CIPAが、2022年10月のデジタルカメラと交換レンズの生産出荷実績表とグラフを公開しています。
2022年10月のデジカメの総出荷台数は前年同月比で130.1%(金額ベースで184.0%)と、台数ベース、金額ベースともに前年同月を大幅に上回っています。今年は夏以降のデジタルカメラの出荷は好調で、10月になってそれが更に加速しているようです。
カメラの出荷台数のうち、レンズ一体型は前年同月比で121.9%(金額ベースで185.5%)と久しぶりに台数ベースで前年同月を超えてきましたね。レンズ交換式は前年同月比で133.7%(金額ベースで183.8%)と、先月引き続き前年から大幅に伸びています。
レンズ交換式のうち、一眼レフの出荷台数は17万4890台、ミラーレスは41万8113台で、一眼レフとミラーレスの台数の比率は先月とほぼ同程度となっていますが、金額ベースではミラーレスが一眼レフの約7.1倍となっており、単価はミラーレスが3倍近いですね。
どりゃー
海外向けミラーレスカメラが好調
新製品と半導体など原材料不足の解消と円安
の3大要因でしょう
ワールドワイドのカメラ市場は底打ちとみて良いと思います。
ただ日本国内の出荷は少ないですので
相対的に日本市場の地位低下は進んでしまった感があります。