ヨドバシカメラで2022年に一番売れたカメラは「α7 IV」

CAPA CAMERA WEBに、ヨドバシカメラの2022年の年間のカメラ販売ランキングベスト20が掲載されています。

1年間で一番売れたカメラは? 売れ筋一眼カメラ2022年間ランキング

  • データ集計期間 : 2022年1月1日~12月31日

    第1位 ソニー α7 IV ボディ
    第2位 キヤノン EOS R5 ボディ
    第3位 ニコン Z 9 ボディ
    第4位 キヤノン EOS R6 ボディ
    第5位 ソニー FX3 ボディ
    第6位 ソニー α7S III ボディ
    第7位 ソニー α7 IV ズームレンズキット
    第8位 キヤノン EOS RP・RF24-105 IS STM レンズキット
    第9位 ニコン Z fc 16-50 VR SL レンズキット
    第10位 キヤノン EOS R3 ボディ

    第11位 ソニー α6400 ダブルズームレンズキット
    第12位 OM SYSTEM OM-1 ボディ
    第13位 ニコン Z 50 ダブルズームキット
    第14位 ソニー α7 III ボディ
    第15位 ソニー VLOGCAM ZV-E10 パワーズームレンズキット
    第16位 キヤノン EOS R6・RF24-105 IS STM レンズキット
    第17位 キヤノン EOS R10・RF-S18-150 IS STM レンズキット
    第18位 ソニー α1 ボディ
    第19位 キヤノン EOS R7 ボディ
    第20位 ソニー α7 III レンズキット

  • メーカー別ではキヤノンが4機種、ソニーが3機種4モデルでトップを分け合った。3位にはニコンが2機種で続いている。20位までを見てみると、ソニーが7機種9モデル、キヤノンが6機種7モデル、ニコンが3機種と、主力3社でほぼ占められている。3社がしのぎを削る中、唯一12位にOM SYSTEM「OM-1」ボディがランクインして、存在感を輝かせている。
  • 2022年の年間ランキング1位はソニー「α7 IV」ボディ (2021年12月発売)。2021年の年間ランキング11位からの大躍進だ。2022年も供給不足から一時はランク外になることもあったが、トップを取ること15回、トップ5には21回ランクインした。
  • 年間ランキング2位はキヤノン「EOS R5」ボディ (2020年7月発売)。2021年の年間ランキングでは1位だったが、2022年の一眼ランキングでは最高で2位、連続ランクインも11月上期で途切れ、年間ランキング連覇とはならなかった。「EOS R3」は供給不足もあってトップ10入りはわずか6回だった。今年の躍進に期待したい。
  • 年間ランキング3位はニコン「Z 9」ボディ。2022年の一眼ランキングでの1位は4回で、ランク外になることも多かったが、年間ランキングでは3位に輝いた。ニコン勢でトップ10入りしたもう1機種は「Z fc 16-50 VR SL レンズキット」。年間ランキングのトップ10で唯一のAPS-Cサイズ機だ。

 

昨年のヨドバシのランキングは全体としてはソニーとキヤノンが強いですが、ニコンも高価なプロ用機のZ9がトップ3にランクインと存在感を放っていますね。

トップのα7 IVはフルサイズのスタンダード機の定番モデルで、供給不足になっていなければ常にトップ争いをしていた人気機種なので、年間ランキング1位も納得のいくところです。ソニーは供給不足から2022年の前半はあまり元気がありませんでしたが、後半は盛り返してきましたね。

キヤノンは2020年発売のEOS R5が2位と息の長い製品となっていますね。R3はいつも供給不足だったので、この順位も仕方のないところです。廉価フルサイズ機のRPは発売時にはあまり売れていませんでしたが、少し時間が経ってから人気がでてきましたね。

ニコンはプロ用機のZ9とAPS-C機のZ fcがトップ10にランクインしており、Z fcはAPS-Cでは唯一のトップ10入りでヨドバシで最も売れたAPS-Cカメラということになりますね。Z50も13位とAPS-Cでは3番目に売れており、ニコンのAPS-C機は健闘しているという印象です。