Lensrentalsに、2022年にレンタルされたカメラやレンズの製品別やメーカー別などのランキングが掲載されています。
・The Top Rented Cameras and Lenses of 2022
- 毎年、その年に最もレンタルされた機材を当社のレンタルデータから紹介している。このデータを解析し、これまでと比較することで、業界のトレンドや次年度の予測について、より深く知ることができる。
- 最もレンタルされた機材は、2年連続でキヤノンEOS R5だった。リストを掘り下げてみると、最も注目すべきはRED Komodo 6Kで、ついにトップ20にREDのカメラがランクインした。他にもEOS C70やFX3がトップ10入りするなど、動画に特化したカメラがランクインしている。また、いくつかのEFレンズがランクインし、6年以上前のEOS 5D Mark IVが8位をキープしているのは驚きだ。
- カメラのブランド別シェアでは、2022年もキヤノンが首位をキープしており、ソニーはシェアを伸ばしている。Blackmagicとニコンは、それぞれ昨年からシェアを落としている。最も驚きなのはライカがより低価格で同じようなスタイルの富士フイルムを上回ったことだ。
- レンズのブランド別のシェアでも、キヤノンがボディ同様、他社を大きく引き離している。シグマはRFマウント用レンズが無いためにやや後退し、ニコンはシグマよりも更にシェアを落としている。
- レンズマウント別のシェアでは、EFマウントがまだ首位の座にあるのが興味深いところで、RFレンズがもう少し伸びてくると思っていた。しかし、EFマウントは何年も前から動画では標準のマウントになっているので、移行には時間がかかるだろう。
Lensrentalsでレンタルされた機材のメーカー別のランキングでは、昨年と同様に1位がキヤノン、2位がソニーですが、ソニーがキヤノンとの差を詰めているようですね。
交換レンズではシグマがニコンよりも上位にランキングされており、ライバルのタムロンに大差をつけているのが目を引くところです。
マウント別ではEFマウントが引き続きトップですが、Eマウントとの差は急速に縮まっているようです。RFマウントは伸びてはいますが、EFマウントの減少の方が大きいので、EFからEマウントなどの他のマウントに流れているようですね。ニコンはFマウントは4位ですが、Zマウントが7位とここでは今ひとつ元気がないようです。
karatake
シグマのシェアが大きいのは、シグマのシネレンズをレンタルで使う人が多いからかもしれませんね。
Fマウントユーザー
これらデータを見ると、やはりNikonはFマウントからZマウントへの乗りかえがほとんどできていないという風に見えます。シェアを追わないとしても、2強と比べダブルスコアで引き離されていることは深刻であり、戦略そのものを見直さなくてはならないのではないでしょうか。大変心配な状況だと思っております。
京介
こう言うデータを見ると、レフ機自体のとりあえずキャノンかニコンって時代は終わったんだなって思わされますね
へてろ
レンタルが少ないって悪い事ではないと思うんです。気軽に買えないからレンタルする訳ですからね
ニコンユーザーはペンタックスユーザー同様に光学ファインダーやメカシャッターに愛着がある、または既に使用するレンズやボディを揃えている傾向にあります
AFカプラー内蔵のアダプタが出れば移行するのか?と言われればそれは違う気もします
xylogen
EFマウントはブラックマジックやEOSシネマにも使われてるのでビデオカメラに強いlens rentalsではよく借りられてるのかもしれません。そもそもスチルよりビデオ系の方がレンズを借りる文化があるのも影響してるかも。
それより一番下の図の引き算がおかしいことになってますね。