2022年に最も売れた交換レンズはタムロン「28-75mm F/2.8 Di III VXD G2」

BCN+Rに、BNNランキングの集計を基にした2022年の交換レンズの実売台数ランキングトップ10が掲載されています。

2022年に売れた交換レンズTOP10

  • 「BCNランキング」2022年1月1日から12月11日の日次集計データによると、交換レンズの実売台数ランキングは以下の通りとなった。

    1位 タムロン 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2
    2位 OMDS M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II
    3位 キヤノン EF50mm F1.8 STM
    4位 タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD
    5位 タムロン 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD ソニー用
    6位 シグマ 28-70mm F2.8 DG DN Contemporary ソニーE用
    7位 ソニー E 35mm F1.8 OSS
    8位 ニコン AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
    9位 シグマ Art 85mm F1.4 DG DN ソニーE用
    10位 キヤノン RF50mm F1.8 STM

 

BCNランキングでは、高価なレンズが中心のヨドバシのランキングと異なり、比較的低価格なレンズが中心にランクインしているようです。1位のタムロン28-75mm F2.8 G2は旧型から大きく性能が改善され、価格もF2.8通しのズームとしては安価なので売れるのも納得のレンズですね。タムロンは他にも4位と5位に高倍率ズームがランクインしており、非常に好調のようです。

単焦点レンズではキヤノンのEF50mm F1.8 STMが3位と最も売れていて、ミラーレスへの移行が進んでいる今でも、キヤノンで最も売れているのがEFレンズなのは少々意外でした。ニコンも同様で、Fマウントの35mm f/1.8Gが同社で最も売れているようです。

全体としてはEマウントのレンズが圧倒的に多いですが、ソニー純正はE 35mm F1.8 OSSが唯一のランクインで、低価格なEマウントレンズはレンズメーカーが強いようですね。