ヨドバシカメラの2022年11月下期の交換レンズのランキングで受注生産の「Z 600mm f/4 TC VR S」が3位に

CAPA CAMERA WEBに、ヨドバシカメラの2022年11月下期の交換レンズの売れ筋ベストテンが掲載されています。

5社がしのぎを削る大混戦! いま売れてるレンズTOP10

  • データ集計期間 : 2022年11月16日~11月30日

    第1位 ソニー FE 24-70mm F2.8 GM II
    第2位 シグマ 24-70mm F2.8 DG DN | Art (Eマウント)
    第3位 ニコン NIKKOR Z 600mm f/4 TC VR S
    第4位 キヤノン RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
    第5位 タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Eマウント)
    第6位 ソニー FE 24-105mm F4 G OSS
    第7位 タムロン 50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD (Eマウント)
    第8位 ニコン NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
    第9位 タムロン 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 (Eマウント)
    第10位 キヤノン RF70-200mm F2.8 L IS USM

  • 前回までのソニーとキヤノンの2強対決からガラリと流れが変わった。年末商戦に向けて各社が本気モードに入ったようだ。メーカー別では、タムロンが3機種でトップに立った。前回、5機種がランクインして大きくリードしていたキヤノンは、今回は2機種にとどまった。ソニー、ニコンもそれぞれ2機種ずつで横並び。シグマが1機種となっている。
  • ソニーは8月下期以来の首位を奪還した。ランクインがいずれも標準ズームなのは、フルサイズミラーレス「α7R V」の登場によるものだろうか。
  • シグマは前回と同順位でトップ3入りをキープしたものの、ランクインしているのは1機種のみと寂しい結果になっている。
  • ニコンは受注生産の超望遠レンズ「NIKKOR Z 600mm f/4 TC VR S」が3位にランクイン。
  • キヤノンはここにきて失速している。12月15日発売予定のフルサイズミラーレス「EOS R6 Mark II」がからんだ待機モードなのか、今後の動向を注視していきたい。
  • タムロンは3機種がランクインして、メーカー別では最多となっている。勢いに乗るタムロンだが、ボーナス商戦がスタートする12月は激戦が予想される。

 

実売で200万円近くもするZ 600mm f/4が3位にランクインするとは驚きですね。ニコンの超望遠は、Z100-400mmやZ800mm f/6.3、Z400mm f/4.5など人気のあるレンズが本当に多いですね。

1位のソニーのFE24-70mm F2.8 GM II は小型軽量化しながら高性能化を実現したレンズで、人気になるのも分かるレンズです。キヤノンが今回精彩を欠いているのは、11月4日の値上げ前の駆け込み需要があった反動でしょうか。