、スローダウンまでの枚数、カタログ値の順です。
JPEG 14MB ― 110枚
JPEG+圧縮RAW 28MB 33枚 38枚
JPEG+ロスレス圧縮RAW 31MB 33枚 38枚
JPEG+非圧縮RAW 58MB 32枚 35枚
JPEG+非圧縮RAW(X-T5六本木) 19枚 19枚
連写限界はバッファー容量の影響が大きいのは、撮影停止後もバッファーからメディアに書き込みが続けられており、右上のランプが点滅して、撮影が書き込み終了まで出来なくなります。高速メディアを使うことは②を速めることで①の限界を見かけ上大きくすることが出来るといことになります。
昨日、六本木で確かめて見ましたら、JPEG+非圧縮RAWでは19枚ほどでカタログ値どおりでした。しかし、何故、X-T4で変わらないロスレス圧縮RAWと圧縮RAWの値がX-T5では変わってしまうのか、対応してくれたお姉様は「わかりません」ともことでした。①+②も関係は比例ではなく、ファイル容量が大きくなる(60MBを超えると)と低下度合いもそれまで以上に大きくなるという関係なのでしょう。バッファーはプロセッサー自体にあるので、簡単に変更できないのかもしれませんね。
マット塗装のチープ感ですが、私には感じられませんでした。野鳥を撮る方はなるべく反射を抑えて欲しいらしいです。
シャッター音は明らかにX-T4と異なります。決して大きい音ではありませんが、音としてはX-T4の方が私は好きです。
大きさは明らかに違い、X-T二桁の座はなくなったかもしれません。それよりも小型化により操作性への影響ですが、右手のジョイスティック操作時に掌との間に隙間が生じて、支えながら親指で操作することが出来なくなってしまいました。これは想定外です。
重さの方は付けるレンズ次第でしょうが、手持ちのXF16-55mm、XF50―140mmを付けさせてもらいましたが、あまり違いは感じませんでした。当たり前ですね。もっと軽いレンズなら差の違いは大きく感じるのでしょうが。
十三式
X-T4とPro2ユーザーです。
当初T4のバリアングルに違和感がありましたが、ウエストレベル他、モニターを見ながらの撮影はタッチON状態でAF選択をして撮り、EVF時はそのモニターをそのままパタンと裏返しに収め、鼻や指での誤タッチを気にせずに覗いて撮れるというスタイルが、あまりにも便利で、さすがの進化だと感じましたが、そんなことを考えたらT5のチルトは残念ながら後退してしまったように思えます。
T4がHシリーズまでも網羅したモデルだからということもあるのでしょうけど、そう考えるとPro3のファインダーがPro2より劣化してしまったのと同じで、Tは4、Proは2で今のところ良いかな?という感想です。
ふじや
T5の現物見ましたがT4までと比べて特にチープという印象は受けませんでした。
みっしり詰まっている感じがし、小型化していて、じゅうぶん満足できそうです。
欲を言えば、スチルと動画切り替えダイヤルを、カスタマイズできるようにしてほしい。測光にしたい。
動体をあまり撮らず、動画を撮らず、連写もそこまでしない人はT4、
動体をよく撮り、動画を撮り、連写もする人はH2Sと、
棲み分けできていいのではないでしょうか。
若干、H2の存在が謎になってきましたが……。
シゲ
T3やT4と比較して第一印象チープ感が否めず、本日再度展示機をよく見てみました。
軽量化の為か、おそらくフルマグネシウムボディでは無くなったんだと思います。
背面などに上手くプラスチックを使って、軽量化を図ったのかなと。
歴代Tシリーズと質感は若干異なりますので、購入前に一度実機を触ってみることをオススメします。
ドナドーナ
ふじやさん
H2はT4までのダブルフラッグシップ時代の恩恵を受けていた人
普段は静止画で必要無いけど偶に動画撮影・連写・動体撮影の何れかをガッツリ使うのでそれなりに性能が無いと困るというユーザーの受け入れ先になるのかな…と個人的に思っています。
私も普段はT5の性能で問題無いですが年に数回XF100-400で競馬を撮るので連続撮影枚数の少なさは大問題。でも年数回の為に安くないH2sとT5の2台用意はできない…でH2を取り寄せています。
g
六本木で触ってきました。
写真でみるよりグリップ形状とシャッター位置の変更が大きいです。
私は手が小さいので、16-55くらいのレンズならH2系よりむしろ安定します。
これは実機を触ってみて驚きました。
所有している機種で言うと、T4よりH2sが安定しますが、H2sよりT5が私には最適でした。
ただ、手の大きい方だとH2系の方が良いかもしれません。
ブラックの塗装は反射を抑えられていて、撮る道具として好ましいです。
EVFのドット数がH2系より少ないのも気になりませんでした。
森人JAZZ
私も六本木で触ってきました。
チープさは感じませんでした。
それより、T4(棚から出して頂き)と比べて
その小型化・軽量化・凝縮感が大変気に入りました。
また
私的にT系で不満だった露出補正ダイヤルもちゃんと操作しやすくなり
発表写真では不安だったグリップも形状が変更されて大変握りやすく
操作に関しては大満足なカメラでした。
ただ、シルバーがまだ未到着だったので2色を比較してから
購入(予約)に進みたいです。
Golauchan
六本木で触れてきました。
風さんの「私はX-T2のようなコーナーが丸い方が好きです。」に同意します。
T1, 2, 4と使ってきて、T4の背面から見ての右下のほんの少しのゆるい盛り上がりが、下の方で親指の付け根の関節あたりにきて、重いレンズではなくとも、長く保持すると痛くなります。
機能上、構造上の問題ではなく、単にスクエアを目指したデザインであれば、悲しい気もします。
シャッターの音自体はT4の低くコトリという感じがM型ライカを思わせましたが、T5は今風で、特に何らかの遜色があるとは思いませんでした。
あえてのことをいうと、カメラ本体の重さは慣れることができますが、大きさ、ディメンジョンは数ミリ単位であっても慣れるのに時間がかかります。
そのあたりの一貫性を、小型化されうれしいのですが、今後はキープしていただきたいと思います。
風
Golauchan さん
大丈夫です、今日、ヨドバシカメラで確かめ増したが、X-T5のその部分は少し丸みを帯びていましたよ。
細かいところですが、富士フイルムは気を遣ってくれています。
残念なのは連写枚数だけです。
でも、非圧縮RAW+JPEGで順次記録だと、128GBのカードでも1100枚くらいの枚数しか記録できない計算です。
2泊3日の撮影旅行だと1枚だけではかなり危うくなりますので、連写は控えめでちょうど良いかもしれません。
yamaty
本日、キタムラさんにて実機を見させて頂きました。
予約日早々に注文しましたが、此方のネガティブコメに少々心が沈んでましが、手に取り各所を確認、総合的(個人的)に全く問題無く、改めて発売日が待ち遠しくなりました。
外観・機能他、個人的な感触・感覚がございますので、実機が確認出来れば是非確認してみて下さい。ほんと!発売日が楽しみです。
Anonymous
富士フイルムに直接問い合わせ結果=公式見解
「X-T5はフルマグネシウムボディ」
以上参考まで